ゆっくり走ろう!

遅くてもタフなランナーになりたい!

満員電車で・・・

2009年08月26日 | Weblog
神戸新聞の連載記事 ~「盲導犬のいる風景」~

    通常、盲導犬は10歳で引退。人間の年で言うと60歳。
    9歳の盲導犬ピーは末期がん。
    盲導犬として働いている間は毅然としていた。

    末期がんということで盲導犬としての引退のシーン。
    ユーザーとのお別れの際、ユーザーと盲導犬は無言で長い間抱き合っていた。
    その間、盲導犬は4本足でしっかり立っていた。

    別れを告げた後、住み慣れたユーザー宅から車まで自分の足で歩いた。
    車が動き出すと崩れるように横になった。
    その後、起き上がることもなく数日後この世を去った。

こんな内容の記事を朝の満員電車で読んいたら、自然と涙が溢れた。
ふと、我に返ってハンカチで涙をぬぐった。
年を重ねて涙腺が弱くなったのか、自分でもビックリした。

うちにも犬がいる。
もともと家で飼う事には最後の最後までひとり反対していた自分。
でも、一緒に暮らしだして思うこと・・・それは「家族の一員」