伊東”祇園”のとりめし弁当

旅の楽しみはその街のなるべくいつもの顔をしてその地の人々に愛されている所や食べ物を探すこと。

今回の伊豆旅行は土肥から山を抜けて伊東に下りてきた。
朝ごはんをたらふくいただいてしまったので、山中はぐっすり眠っていたのだが、伊東に下りてビックリ！

今は若干錆びれ系ですが、４０年くらい前ならわんさか観光客で盛り上がった街だったのだろう・・・どこまでも続く網の目のようなアーケード。
歩きか自転車でゆっくり回ったら楽しそうです。

今回はそれほど時間が取れなかったので車で回ったのですが、呼ばれてしまいました！！
そこは老舗の割烹のような造りの建物。
玄関脇の大きな木が歴史を感じさせる店。
「とりめし弁当」というフレーズを発見！旅先でお弁当を買うことは少ないのですが、めずらしく食指が動いてしまった。

この”祇園”はJR伊東駅構内で駅弁を販売している店。
いなりずし、幕の内、おにぎり弁当など数ある駅弁グッツの中でひときわ目を引くのが”とりめし弁当””鯛どんたく弁当”、早速購入し夕飯です。

経木系のイイ香りの弁当箱の中、鯛おぼろもとりめしも甲乙つけがたい駅弁でした。
肉好きのワタシには鶏の照り焼きの味とボリュームがウレシイ。
なにより付け合せの”しいたけの煮付け”が甘くしっかりした味でおいしい。
伊豆の山中は”しいたけの里”なのです。

駅弁もたまにはイイかも・・・の伊東”祇園”のお弁当でした。