巨匠 ~小杉匠の作家生活~

売れない小説家上がりの詩人気取り
さて、次は何を綴ろうか
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手と手を重ねて

2017-08-27 23:38:06 | 
多少の凸凹は
どの道にもあるよね
僕の人生はどう見える?
薄っぺらいようで実は分厚い
長く生き過ぎた御返しに
君を自由にしてあげよう

生活の切れ目は
少しずつ蝕んでくるけど

歩こう
未来が遠くても
辿り着かなくても
自信がなくたっていいよ

愛してる
どんな君も
二人でいない時が増えても
僕が君を見限ったとしても

どこへ行くにも
切れない縁があるのさ

僕が背負った宿命
果たせば何かを失う
天秤にかけるまでもなく
僕の運命は決まってるんだ

余りにも無邪気だった
輝いてた青二才の僕ら
奪うだけ奪ったつもりで
ミイラ取りはミイラと化す

重ねよう
知る由もない未来への怯え
一人ずつ失い、重くなる我が身
老いゆく雁字搦めなら本望
その覚悟が少しできてきたこの頃

守り抜く
何も決め手はないけど
君が生きる人生のラストシーン
僕がいなくても、君は君らしく
母なる大地はすべてを守り抜く

見えてきた人生のカタチ
僕は運命とともに生きる

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