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今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

宝塚退団後初舞台の北翔海莉を観に「パジャマゲーム」

2017-10-15 10:59:27 | 日記
宝塚退団後初舞台の北翔海莉を観に「パジャマゲーム」行ってきました。会場は、リニューアルした日本青年館ホール。宝塚には、所縁ある劇場です。
「パジャマゲーム」1950年代に、ブロードウェイで大ヒットした作品。1000回以上上演され、トニー賞も受賞。近年、またリバイバル上演され、またもトニー賞受賞。映画化もされた名作。日本では、今回が初演とのこと。
物語の舞台は、パジャマ工場。新任の工場長がやってきます。若くてハンサム。しかも切れ者のシド(新納慎也)という男。工場中の女性は、色めき立ちます。ある男が、工場長に殴られたと、苦情係に訴えます。苦情係のベーブ(北翔)が、シドの下へ。が、話をするうち、男の訴えが嘘だと気づき、工場長の仕事ぶりにも敬意を示すようになります。シドもベーブに好意を持ち、デートに誘いますが、互いの立場の違いを理由に、断るベーブ。が、ピクニックの時、「寂しいんだ」というシドの一言で、2人は恋に落ちます。2枚目のこういう一言は、効くんですよね^_^
工場は、賃上げ闘争の真っ最中。要求を聞かない経営陣に、従業員は抗議行動。ベーブの行き過ぎた行動に、シドはクビを宣告。さ、2人の恋の行方は•••
ストーリーとしては、やや平板な気はしますが、楽曲やボブ•フォッシーが振付だという踊りは素晴らしかった。私の好きな曲は、ラストにリプライズされる「愛なら負けない」ダンスシーンは「STEAM HEAT」がお気に入り。主演の北翔海莉 歌も踊りもステキ。魅力たっぷりでした。私が嬉しかったのは、社長役で佐山陽規が出演していたこと。古いレミズファンならご存知でしょうが、初期のジャベール役。私、彼の「スターズ」好きでした。
昨夜の公演は、楽前。終演後、シドとベーブのトークショーがあったんですが、裏話満載で面白かった。で、一幕の終わり、怒ったベーブが、客席を通って去って行くシーンがあるのですが、ここで客席から笑いが。2階で観ていた私には、よくわからない。北翔さんが何かしたのだと思っていたのですが、新納さんの話によると「コケた」とのこと。これには「ウケた」