こわい…？

ムスメ１号に「おもしろい顔して」とリクエストされ、さまざまに変顔をして見せたところ、途中まで笑っていたはずのムスメ１号が号泣。「こわい～!!」だって。そんなバカな…。
しばし泣いて、気を取り直したムスメ１号が、私の顔をいじって変な顔にして楽しみだした。されるがままに、でもサービスでちょっと目玉を動かしたりしていたらまたもやムスメ号泣。「こわい～!!」…え～!!私の顔ったら“どんだけ～”?!

夕方の我が家。

ムスメ２号は、１号と一緒にいれば基本的に楽しいらしい。１号は自分のぬりえやお絵かきを邪魔されながらも、２号がやりたいように色鉛筆や紙を使わせてくれたり。絵本やシールを２号にめちゃくちゃにされても「いいよいいよ、赤ちゃん用だからあげる」と、太っ腹なおねえちゃんだ。おかげで安心して二人きりにして、私は夕飯の支度ができる…のだけど。
ムスメ１号がテレビを見始めると、とたんに２号は私のもとへやってくる。テレビを見ると、１号はまったく動かなくなってしまうので、２号は退屈になるようだ。台所で料理をする私にまとわりついたり、踏み台をたくみに移動させて、熱湯から包丁からあらゆる物をいじろうとするので危ない、ちょっぴり（かなり）迷惑。
テレビの世界に入りこんでいて、ふと我にかえると一人ぼっちだったのが「さびしいよ～!!」と訴えるムスメ１号。「かーちゃんはご飯作ってるから台所から動けないよ」と言うと台所にやってきて、私の足元にいる２号を「ねぇねがあそんであげるから、こっちおいで」と抱っこして居間に拉致していった。しばらくは１号が２号をかまう声が聞こえていたものの、５分と経たないうちにテレビに没頭し固まったようで、２号は単身で台所に戻ってきたけどね。
そのうち二人そろってテレビ見て、誰も台所に来てくれなくなっちゃうのかな。それも寂しいな。いやいや。も少ししたら、二人にがっつりお手伝いをしてもらうのだ。

１歳１ヶ月のムスメ２号。

最近は楽しげな音楽を聴くと、縦揺れ横揺れして手をにぎにぎしたりして踊る。
私が台所で洗い物をしたり料理したりしていると、自分で踏み台を運んできて仕事を見学。手を出したがるのでかなり危険。包丁が載ったまな板を引きずり下ろしそうになったときは、本当にびっくりした。
お風呂に入ると、まず手桶を持ち湯船からお湯をすくって自分にかけようとする。たいがい上手くいかないんだけど、その行為、仕草がかわいくて笑える。洗面器にお湯を入れて渡すと、手でお湯をすくうようにして、自分の頭や身体をなでなでして、洗う真似をする。湯船に浸からせると縁に掴まらずに移動できるようになった。たまに失敗して水没するが、ムスメ１号が素早く救出してくれて一命をとりとめている。
食事は食いしん坊なおかげで、貪欲に色々な物を食べ、スプーンやフォークを使って食べようとする。手掴みで食べる方がずっと早いけど、ちょっとずつ使えるようになってきた。
クーピーや鉛筆はくわえてゴリゴリ噛み砕いて食べちゃうけど、紙にペンでお絵描きをするようになった。シールを剥がしてとるのが、今一番気に入っている遊び。
とーたん、ねえね、にゃーん、ばいばい、どーでし（どうぞ）、まんまんまー（様々な単語の代用）といった言葉を発する。
着々と進化しております。

眠れぬ夜。

私はいつもムスメたちに挟まれて寝ている。寝かしつけ時から両側にみっちりくっつかれているので、寝ついたら家事をしようと思っていても、私が動くとどちらかが目を覚ましたりして、立ち上がるのも一苦労。
今夜はいろいろと考え事が止まらず、眠れないまま早朝に。もう立派に「朝」とよべる時間だから、起きて朝の支度をしよう…と動いたらムスメ２号が目覚めておっぱいを要求。１号とに挟まれた状態では、２号をおっぱいで寝かせた後立ち上がるのが難しいと思い、間から抜け出てムスメたちを並べた端から２号におっぱいをあげていたところで１号の目が開いた。自分の隣がムスメ２号なのに気付いてとたんに涙ぐみ「おかーさんの隣がいい」と訴えられた。ああ…私が眠れずに起きている時間でさえも、私の思うようには過ごせないのだった…。携帯電話をいじる他やれることがないのに、充電が切れそうだ。いやあん。

猫娘。

ムスメ２号は猫化が進んだ。相棒実家にはみーさん（♂年寄り猫）がいて、ムスメ２号は非常に彼を気に入ってついて歩く。「ま～～ん」と鳴くムスメ２号の声は、おじいちゃんにみーさんと間違われたほどネイティブ猫語に近い。みーさんの食事と水を、四つん這いになって一緒になって取り合ったり、テーブルの下に潜り込んでいる姿は、もはや「二匹の猫」といった風情。来客の誰しもになつき、よじ登り抱きついて愛想を振りまくムスメ２号…耳と尻尾がないのが残念なくらい。

年始。

相棒実家にて、家族やら親戚やらの出入りでバタバタした新年を迎えた。
子どもたちにとって、日常の決まったリズムとは違う特殊な日々、わがまま三昧で楽しい反面、夜泣きをしたり寝付けなかったりと落ち着かない様子。
お正月後半に訪れた私の実家には、２５年一人暮らしをしてきた兄が、独居生活の老齢の父と暮らすために年末から大量の荷物と共に戻ってきている。が、基本は男所帯。姉親子とわあわあしながら、掃除やら子どもの世話やらに追われて時間が過ぎた。

忙しい年末年始で、なんだか息つく暇もなく、ムスメ１号の冬休みも終わり。明日からまた幼稚園。平穏無事な日々となりますように…。

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。今年もいろいろとがんばりますので、よろしくお願いします。