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もう1日 旧い邦画の話 森繁久彌「社長行状記」

2018-01-27 12:00:48 | 日記
今週は出かけるのを止めて 早帰りで溜まったビデオ観ることにしていました。そんなわけで、もう1日 旧い邦画の話にお付き合いください。森繫久彌社長 加東大介常務 三木のり平部長 小林桂樹課長とお馴染みの面々が活躍する「社長シリーズ」 あ、もちろん国籍不明のフランキー堺も活躍します^_^今回は、「社長行状記」です。
大手服飾メーカーのお話。「栗原サンライズ」 不況の風もなんのその 社長は業務拡張を目指し お得意先のある名古屋へ向かいます。デパートの社長を接待(古き良き時代です!)が、そこに現れた芸者さんが、以前赤坂で出てた時、栗原社長にぞっこんだったものだから、接待は大失敗! ここで「接待の鬼」のり平部長がその「心得」を説くところが可笑しい。で、今度は大阪のクラブ(ほんとに、古き良き時代です!)そこにいたのが、フランスの一流メーカーの日本支配人。演じるのはフランキー堺。今回は、日本人役でした。ここに活路を見出そうとしますが、この支配人 異様な女好きで無理難題。業務拡張の道は厳しい(笑)
そうこうしているうちに決算日!ある人に借金を返さなければいけないのですが、厳しい状況に。ここで、森繫社長 男気を見せて 自ら売掛金回収のため、日本行脚。その行程で、新幹線で気分を悪くした老女を助けます。結局、借金返済のメドが立たない社長 意を決して名古屋のデパート社長を訪ね、借金を申し込みますが、色よい返事が得られない。万策尽きたかと思ったとき、新幹線の「老女」が現れ「女神」に大変身! 実は、この女性 このデパートの女帝。「鶴の一声」で借金問題も片が付き・・・というお話。
いつもの「社長シリーズ」よりは、ちょっと重めの内容ですが、製作が1966年。そんな時代だったのでしょうか。もちろん、最終的には都合良くまとまる話ですが、ま、いいじゃないですか。昨日の「男はつらいよ」が107分 この映画が95分。両作品とも出演者が上手いし、「肩の凝らない」娯楽作品として、上出来です。


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