2日続けて紀伊国屋ホールへ。今日は、立川志らくのシネマ落語。あの名作「ゴースト」を落語に。ネタは「宮戸川」上は、お花半七馴れ初めで、良く聞く噺だが、下は、お花が死ぬ暗い噺なので、あまり聞く機会がない。さて、その部分を「ゴースト」に置き換えて、であるが、夫婦になったお花半七。半七は、店の金を掛取に行った帰りに、何者かに襲われ、死んでしまう。幽霊になった半七は、店の番頭が犯人である事を突き止める。さらに、番頭は、お花を女郎に叩き売ろうと画策する。半七は、昔、霊媒師だった叔母さんに乗り移り、お花の危機を救う。見事な「ゴースト」のパクリ。いい落語に仕上がっていた。