黒じぷたの漂流日記

Withうつ病で暮らしているらしい。

会社を辞める、って言ってみたpart3

2017-11-05 22:40:17 | 日記
会社を辞める、って言ってみた。

これで3回目、だ。

これまでは用意周到に辞める発言の準備を形的にも精神的にも準備をしてきたけど

今回は偶然の産物だった。

昼休み、喫煙所にいたら支店長が現れた。

煙草を吸いながら「最近どう?」「ぼちぼちですね」なんて当たり障りのない会話。

今は支店長と2人きり。密な話をするには絶好のチャンス。

私は思い切って言ってみた。

「…年内で退社したいのですが…」

支店長は特に驚く素振りもない。まあ、先だって退社の意向は伝えているからね。

そして私を諭すように語りだした。

支店長の考えでは、来年の組織変更に伴い私を事務職にコンバートするつもりだと。

そうすれば今の売掛金回収業務のような肉体的精神的負担が軽減されるのではないか?

転職活動をして一からまたやり直すのも負担ではないか?

ならば早まらずに残留を選んだほうがいい…そんな感じの話だった。

私は一瞬心が揺らいだ。

私のためにいろいろと考えてくれているのだと思うと大変申し訳ない。

それに歳が歳だ。簡単に就職先が見つかるとも思えない。

そんな中、支店内コンバートの話はありがたい。

…が、支店長は事務を軽視している節がある。

うちの支店の事務は関係各所からの問合せがいろいろ入る。瞬時に対応できる能力と知識が必要。

その上PCのデータの入力と私が不得手な仕事ばかりだ。

支店長は書類整理と資材発注くらいにしか考えてないようだけれど、とんでもない話だ。

なので、言葉を詰まらせていたけど

「やっぱり、もっと単純な労働に従事したい」と言い放った。

支店長は「う~ん」と唸って「まあ、少し考えてみて」

「また近いところでお話をする機会をお願いします」

「そうだね」

2人とも2本ほどニコチンを摂取して喫煙所を後にする。

支店長はそのままランチで外出。私は執務室へ戻る。

エレベーターの中で思った。

この会社皆難しい試験を乗り越えて入社した優秀な人材ばかり。

その中で私は障害者手帳だけを武器に乱入。どー考えても仕事についていけない。

毎日辛酸を舐めつつ、定年までしがみつくのは辛すぎる。

配慮してくれている会社の皆様に感謝しつつ

ここはやはり、やりがいのある仕事に従事したい。

そんなに甘いもの無いことは今までの経験上百も承知です。

それでも会社辞める、って言ってみる。
コメント
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