ちびめぐ日記

母(43)とムスメたち(11と8)の成長記録。

アロマテラピー始めました。

2013年01月19日 | フランス式アロマテラピー
久々にムスメ1号が激しく夜泣きした。
医者に診せたり薬を飲んだりすることではないと思っていたし、暴れっぷりは家庭内暴力レベルだし、止める術は全くないしで、私を何年も悩ませていたムスメ1号の夜泣き。ひどい時は2、3日に一度は大暴れをしていて手が付けられなかったけど、今夜の夜泣きは3ヶ月ぶりくらい。
実は約3ヶ月前から、アロマテラピーをあれこれ心身の悩みに試してみているのだけど、この3ヶ月で効果を感じていることのひとつが「夜泣き対策」。アロマの精油でマッサージをするようになって、9割がた夜泣きしなくなった。心身ともに疲れ果てていると、どうしても夜泣きはしてしまうようで、今夜は多分夜泣きしそう…と思ったらやっぱり出た。屈強な旦那さんをもってなだめようとしても、まさに生きのいい巨大マグロびっちびち!状態。暴れ始めると、何分間も暴れ続けるし止められないんだけど、今日は隙を見て背中と足の裏にいつもの3倍くらいの量のオイルを擦り込んだところ…沈静化。夜泣きはしたものの、静まるのに必要な時間がうんと短縮した。す・ば・ら・し・い~。
他にも、この3ヶ月で
◯ムスメたちの夜も眠れないほどのアレルギーによる鼻水・鼻づまり・咳がおさまり、毎日のように頼っていた気管支を拡張する貼り薬ほか処方箋薬を全く飲まずに過ごせている
◯2年前の夏に蚊にさされた痕が残り続け、そこを掻き壊していたムスメ2号の皮膚の改善(寒さで血行が悪くなると、傷痕があった部分が痣のような感じで見えるけど、皮膚そのものは健康な状態に)
◯15年以上共存し続けていた旦那さんの水虫が静まり、ガッサガサだった足裏が男性なりにスベスベになった
◯今シーズン、家族揃って今のところ病気らしい病気にまだかかっていない(まだまだ時節柄、気が抜けないけどね)
…ということを実感している。
私、めったに人に物事をオススメしないのだけど(本当に本気で「いい」と納得するのに人より時間がかかるのか、好みが偏っているから?と自己分析しております)、ちょっと色んな人に言いふらしたいレベルで気に入ってきた。
特に、私が素敵だと思っている理由は、「母の手」によるスキンシップで、家族の健康を守れるところ。当然、一定のレベルを超えた病気ケガとなれば、きちんと専門医に診てもらって必要な治療を受けなければならないけど、そこに至らない不調を家庭でケアできる可能性が広がった。今まで、子どもたちが「お腹が痛い」と言えば「トイレに行ってお腹を温めて」とアドバイスするしかなかった。「気持ちが悪い」と言われても、吐いてしまうまで成す術はなかった。もちろん、全ての不調をアロマテラピーで100%ケアし切れるわけではないけれど、胃腸の調子を整えたり気分をスッキリさせたりするオイルで「手当て」をする手段を得たことは、毎日子どもたちの体調を整えなければならない母親である私にとって大きい。
アロマテラピーって、私の中では「美容」とか「リラックス効果」という理解でしかなかったのだけど(これはイギリス系のアロマテラピー)、フランス系アロマテラピーでは薬剤師さんが精油を内服のために処方したり医療分野でも活用されているとか(wikipedia情報)。日本では、薬事法の問題などもあって、医療として活用するのにはあれこれ難しい点があるみたい。
とは言え、7歳と4歳とすっかり身体の大きくなったムスメたちに、赤ちゃんの頃のスキンシップのように“ベビーマッサージ”というのはなかなか私の中ではハードルが高いのに(単に面倒くさいとも言う)、アロマオイルでは、ある程度の目的に応じたマッサージ(夜泣きせずにいい夢が見られますように、咳鼻づまりに悩まず安眠できますように…と塗りたくるだけなんだけど)ができるので、面倒がらずに毎晩寝る前にぬりぬりしている(←面倒でも、塗っておいた方が結果的に楽であることがわかったので)。
塗られているムスメたちは、というと、本を読んだりシール帳で遊んだりしながら無言でゴロリと横たわり「お母さんが塗りたいんなら、勝手に塗れば~」という態度にしか私には見えないのだけど、寝る時間が遅くなりそうだから「オイルマッサージなし」宣言をしたりすると「えー!!!!」と二人揃って大ブーイングを飛ばし“塗ってもらうため”に急いで寝る支度をしたり。年末泊まりで出かけるにあたって「持って行きたい物をバッグに入れて用意して」と告げたところ、オイルセットを自らのバッグにぎゅうぎゅう詰め込んだりしていて、実は結構ムスメたちもこっそり気に入っていることがわかった。咳の緩和のために、胸(呼吸器)のあたりにもオイルをぬりぬりマッサージしているけど、背中や足やお腹はともかく、ムスメたちはいつまでこんなふうに胸を母にマッサージさせてくれるのかな、とふと考えて、今こうやって全身にタッチしながら過ごせる時間は貴重なのかも~。そんなこと自然にできるアロマテラピーに出会えてよかったなあ、と思うのでありました。
(あ、もちろん旦那さんにも、「妻の手」でオイルを塗らせていただいております)