何気無く大切な一日が、かけがえ無く今日も過ぎてゆく 高橋忠史・多系統萎縮症と生きる・唄い屋。

難病の多系統萎縮症に侵されても音楽を諦めない男のライヴ報告や日々の思い・命のメッセージ

元を断たなきゃだめ

2018年12月25日 05時34分40秒 | Weblog
自分もしくは自分に近しい人と祝う日は沢山あったほうがいい。
昨日今日とクリスマスを祝う日だ。
日本人にとって馴染みの薄いキリストの誕生を祝う会、どうでもいい日だが、日本中がお祭りだ。
この手の外国の祭りを、日本に置き換えた祭りが増えている。
ごく一部の人達の喜びのために、ここで消費される、無駄と思える金銭とエネルギーは、貧しい国の人達の負担になる。
本当の原因を突き止めようとせず、貧しさゆえに、命を落としてゆく子供達を救おうと、募金活動などをしていい気になっている。

何もしないよりいい、だが何かが違っている。
元を断たなきゃだめ。
楽しんで、考えなきゃ駄目。
この世は矛盾だらけで出来ている。
僕たちメッセンジャーは、あきらめないで理想を、訴え続けなきゃ駄目。

   風

春の息吹を受けて 咲き誇る花達よ
命枯れても そよ吹く風にまた舞いおどる
そのままでも美しく 街路地を飾りながら
ただひたすらにひたすらに 命を繋いでいる

茂る緑の森 不思議をすり抜けて
風の通路は真夏の暑さをいやしてゆく
汗ばむ空に沸きあがれ 積乱雲
雨を誘って命耕し 豊かさを祝ってる

 風に逆らって 闘うよりも
 風に乗って 生きてゆきたい
 だけど

枯れ葉舞い散る秋空に 憂愁の美しさ
春の芽吹きを信じて 寒さに耐える冬支度
命枯れても舞い踊れ 風の力再びに
春は桜の花吹雪 秋は紅葉のシャドー・ダンス

路地裏通りに竹箒 落ちた枯葉を集めてる
挨拶すれば返ってくる おはようございますの散歩道
首に巻いたストールは 寒さをしのぐだけじゃない
くすんだ色の冬景色 パッと咲かせて見せましょう

 風に逆らって 闘うよりも
 風に乗って 生きてゆきたい
 だけど


   世界一

世界でたった一つの命なのに
人の背中を 追い続けていた
違いが分からず さ迷いながら
ずっと劣っていると思い込み

 だけど君はピースさ この世を描く
 たったひとつのピースさ かけがえの無い
 そして君はピースさ 世界の宝物


世界で一つだけの命なのに
人の背中を追いかけていた
誰かと一緒になりたくて
独りぼっちになるのが怖くて

 だけど君はピースさ この世を描く
 たったひとつのピースさ かけがえの無い
 そして君はピースさ 世界の宝物