能面のような
無表情だね
ボクは笑顔で
見送りたいのに
氷点下の冷気が
ボクにサヨナラを告げる
いつも居てほしいときに現れた
マジシャンみたいなオジサンは
年齢に応じた心構えを
滔々と
説く、説く
時刻は深夜2時を迎えたね
昔話が長かったのか
電話にも出られず
家族は大心配さ
止まらぬ想いが
愛される所以
ボクも熱くありたかった
感情を抑える必要なんてないんだ
ボクは普通に自由だから
真似事だと言われても
均しく生きててよかったんだ
今年まだ見ぬ
雪化粧は
白の芸術
時は何を殺すべきか
取捨選択は権利か義務か
ボクは誰に問うてみようか
人生がまたひとつ
終わりに近づいたとき
何かを始めようという原動力が
渾々と湧くんだ
最後のひと踏ん張りじゃない
ボクらは最強のミドルなんだ
時計は止まらない
時は終わらない
君は消えない
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