プクプク日記 観劇 映画 落語 スポーツ観戦 読書の日々

今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

歌舞伎座秀山祭「白鸚&染五郎 二條城の清正」

2023-09-17 09:47:06 | 日記
9月の歌舞伎座は「秀山祭」
今回は、2世中村吉右衛門の3回忌追善を兼ねての
公演です。

私が観に行ったのは
「二條城の清正」
清正(白鸚)と秀頼(染五郎)の、ほぼ2人芝居。
舞台は舟の上ですが、同船していた男として
松本錦吾が出演しています。

4月に「ラ•マンチャの男」の最終公演で
衰えた体力をカバーする
気力溢れる演技を見せてくれた白鸚丈。
今度は、1か月公演に挑むという。
ポスターを見ると、槍を片手にした
清正の姿
これに甲冑を着ければ
ドン•キホーテではないか。
観に行かねば。

最近、復活した一幕見席で観劇。
売り切れの盛況でした。

二條城で、家康との会見を終えた秀頼。
豊臣家の存続と和解を願う清正も同席していた。
が、どうやら、家康側は、秀頼を狙い追っ手を放っているらしい。
1発の銃声から、舞台は始まります。
「若様」「爺」と呼び合う2人。
清正が言います。
「病に倒れて•••」
オオ、シチュエーションも「ラ•マンチャ」と一緒!

互いを思う気持ちが伝わってくる作品。
22分の短いお芝居ですが、胸に迫ってくるものがありました。


コメントを投稿