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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

浅草で「立川談春独演会」

2023-05-07 10:08:31 | 日記
昨日は、浅草へ。
浅草公会堂で「立川談春独演会」楽しみました。
5日に、弟子のこはるさんが「小春志」を襲名して
真打昇進。
10月末から5日間 志の輔師らをゲストに招いて
昇進披露を行う。
その「予行演習」の会でもあります。

では、演目と演者
ご挨拶 談春 小春志
お見立て 小春志
桑名船 談春
仲入り
百年目 談春

まず、師弟揃ってご挨拶。
弟子には厳しいといわれる談春師ですが
さすがに、お二人とも嬉しそう。
談春師が裏話。
七年ほど前、真打になるかと訊いたことがあるそう。
その時、小春志師は断った。
その理由は
「ワナだと思った」そう^_^

「お見立て」小春志
女性の落語家も増えてきましたが、この方は、ほぼ原型通りに演じる。
達者な芸だと思います。

「桑名船」談春
最後の講談の言い立ては、お見事です。

「百年目」談春
冒頭の番頭が店の者に叱言を言うシーンの迫力が凄い。
ラストは、旦那が肩揉みを番頭にさせながら。
旦那が、ただの良い旦那ではなく、厳しい商いの世界を
生き抜いてきた凄みが感じられました。
サゲも変えての熱演。
「この落語合わねえな」と呟いてましたが、そんなことはないと思います。

カーテンコール。
ロビーで販売していた小春志師の「披露興行」のチケットが
何日分か売り切れたそう。
「すいませんね」と言いながら
「でも、披露興行って、ゲストで買うもんじゃないんだよ」
だって。
名言です!