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やはり、女の子に肩入れしてしまう「アイ・イン・ザ・スカイ」

2017-01-14 12:31:11 | 日記
「アイ・イン・ザ・スカイ」観てきました。「現代のドローン戦争の実態を描く、衝撃の軍事サスペンス」という触れ込み。確かに、ラスト近くは異様な緊迫感があって盛り上がりました。
イギリス、ロンドン。軍の諜報機関のキャサリン大佐(ヘレン・ミレン)国防相のベンソン中将(アラン・リックマン)と協力して、ドローン偵察機で、テロリスト捕獲作戦を指揮しています。6年間の苦労が報われ、ケニア・ナイロビの隠れ家に潜むイギリス女性のテロリストと、過激派組織アル・シャバブの大物メンバーを発見。彼らが自爆テロを実行しようとしていることを突き止めます。もともとは、彼らを捕獲する作戦だったのですが、殺害する作戦に変更します。ここに至るまでに、殺害を主張する軍人 人道的立場から認められないとする政治家らが入り混じり、なかなか結論が出ません。自爆テロの準備が、整ってきます。苛立つ大佐。ようやくアメリカにいるドローン・パイロットのスティーブ(アーロン・ポール)に発射命令を出せたと思ったら、殺傷圏内にパンを売るアリアという少女の姿が・・・事態は、逆戻りしてしまいます。自爆テロが行われれば、80人規模の子供たちが犠牲になる可能性が80対1 どちらを選ぶのか・・・決断の時が迫ります。
私、最初にこの映画の予告編観たときは、当然80人の安全を優先すべきだと思いました。大佐の発射命令にスティーブが従わないシーンもあるのですが、この時も「なぜ? 発射すべきでしょう」と思いました。が、いざ、その場面になると、やはり、幼気な少女に肩入れしてしまうんですよね。映画の中にも「可憐な少女だからといって、判断を誤ってはならない」というセリフがあるんですが、うん、やはり、肩入れしてしまうのも無理はない。そんな気にさせる映画でした。


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