ぼけの花

のらりくらり日々感じたこと。
自分のための記録。

東京都交響楽団

2006-02-15 23:36:09 | おんがく
2006都民芸術フェスティバル オーケストラシリーズNo.37

指揮:パスカル・トルトゥリエ
クラリネット:三界秀実

ブラームス:ハンガリー舞曲集より1.5.6番
モーツァルト:クラリネット協奏曲K.622
スメタナ:連作交響詩「我が祖国」より
     ヴィシェフラード・ヴルタヴァ・ボヘミアの森と草原から

・・・この日を待っておりました。
もちろんお目当てはモーツァルト。

会場に着き2階左のバルコニー席。
おっ?思ってたよりもいい位置じゃないか、よしよし。
なんて思ってたら、
「こんにちは」
隣の席にいらっしゃったのは、調律出すときにいつもお世話になっている
H原さんではないですか!
芸劇なんて大きなホールなのに、すっごい偶然(@_@;)!
びっくりした…。

開演。
ブラームスの3曲は、結構速めテンポでさくさくと進んだ。
そして・・・。
さぁ来ましたモーツァルト!
H原さん:「ドキドキするね」
わたし:「ハイ・・・去年から楽しみにしていました。」

今日はバセットクラリネットでの演奏。
この低音のAまで出るバセットクラリネットの音色、大好きです。
生で聴くのは2回目かしら?

いやはや。音の発信源がわからないほど綺麗にホールに響いておりました。
そしてわたしが感じる最大の魅力はp!(ピアノ)
・・・というかpppppの時の音色・音楽。
もう、これには毎回くらくらきちゃいます。
ボキャブラリーの少ないわたし、この感動・気持ちよさをどう表したらいんだろうか・・・。

もう素晴らしいとしか言えない…。

一時期、三界先生にお世話になっていました。
きっと生徒全員に教えるあの基礎が、すべてに繋がるんだなーって演奏聴いて感じました。
毎回目からウロコのレッスン。
こんなにもクラリネット大好きにしてくれたのは先生のおかげ。
優柔不断だったために、ホントにちょっとの期間しか通えなかったけど、もっとたくさんのこと
教わりたかったなー・・・
なんて今さら遅いけど。

H原さん:「素晴らしかったね」
わたし:「・・・ハイ。2楽章なんてもう・・・」

泣きました。
再現部のppppp・・・、きっと観客全員引き込まれてたと思います。

アンコールに都響メンバーの佐藤路世さんとデュオでモーツァルトの小品を演奏してくれました。
こちらも、洒落ありで素晴らしかった。

すみません。
モーツァルトでノックアウトされたため、スメタナの記憶があまり残ってません(汗)。

よしっっ!!
これからまた楽器吹くのが楽しくなりそうだ♪
やっぱり音楽って素晴らしい。
モーツァルト、最高!