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t-isoamiの不定期通信日記 -3RD SEASON-

OCN版ブログからの転送でご来訪の方、ありがとうございます。お探しの記事が見つけづらい状態で、申し訳ありません。。。

【映画レビュー】シン・エヴァンゲリオン劇場版:|| (ネタバレあり)

2021-04-19 23:32:17 | 映画
2007年「:序」、2009年「:破」、2012年「:Q」に続く最終章。
2度の公開延期(2020年6月→2021年1月→2021年3月8日)を乗り越えて、ついに公開されました。
公開初日からTwitterなどに話題があふれたことから、「早く見届けたい」思いが強くなり、公開4日目の3月11日に観賞してきました。



◆解説◆ (「映画.com」より転載)
庵野秀明監督による大ヒットアニメ「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズの最新作にして完結編。1995~96年に放送されて社会現象を巻き起こしたテレビシリーズ「新世紀エヴァンゲリオン」を再構築し、4部作で描いた「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズ。2007年に公開された第1部「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」、09年の第2部「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」、12年の第3部「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」に続く今作は、「新劇場版」シリーズの集大成となる。テーマソングは、これまでの「新劇場版」シリーズも担当した宇多田ヒカル。ミサトの率いる反ネルフ組織ヴィレは、コア化で赤く染まったパリ旧市街にいた。旗艦AAAヴンダーから選抜隊が降下し、残された封印柱に取りつく。復元オペの作業可能時間はわずか720秒。決死の作戦遂行中、ネルフのEVAが大群で接近し、マリの改8号機が迎撃を開始した。一方、シンジ、アスカ、アヤナミレイ(仮称)の3人は日本の大地をさまよい歩いていた……。

◆感想◆ (ネタバレありますので、閲覧は自己責任で!)
後半のカタルシスとの対比を作り出すためとはいえ、前半パートのシンジの落ち込みっぷりがひどいうえに長くって、見ていて陰鬱な気分がとてつもなく長く感じました。
乱暴な言い方をすれば、TVシリーズも、旧劇も、新劇も、すべてが前振りで、その伏線をぜんぶ回収しました、っていうのが本作品。新劇が始まる当初は「REBUILD」と称していたことが示す通り、旧劇までの作劇をやり直したかったのかな、と感じたのが正直な感想です。劇場版の機動戦士Zガンダムと同じことだったのではないかなあ。
後半パートのエヴァどうしの戦闘シーンは破天荒な展開で、物語のつながりを考えることは止めて見ていました。庵野監督の独特な心理描写でもあり、TVシリーズの最終回に対するアンサーなのだと思います。
考察に挑むと果てしない思考の深みに堕ちてしまいそうで止めますが、ひとつ言えるのは、今作タイトルの「:||」は、くり返しを意味する音楽記号を連想させるミスリードをねらったものだと思いました。「(新)劇場版:」までがシリーズ名で「||」は音楽記号の終止線の意味であったと思います。
ぜんぶのことが理解できたわけではないけど、どうやら完全に終わったようで良かった、といったあたりがほど良い感想ということになるのかもしれません。
…いや。「ぜんぶのことが理解できるわけあるはずない」ということが、庵野監督が伝えたかったことなのかも…?
マリの明るいキャラクターが好きだったので、最終的にヒロインの座を射止めたのはうれしくなりました。

『シン・エヴァンゲリオン劇場版』本予告【公式】
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【映画】騙し絵の牙@MOVIX宇都宮

2021-04-17 12:14:00 | 映画
忙しい一週間を終えて、映画を観に来ました。
大泉洋さん、松岡茉優さん主演の「騙し絵の牙」です。
きょうは映画館はけっこう混んでます。
コナン目当ての人が多いみたいです。







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【映画】劇場版 奥様は、取り扱い注意

2021-04-05 18:39:00 | 映画
きょう月曜日はメンズデー。
終業後に映画を観にきました。
綾瀬はるかさんも西島秀俊さんもカッコいいですよね!







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映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」

2021-03-11 18:18:00 | 映画
MOVIX宇都宮 18:25の回を観にきました!
20時台の回のつもりでしたが、定時で上がって間に合いました。
さあて、どんな終劇になるのかな!







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映画『ファーストラヴ』 (MOVIX宇都宮)

2021-02-28 12:31:24 | 映画


2月27日(土)の夜の回で観てきました。
週末の夜に映画を見て過ごすのって、きちんと気持ちの切り替えができている感があっていいな、と感じました。

■イントロ(公式HPより転載)
-第159回直木賞受賞ベストセラーサスペンス、衝撃の完全映画化!-
「動機はそちらで見つけてください」アナウンサー志望の女子大生が父親を刺殺するという衝撃的な導入で始まる島本理生の小説『ファーストラヴ』。予測不能な結末と、タイトルの裏に隠された濃密なヒューマンドラマは2018年に発表されるや多くの話題を呼び、これまで恩田陸『蜜蜂と遠雷』や東野圭吾『容疑者Xの献身』など数々の映像化話題作が受賞してきた第159回直木賞を受賞。累計発行部数30万部を超えるベストセラーとなり、“稀代の問題作”とも称された傑作サスペンス・ミステリーが日本映画界を代表するキャスト・スタッフで完全映画化。
主演を務めるのは、人を惹きつける芝居と端麗な容姿で幅広い層から絶大な支持を誇り、テレビドラマ「家売るオンナ」シリーズや映画『スマホを落としただけなのに』の大ヒットも記憶に新しい北川景子。女子大生による動機なき殺人事件の真相に迫る、主人公の公認心理士・真壁由紀を演じる。共演には中村倫也、芳根京子、窪塚洋介といった人気・実力ともにトップクラスの俳優陣のほか、木村佳乃、板尾創路、高岡早紀などの演技派から、清原翔、石田法嗣といった気鋭の若手まで豪華な顔ぶれが集い、迫真の演技で物語をよりリアルにエモーショナルに紡いでいく。
監督は『十二人の死にたい子どもたち』をはじめ『TRICK』シリーズや『SPEC』シリーズなど数々のスタイリッシュなサスペンスで熱狂的なファンを生み出してきたヒットメーカー・堤幸彦。北川景子とは初タッグを組む。脚本は、「八日目の蝉」(NHK)や『彼女がその名を知らない鳥たち』の浅野妙子。そして主題歌と挿入歌を手掛けるのは、その歌声と神秘的な存在感で注目を集めるシンガー・Uru。物語に寄り添う優しく壮大なバラード「ファーストラヴ」を書き下ろし、新曲の挿入歌「無機質」を提供した。
なぜ、彼女は父親を殺さなければならなかったのか?
そして、<ファーストラヴ>というタイトルに隠された事件の真相とは?あなたの<愛された記憶>を刺激する禁断のサスペンス・ミステリーがここに誕生する。

■感想(ネタバレあり)
ひどい男が何人かいて、男性の立場としては複雑な思いを抱かずにはいられませんでした。
北川さんと芳根さんが背負っている重荷と言葉にできないことの辛さが胸に突き刺さりました。
そんな『胸を抉る』感覚が際立つ作品だと感じました。
吐き出すことへのためらいが自傷という代償行為になってしまうことって、特殊なことではけっしてなくて、それを深く描いているのがきっと原作の出色なところなのだろうと感じました。

「鬼滅の刃」のコミックを読んだときに、「背負うことへの強さ」みたいなものを作品の根底に感じました。
「ファーストラヴ」では、「一人で背負うことの危うさ」を感じさせられました。
私たちが住む世界の真理は表裏一体なのかな、なんて思いながら観ていました。
病室で北川さんが吐露する場面は泣けましたね!

【YouTube】 映画『ファーストラヴ』予告編【2021年2月11日(木祝)公開】



観たいと思っていて公開が延期されていた作品が、3月は続々と公開されます。
 ▼シン・エヴァンゲリオン劇場版:|| ・・・ 3月8日(月)より
 ▼劇場版 奥様は、取り扱い注意 ・・・ 3月19日(金)より
 ▼騙し絵の牙 ・・・ 3月26日(金)より
この3作品は見逃したくないので、時間を作って観に行くつもりです。
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【映画】罪の声(MOVIX宇都宮)

2020-11-01 12:36:00 | 映画
映画『罪の声』予告【10月30日(金)公開】


▼解説(「映画.com」から転載)
実際にあった昭和最大の未解決事件をモチーフに過去の事件に翻弄される2人の男の姿を描き、第7回山田風太郎賞を受賞するなど高い評価を得た塩田武士のミステリー小説「罪の声」を、小栗旬と星野源の初共演で映画化。平成が終わろうとしている頃、新聞記者の阿久津英士は、昭和最大の未解決事件を追う特別企画班に選ばれ、30年以上前の事件の真相を求めて、残された証拠をもとに取材を重ねる日々を送っていた。その事件では犯行グループが脅迫テープに3人の子どもの声を使用しており、阿久津はそのことがどうしても気になっていた。一方、京都でテーラーを営む曽根俊也は、父の遺品の中にカセットテープを見つける。なんとなく気になりテープを再生してみると、幼いころの自分の声が聞こえてくる。そしてその声は、30年以上前に複数の企業を脅迫して日本中を震撼させた、昭和最大の未解決人で犯行グループが使用した脅迫テープの声と同じものだった。

▼キャスト:
 小栗 旬 星野 源
 松重 豊 古館寛治/宇野祥平 篠原ゆき子
 原菜乃華 阿部亮平/尾上寛之 川口 覚
 阿部純子/水澤紳吾 山口祥行/
 堀内正美 木場勝己 橋本じゅん 桜木健一
 浅茅陽子 高田聖子 佐藤蛾次郎 佐川満男
 宮下順子 塩見三省 正司照枝 沼田 爆
 岡本 麗 若葉竜也 須藤理彩
 市川実日子 火野正平/宇崎竜童 梶芽衣子
▼原作:塩田武士『罪の声』(講談社文庫)
▼監督:土井裕泰
▼脚本:野木亜紀子

▼感想
期待どおりの重厚な作品でした!
ストーリーの組み立てもよく練られていて、キャストのとっても良かったです。
見ごたえ十分!
事件当時をリアルタイムで知る人にはおすすめです。
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きょうは映画「ファースト・デー」

2020-11-01 09:20:44 | 映画
朝イチでMOVIX宇都宮に映画を観にきました。
映画館側の駐車場が混んでいます。
百貨店はまだ開店前なのに。。。
鬼滅人気なのでしょう。。。すごいなあ。



「鬼滅の刃」ではなく、「罪の声」という作品を観ます。
未解決事件であるグリコ森永事件を題材にしたフィクションです。

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次に観るのはこの作品

2020-05-25 23:01:27 | 映画
きのうの日曜日は、涙もろい一日を送っておりました。。。

昼間は、久しぶりに訪れた映画館で、「蜜蜂と遠雷」を観賞して、主演の松岡茉優さんの繊細な演技に涙。。。
もう何度も観ているのに、それでも泣けてしまう。
コンクール本選のピアノ協奏曲演奏場面での複雑な感情の揺れ動きをかすかな表情の変化で表現するところと、ピアノを演奏するときに髪をザンザンと揺らすところがエモくて、涙腺決壊。

夜は、「ノーサイド・ゲーム 特別編」の最終話。
昨年の通常放送のときは、気になりながらも観ていませんでしたが、今回ぜんぶ観ました。
「半沢直樹」や「下町ロケット」でおなじみの池井戸潤さん作品です。
主演の大泉洋さんが演じるのは、自動車メーカーの部長でラグビー部のGM。
大泉さんの軽妙さと熱血さの落差がいいなあ。
もと日本代表の廣瀬俊朗さんとの絡みは、どんどん深くてアツいものになっていきました。
最終戦のハーフタイムの二人のやり取り、男同士の信頼と友情に熱い涙がこみ上げました。
そのほかにも多くのキャラクターどうしの対峙の組合せが、タイトル通り“ノーサイド”で納められてました。

映画館で流れる予告編の中に、気になる作品を発見!
主演が、大泉洋さんと松岡茉優さんという組合せ。
作品名は「騙し絵の牙」といい、塩田武士さんの小説が原作だそうです。

おもしろそう!観にいこうっと!
(注:6月19日公開の予定だったそうですが、公開延期になっています。)
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【映画】蜜蜂と遠雷(再上映)

2020-05-24 10:38:00 | 映画
映画館の営業が再開になりました。
HPで確認したところ、過去作品が再上映されておりました。
「天気の子」とか「蜜蜂と遠雷」とか。



もういちど映画館のスクリーンと音響で観たくなりました。
これから上映です。

なお、シアター内の座席は3席を明けることになっていて、養生テープで席が封鎖されています。

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【映画】蜜蜂と遠雷(レンタル)

2020-05-07 01:31:43 | 映画


▼蜜蜂と遠雷 (2019年作品)
 原作:恩田陸
 監督・脚本・編集:石川慶

▼ストーリー (公式HPより転載)
『私はまだ、音楽の神様に愛されているだろうか。』
 3年に一度開催され、若手ピアニストの登竜門として注目される芳ヶ江国際ピアノコンクール。
 かつて天才少女と言われ、その将来を嘱望されるも、7年前、母親の死をきっかけに表舞台から消えていた栄伝亜夜は、再起をかけ、自分の音を探しに、コンクールに挑む。
 そしてそこで、3人のコンテスタントと出会う。岩手の楽器店で働くかたわら、夢を諦めず、“生活者の音楽”を掲げ、年齢制限ギリギリで最後のコンクールに挑むサラリーマン奏者、高島明石。幼少の頃、亜夜と共にピアノを学び、いまは名門ジュリアード音楽院に在学し、人気実力を兼ね備えた優勝大本命のマサル・カルロス・レヴィ・アナトール。
 そして、今は亡き“ピアノの神様”の推薦状を持ち、突如として現れた謎の少年、風間塵。国際コンクールの熾烈な戦いを通し、ライバルたちと互いに刺激し合う中で、亜夜は、かつての自分の音楽と向き合うことになる。果たして亜夜は、まだ音楽の神様に愛されているのか。そして、最後に勝つのは誰か?

▼キャスト
 松岡茉優 (栄伝亜夜)
 松坂桃李 (高島明石)
 森崎ウィン (マサル・カルロス・レヴィ・アナトール)
 鈴鹿央士 (風間塵)
 臼田あさ美 (高島満智子)
 ブルゾンちえみ (仁科雅美)
 福島リラ (ジェニファ・チャン)
 眞島秀和 (ピアノ修理職人の男)
 片桐はいり (コンクール会場のクローク係)
 光石研 (菱沼忠明)
 平田満 (田久保寛)
 アンジェイ・ヒラ (ナサニエル・シルヴァーバーグ)
 斉藤由貴 (嵯峨三枝子)
 鹿賀丈史 (小野寺昌幸)

▼感想
 「ストーリー」に書かれている、『最後に勝つのは誰か?』の結果に大満足の一作でした。
 いや、実はコンクールの勝者が誰かは副次的なもので、舞台に立つまでに至る四者四様の過程とその描き方がすばらしいのです。
 タイトルの「蜜蜂と遠雷」の明確な解釈は示されていません。
 この映画版に関していえば、「遠雷」は『万雷の拍手』と『神の啓示』の2つの意味合いがあります。
 いっぽう「蜜蜂」ですが、『音符、すなわち音楽』と『飛び立つ羽音』です。
 …と、私は解釈することにします。
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【映画】今夜、ロマンス劇場で(レンタル)

2020-05-04 19:06:57 | 映画


▼イントロダクション (公式HPより転載)
モノクロ映画のヒロインと現実世界に生きる青年。
出会うはずのなかった2人が出会ったら……
それはロマンティックで切ない恋の始まり。

映画監督を夢見る青年・健司の前に現れた1人の女性。彼女の正体は、彼がずっと憧れていた映画の中のお姫様・美雪だった。
“逢いたい”気持ちが奇跡を起こし、出会うはずのなかった2人が出会い惹かれあう。
2人の恋のゆくえは……。

▼キャスト
 綾瀬はるか (美雪)
 坂口健太郎 (牧野健司)
 本田翼 (成瀬塔子)
 北村一輝 (俊藤龍之介)
 中尾明慶 (山中伸太郎)
 石橋杏奈 (吉川天音)
 柄本明 (本多正)
 加藤剛 (病室の老人)

▼感想
泣かせてもらいました。すてきな作品です。ポイントは3つかなあ。
1) 竹内英樹監督の作品
 「テルマエ・ロマエ」、「翔んで埼玉」でも監督を務めた方で、すべての共通する空気感があると感じます。笑いの要素がありつつも、終盤はしっかり物語に惹き込まれる…。本作も同じでした。
2) 映像の美しさ
 イントロダクションでも書いた通り、主演の綾瀬はるかさんはモノクロ映画のヒロインです。
 カラー世界に飛び込んできたモノクロのお姫様の異物感が、この作品のすべてをすばり表現していて秀逸!
 綾瀬はるかさんの美しさと存在感は、もちろん言うまでもありません。すばらしい!
3) 栃木県民は必見!(と、思う)
 栃木県足利市で撮影されたそうです。足利フラワーパークのシーンは、ひと目でそれと分かりますし、「美しい!」のひとことです。
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【映画】決算!忠臣蔵(レンタル)

2020-05-04 18:37:58 | 映画


▼ストーリー (公式HPより転載)
『討ち入りは、超お金がかかる!』
 今から約300年前。赤穂藩藩主・浅野内匠頭(阿部サダヲ)が幕府の重心・吉良上野介に斬りかかり、即日切腹、藩はお取り潰しに。筆頭家老・大石内蔵助(堤真一)は、嘆く暇もなく、幼馴染の勘定方・矢頭長助(岡村隆史)の力を借り、ひたすら残務整理に励む日々。御家再興の道が閉ざされた彼らに残された希望は、宿敵・吉良邸への討ち入り。ただそこで発覚したたいへんな事実。なんと討ち入りするにもお金が必要で、使える予算は9500万!
 生活費に食費に家賃、江戸までの往復旅費、討ち入りするための武具。お金はどんどん出ていくばかり…。節約する人もいれば無駄遣いする人もいて、プロジェクトは超難航!予算が足りずに、やる気満々の浪士たちのリストラも余儀なくされる始末。どうする大石内蔵助!?
 予算の都合で、チャンスは1回!果たして彼らは【予算内】で、一大プロジェクト【仇討ち】を、無事に【決算】することができるのか!?涙と笑いの予算達成エンタテインメント!

▼キャスト
 堤真一 (大石内蔵助)
 岡村隆史 (矢頭長助)
 濱田岳 (大高源五)
 横山裕 (不破数右衛門)
 荒川良々 (堀部安兵衛)
 妻夫木聡 (菅谷半之丞)
 寺脇康文 (間瀬久太夫)
 鈴木福 (大石主悦)
 竹内結子 (りく:大石内蔵助の妻)
 石原さとみ (瑤泉院:浅野内匠頭の妻)
 阿部サダヲ (浅野内匠頭)

▼感想
 お金の話となると、とたんにリアルになりますが、そこを面白おかしく描いているのが最大のポイント!
 内蔵助と長助の関係性を描いたヤマ場があるのですが、個人的にはこの場面への流れが好きです。
 討ち入りのチャンバラはありませんので、チャンバラ目当ての方はお気をつけ下さい。
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【映画】記憶にございません!(レンタル)

2020-05-04 18:12:59 | 映画


映画館で見そびれたので、この機会にレンタルで観賞しました。

▼ストーリー (公式HPからの転載)
病院のベッドで目が覚めた男。自分が誰だか、ここがどこだか分からない。
一切の記憶がない。
こっそり病院を抜け出し、ふと見たテレビのニュースに自分が映っていた。
演説中に投石を受け、病院に運ばれている首相。
そう、なんと、自分はこの国の最高権力者だったのだ。
そして石を投げつけられるほどに……すさまじく国民に嫌われている!!!

部下らしき男が迎えにきて、官邸に連れて行かれる。
「あなたは、第百二十七代内閣総理大臣。
国民からは史上最悪のダメ総理と呼ばれています。
総理の記憶喪失はトップシークレット、我々だけの秘密です」
真実を知るのは、秘書官3名のみ。

進めようとしていた政策はもちろん、大臣の顔と名前、国会議事堂の本会議場の場所、
自分の息子の名前すら分からない総理。
記憶にない件でタブロイド紙のフリーライターにゆすられ、
記憶にない愛人にホテルで迫られる。
どうやら妻も不倫をしているようだし、息子は非行に走っている気配。
そしてよりによってこんな時に、米国大統領が来訪!

他国首脳、政界のライバル、官邸スタッフ、マスコミ、家族、国民を巻き込んで、
記憶を失った男が、捨て身で自らの夢と理想を取り戻す!
果たしてその先に待っていたものとは……!?

▼キャスト
 中井貴一 (内閣総理大臣)
 ディーン・フジオカ (首相秘書官)
 石田ゆり子 (首相夫人)
 小池栄子 (事務秘書官)
 斉藤由貴 (首相官邸料理人)
 吉田羊 (野党第二党の党首)
 木村佳乃 (米国大統領)
 草刈正雄 (内閣官房長官)
 佐藤浩市 (フリーライター)

▼感想
楽しんで観ることができました。三谷さんの作品でなじみの方がたくさん出演していて、うれしい気持ちになりました。
現実には、そんなうまくいかないことは観ている方ももちろん分かっています。
そこを楽観的に描くことで、ほのぼのとした気持ちにさせてくれます。
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【映画】ラストレター (2020年1月17日(金)公開)

2020-02-11 01:00:14 | 映画
劇場の予告編で観たのが昨年の10月ごろだった…かな。
手紙を題材にした物語であること、すべての出演者に好印象を持っていること、さらに庵野さんが出演していることに興味が湧いて、観に行くことに決めていました。
飛び石連休の谷間のきょう(2/10(月))、仕事を定時で切り上げて、行きつけのMOVIX宇都宮でメンズデー割引を利用して観てきました

映画『「ラストレター」』予告【2020年1月17日(金)公開】


▼みどころとあらすじ (「シネマトゥディ」より引用)
 岩井俊二監督が体験した出来事を基にした物語で、松たか子、広瀬すず、神木隆之介、福山雅治らが共演するラブストーリー。初恋の人と再会したヒロイン、ヒロインを彼女の姉と誤解した小説家、母に送られる小説家からの手紙に返信を書く娘の、心の再生と成長が描かれる。岩井監督の出身地である宮城県で撮影が行われ、音楽を『スワロウテイル』などで岩井と組んだ小林武史が担当する。
 夫と子供と暮らす岸辺野裕里(松たか子)は、姉の未咲の葬儀で未咲の娘・鮎美(広瀬すず)と再会する。鮎美は心の整理がついておらず、母が残した手紙を読むことができなかった。裕里は未咲の同窓会で姉の死を伝えようとするが、未咲の同級生たちに未咲本人と勘違いされる。そして裕里は、初恋の相手である小説家の乙坂鏡史郎(福山雅治)と連絡先を交換し、彼に手紙を送る。

▼キャスト
 松たか子(岸辺野裕里)
 広瀬すず(遠野鮎美/遠野未咲(回想))
 庵野秀明(岸辺野宗二郎)
 森七菜(岸辺野颯香/遠野裕里(回想))
 神木隆之介(乙坂鏡史郎(回想))
 福山雅治(乙坂鏡史郎)

▼スタッフ
 監督・原作・脚本・編集:岩井俊二
 音楽:小林武史
 主題歌:森七菜
 製作:市川南
 企画・プロデュース:川村元気



▼感想(個人の主観です)
 事前の想像とおり、ロマンティックでセンチメンタルな空気が支配している作品でした。
 それぞれのキャストはもちろんいうことなし。しっかりと作品の世界を創りあげる好演でした。
 若い女優さん二人(広瀬すずさんと森七菜さん)は、それぞれが二役(若き日の母とその娘)を演じていまして、この二人が時間を超えて想いをつなげるあたりがステキでした。
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【映画】フォードvsフェラーリ(ネタバレあり)

2020-01-26 14:43:19 | 映画
映画『フォードvsフェラーリ』予告編 2020年1月10日(金)公開


▼みどころとあらすじ (「シネマトゥディ」より引用)
 1966年のル・マン24時間レースをめぐる実話を映画化した伝記ドラマ。フォード・モーター社からル・マンでの勝利を命じられた男たちが、王者フェラーリを打ち負かすため、意地とプライドを懸けた闘いに挑む。エンジニアを『オデッセイ』などのマット・デイモン、レーサーを『ザ・ファイター』などのクリスチャン・ベイルが演じる。『LOGAN/ローガン』などのジェームズ・マンゴールドがメガホンを取った。
 カーレース界でフェラーリが圧倒的な力を持っていた1966年、エンジニアのキャロル・シェルビー(マット・デイモン)はフォード・モーター社からル・マンでの勝利を命じられる。敵を圧倒する新車開発に励む彼は、型破りなイギリス人レーサー、ケン・マイルズ(クリスチャン・ベイル)に目をつける。時間も資金も限られた中、二人はフェラーリに勝利するため力を合わせて試練を乗り越えていく。

▼キャスト
 キャロル・シェルビー(マット・デイモン)
 ケン・マイルズ(クリスチャン・ベイル)
 リー・アイアコッカ(ジョン・バーンサル)
 モリー・マイルズ(カトリーナ・バルフ)
 ヘンリー・フォード2世(トレイシー・レッツ)
 レオ・ビーブ(ジョシュ・ルーカス)
 エンツォ・フェラーリ(レモ・ジローネ)
 フィル・レミントン(レイ・マッキノン)

▼スタッフ
 監督:ジェームズ・マンゴールド
 脚本:ジェズ・バターワース/ジョン=ヘンリー・バターワース/ジェイソン・ケラー
 製作:ピーター・チャーニン/ジェンノ・トッピング/ジェームズ・マンゴールド
 製作総指揮:ケヴィン・ハロラン/デーニ・バーンフェルド/マイケル・マン
 撮影監督:フェドン・パパマイケル

▼参戦車両
・フォード GT40 マークⅡ
・フェラーリ 330 P3

▼感想(箇条書き:個人の主観です)
(1) レースとクルマの描写は秀逸!主役たる2台のレーシング・カーがとにかくかっこいい!50年以上前のクルマだが、不朽の名車だと言える。デイトナやルマンを爆走する姿は、爽快だし興奮する!

(2) レースの映像表現は、いまの映像技術に驚かされる。当時のサルテ・サーキットとレースの世界はこのようであったであろう、と説得力があった。いくつかのレビュー記事を見ると、サルテ・サーキットを当時の姿に再現させて撮影した、とのことでもあった。伝統のレースは、いまもその姿を保持していることで魅力を保っていると感じた。

(3) 同じくレース映画である「ラッシュ/プライドと友情」(日本公開2014年)でも、レースそのものや当時の雰囲気の映像表現の完成度はすばらしいものであった。本作でも、その技術や美術はたいへんすばらしい。いうことなし!

(4) キャロル・シェルビーのことは多少の知識があったが、ケン・マイルズのことはぜんぜん知らなかった。魅力的な人物で、不世出のレーサーとして史実の掘り起こしに大成功している。ただ、世界的に歴史に残る存在にならなかったことに、“命懸け”を地でいっていた時代の安全性のレベルを示していると感じた。

(5) 物語は、フォードとフェラーリの双方を描いたものではなく、あくまでフォード側のもので、二人のF1レーサーを対等に描いていた「ラッシュ/プライドと友情」とは対照的なものであった。と同時に、現代のアメリカ社会の風潮や、この勝利がアメリカ人にとっていかに誇らしい歴史のできごとであったかを強く感じさせた。

(6) そうは言っても、エンツォ・フェラーリがレース終了後にシェルビーとマイルズに表した敬意の表現(わずかワンカットで一瞬)は、物語にこれ以上ない重厚さをもたらしている。この一瞬が、レースの世界とフェラーリの精神性をみごとに表現していた。

(7) 個人的には、トップたるヘンリー・フォード2世とエンツォ・フェラーリの描写(脚本も演技も)が好きだ。フォード時代の若き日のリー・アイアコッカの慧眼ぶりからも、アメリカ社会のアイアコッカに対する評価を垣間見ることができる。

 全体としては、「マシン」「人」「組織」をそれぞれバランスよく配置したレース映画として完成度の高かったものだと思う。

映画『フォードvsフェラーリ』新予告『絶対王者に挑め!』編 2020年1月10日(金)公開


映画『フォードvsフェラーリ』本編映像「テスト・ドライブ」大ヒット上映中!

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