ちびめぐ日記

母(43)とムスメたち(11と8)の成長記録。

ムスメ1号、レベルアップ。

2013年02月01日 | かーちゃんの日々
本日、一家揃って寝坊をしました。
目覚めたのが朝7:50…!ひやああああああああああっっっっ!!!!!!でございます。
相棒の「たいへんだ~」という声で時計を確認した次の瞬間、ムスメ1号、泣き叫ぶ。「うわ~ん!!!!!」…そうでした。4月にムスメ1号が小学校に進学して以来、実に4度目の寝坊なのだけど、過去3回、親子ともども大変な思いをしている。
幸い学校が近いため、いつもなら家を8:10に出ているところ、8:15過ぎに出ても始業には間に合う。7:00前後に起きている日常はゆとりの朝だけど、ちゃちゃちゃっぱぱぱっと支度をしてしまえば、十分学校には間に合う程度の寝坊なのだ(母親である私が寝坊していることは棚上げ)。ところが…。この「いつもよりうんと遅くに起きた」「学校に間に合わないかもしれない」というのは、ムスメ1号にとってはこの世の終わりくらいの大事件で。過去3回、大泣きをして「学校に行きたくない」とわめき暴れ、本来なら間に合うはずの時間いっぱい使って大騒ぎをするのだ。結局、本当に間に合わなくなって、朝の会の始まった教室に、私が2回、相棒が1回、付き添って連れて行っている。私の2回に関しては、「絶対に一緒にいて」と1号に懇願されて、1度目は土曜の3時間授業のうち2時間を同席することになり。2度めはムスメ2号をその後幼稚園に連れて行かなければならなかったので、どうにか朝の会だけで1号にお願いして解放してもらった。思い出すだけでも脂汗の出るような、激しい「地獄の寝坊デー」。
今日もソレをやってしまって、「いやだ~!絶対に学校には行かない~っっ!うわ~~~~ん!!!」と叫ぶムスメ1号の声を聞きながらブルーになっていた。はあ、どうやって説得しようかな。困ったな。と思っていたところ、寝室で泣き叫んでいた1号が私のいる居間に出てきて、こういった。
「がんばって急いで支度をして、いつもどおりの時間に出る」。
もう泣いていない、とても冷静な声と表情でそう言うと、さっさと着替え始めた。
一言もなぐさめも説得もしていないのに、1号が自分で判断して行動をした。信じられないけど事実である。想定外の1号の反応に動揺しつつ、朝ごはんはとにかく口にさっさと入れられるもの…と思って、切ってあったりんごを差し出すと「りんごだけ?」…う、そうきたか。いつもならここで再び泣きのスイッチが入って「いやだ~!これじゃたりない~!!!!」とか騒ぎ出すところなんだけど「他の食べ物だと間に合わないかもしれないからね」と言ってみたら「…そっか。じゃありんごでいいや」と素直に食べた。肩透かしを食らう勢いだった。
そして、本当にいつもどおりの時間に準備が完了し、いつもどおり8:10に家を出た。外まで見送る私に、何事もなかったようにいつものように「いってきまーす。おかあさん、気をつけてね~」(←彼女はいつも、私の安否を気遣ってこのようなことを言う)と挨拶をして去って行った。
おかあさん、か・ん・ど・う・ですううううううううう! 過去3回の苦労を思い返すと、本当に地獄から天国のような違い。まさに「成長した」という言葉がぴったり!
ムスメ1号は、担任の先生にも寝坊したこと、でも間に合ったことを話したそうだけど、過去3回の騒ぎをご存知なので、先生にも「えらいっ!」としっかり褒めてもらったらしい。
目に見えて、はっきりと実感したムスメ1号の成長をここに記録しておこう。ああ、よかった。