気ままに三百六十五日

気ままな三百六十五日趣味に没頭したいけれど?

畑大好き!DNA

2009-01-10 | Weblog

晴れてはいても、風が強く寒い一日


三歳の孫
彼は、どう言うわけか畑が大好き


先日来宅していた時のこと

「みーばあと公園行こうか?」
と誘うと、すぐ

「ウン」

とにっこり


そして、彼の赤いリュックにウルトラマンと怪獣を入れ背にしょって

「さあ~、行こうか」

と外に出たら
なんと彼は、

「みーばあの畑、連れてって」

と言う


「みーばあの畑、遠いよ~
良いの?」


「良いよ」

かなりあります
本当に歩けるかな~
と思いつつ畑に向いました。

半分くらい行ったところで、

「みーばあ、畑まだ?」

「まだ、まだよ、遠いよ
もうかえろうか?」

「ううん」


とうとう畑まで歩きました。


彼は、大根が抜きたかったようです

ちょうど、育ちの悪い小さい大根が2本残っていました。

はっぱを持って、よいしょと引っ張るとスイと抜けました。
大喜びで

「もっと!」

と2本目もスイと抜けました。
さあ、もう止まりません

「もっと」

「じゃあ~、ニンジンぬく?」

「うん」

ニンジンは、スイとは抜けません。
周りを掘って抜きやすくしてやって、彼が引っ張る。
抜けると
発育不良の小さいニンジンに
「ちっちゃい~」
「また、もっと~」

と次々に・・

そんなに抜かれてもこちらも困る
こんな小さいニンジンいっぱいとっても・・・

「じゃ、ブロッコリー取ろう」

ハサミを持たせて二人で一緒にパッチン
ブロッコリーを収穫
ブロッコリーは泥つきじゃないから、彼のリュックにしまいました。

でも、まだまだ彼の収穫熱は収まりません

「もっと~、もっと~」


「う~ん、じゃチンゲンサイにしょう」

「うん」

「ここをハサミでパチンだよ」
「うん、わかった」
「とれないよ~」
「じゃ、一緒にね」

「もう終わりにしょうね」
「まだあ~」

「もう、みーばあ持てないよ~、チンゲンサイあと一個でおわりね」


で、やっと納得して収穫終わり。



チンゲンサイ、
「お姫様みたい~」

だそうです
逆さにするとふんわりスカートに見えたようです


畑からの帰り道、彼はチンゲンサイを一個だけ手に持って帰ってきました

「これ何?」
「チンゲンサイって言うのよ」

「ふーん、ちっちゃいやさいさいさい」
「チンゲンサイ」

「ちっちゃいやさいさいさい」


信号待ちをしていたら、おばあちゃんに話しかけられました。

「おばあちゃんと、おさんぽ?
なにもってるの?」

「ちっちゃいやさいさいさい」

おばあちゃん「???」

通じませんでした。


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コメント (21)
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