映画館で見そびれたので、この機会にレンタルで観賞しました。
▼ストーリー (公式HPからの転載)
病院のベッドで目が覚めた男。自分が誰だか、ここがどこだか分からない。
一切の記憶がない。
こっそり病院を抜け出し、ふと見たテレビのニュースに自分が映っていた。
演説中に投石を受け、病院に運ばれている首相。
そう、なんと、自分はこの国の最高権力者だったのだ。
そして石を投げつけられるほどに……すさまじく国民に嫌われている!!!
部下らしき男が迎えにきて、官邸に連れて行かれる。
「あなたは、第百二十七代内閣総理大臣。
国民からは史上最悪のダメ総理と呼ばれています。
総理の記憶喪失はトップシークレット、我々だけの秘密です」
真実を知るのは、秘書官3名のみ。
進めようとしていた政策はもちろん、大臣の顔と名前、国会議事堂の本会議場の場所、
自分の息子の名前すら分からない総理。
記憶にない件でタブロイド紙のフリーライターにゆすられ、
記憶にない愛人にホテルで迫られる。
どうやら妻も不倫をしているようだし、息子は非行に走っている気配。
そしてよりによってこんな時に、米国大統領が来訪!
他国首脳、政界のライバル、官邸スタッフ、マスコミ、家族、国民を巻き込んで、
記憶を失った男が、捨て身で自らの夢と理想を取り戻す!
果たしてその先に待っていたものとは……!?
▼キャスト
中井貴一 (内閣総理大臣)
ディーン・フジオカ (首相秘書官)
石田ゆり子 (首相夫人)
小池栄子 (事務秘書官)
斉藤由貴 (首相官邸料理人)
吉田羊 (野党第二党の党首)
木村佳乃 (米国大統領)
草刈正雄 (内閣官房長官)
佐藤浩市 (フリーライター)
▼感想
楽しんで観ることができました。三谷さんの作品でなじみの方がたくさん出演していて、うれしい気持ちになりました。
現実には、そんなうまくいかないことは観ている方ももちろん分かっています。
そこを楽観的に描くことで、ほのぼのとした気持ちにさせてくれます。