職務質問

やたらと職務質問されたのが、無職で精神疾患真っ最中の頃。

医者から運動しろと言われたので、重い体をひきずって自転車に乗り徘徊する。

日中、暗い顔したおっさんがよろよろしているのはよほど怪しいのか

警察官がよくかまってくれた。

まず、自転車の防犯登録番号いじりから始まる。これはマニュアルがあるのかな？

まあ、あわよくば窃盗事件1件召し取ったり！ってことか？

そのあと多かったのが、最近免許証の偽造事件が多いから免許を提示しろと要求される。

本来、職務に忠実で熱心な警察官なことに感銘し、全面協力すべきなのだろうけど

なにせこちとら精神疾患。感情が一定していない、

笑ったかと思うとぶるぶる小刻みに震えたり、急に怒り出したりするのだから怪しさ満点。

警察官も危ないものは持ってないか、あるなら出しなさいとにわかに緊張感が漂う。

ここで伝家の宝刀、障害者手帳を取り出す。これで一件落着。捜査は打ち切り。

最近思うのはビジネススーツ着てるとまず職務質問されないですね。

日中、ぶらぶらしてようが、夜中うろうろしてようが。

ちょっとばかりかまってほしくて、警察官をみると慌てて目線をさらして気を引こうとしますが

さすが向こうはプロ。その程度じゃかまってくれません。

そういえば、街中で職質受けてる人ってあんまり見ない。

私はよほど怪しかったのだなあ。