あこがれ(改稿版) 2020-05-10 00:46:46 | 詩 灰色の雲の切れ目から すべてを照らそうとする光の筋 分厚い雲に行く手をはばまれて 夕空はすっかり雨雲に覆われる もうすぐ雨降りの季節 あじさいの花びらのうえ 一匹、二匹 懸命にはいつくばっている もしも真っ暗な夜空が晴れならば あなたは一番星の名乗りをあげて わたしの視界にぽっと灯るだろう うすのろだってゆるされますか 星がいつ消えたのかさえ知らず わたしは懸命に緑葉の上を這う « あこがれ | トップ | らら、ららら »
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