ちびめぐ日記

母(43)とムスメたち(11と8)の成長記録。

秋風。

2007年09月23日 | かーちゃんの日々
母が退院したら喜んでくれるだろうと思い、泣きわめくムスメと格闘しながらも、実家の家事をなるべく母がしていたやり方で、少し手間でも貫いてやり続けていた。台所の引き出しの中も、母が喜んでくれるだろうと思い、整理整頓して待っていた。でも、母はもう戻ってこない。
今もまだ、実家で家事をしているので、手間のかかる作業、整った引き出しを見る度に、“母の喜ぶ姿が見たかったなあ”と思う。結果的に、母は退院してから家事に携わることはなく、亡くなった。
入院前夜まで家族の為に自分は食べられないオムレツを作ってくれたり、家族の服(TシャツやGパンまでも)にアイロンをかけてくれたり、体調が辛くてもムスメ(孫)の相手を笑ってしてくれたり、亡くなる10日前まで家計の管理・家計簿付けをしていたり、自分の体調を省みず高齢の父のことばかり心配していたり…とにかく何かにつけて“よくできた”“がんばりやさん”の母だった。
今日も、母の祭壇に供えられた生花の手入れをしつつ、次々と枯らしている私は“母だったらもっとうまく手入れして、最後まで花を無駄にしないできれいに飾るだろうに…お母さ~ん、帰ってきてくれ~”と心の中で呟く。
本日は母、倫子(のりこ)の月命日。


自信作。

2007年09月22日 | かーちゃんの日々
ムスメが自分でちぎって盛り付けしたサラダ。ちゃんと自分で完食いたしました。
食事の支度をする間、ムスメは「おイスに立っちしてみるの!」と言うことが増え、包丁や熱い鍋やフライパンに私がハラハラしながらも、本人の意志が強いために参加してもらっている。ダメなんて言った日には、手のつけられないことになるもので、いかに危なくないように本人のやりたいようにやらせるか、こちらは柔軟な対応を求められる。大変だけど、ムスメの満足げな笑顔で帳消し。

よみがえり。

2007年09月16日 | かーちゃんの日々
お葬式の夜に、姉と必死になって母の亡骸をゆすりながら「お母さん!」と呼び続けていたら、お母さんが生き返りました。「いや~、諦めずに呼びかけてみるもんだね」などと家族で談笑。「ところで、お母さん生き返ってからもう2日も経ってるし、そろそろ皆さんにお知らせした方がいいんじゃない?」「そうだったね」「みんな驚くだろうねぇ」…

…という夢をみた。
まだまだ、母には生きていて欲しかった。亡き母恋し、です。でも、寂しさはあれど、私は今日も元気に幸せに生きています。

…と思うよ。

2007年09月13日 | かーちゃんの日々
ムスメは、最近おっぱいを飲むだけでなく、あいてるおっぱいを目で眺めて楽しみ、触ったり引っ張ったりして楽しみながら飲むようになったので、両方のおっぱいが同時に忙しい。やられる私としては、両乳出すのが恥ずかしかったり、おっぱいに休む間がなくてイライラしたりするので、飲んでない、いじっているだけの方のおっぱいをしまったり手でふさいだりして阻止するも、ムスメに力ずくで奪われて諦めて為されるがまま…。
今日もそんな攻防をしていたら、怒った口調のムスメがこう言った。「こっちの おっぱい ふーちゃんが つかうと おもうよ!」。爆笑で撃沈です。1歳児のセリフか~?

1歳10ヶ月のムスメ。

2007年09月07日 | かーちゃんの日々
ムスメはお料理に興味津々で、何か作っているとすぐに踏み台を自ら運んで来て「みる!みる!」。当然見るだけでは飽きたらず、手も出したいわけで、サラダ作りを手伝ってもらった。

2歳も間近、噂に聞く「魔」な感じになっているようで、1日を通して泣いてだだこねている時間が長くなったなぁ、とつくづく思う。だいぶおしゃべりが上手になったとは言え、自分の意図の詳細を表現できるまでには至らないので、そのもどかしさゆえ泣いているのはよくわかる。けど、ムスメの意図はわからないので、「困ったなあ、やれやれ」となる場面多し。
箸が上手く使えない、思うように服の脱ぎ着ができない、とかんしゃくを起こして泣く。さりげなく手伝っても更に泣く。他のことに誘導しても泣きわめく。どうしたらいいんじゃい!教えてくれ!!…というバトルを繰り返している今日この頃。
この時間が、ムスメの発達には必要不可欠で、成長過程にプログラムされているんだよね~、とわかっているつもりでも、もう少し上手く付き合えないものかしら…。

昨日『となりのトトロ』DVDデビューいたしました。オープニング♪の“さんぽ”を延々とリピートした昨夜に引き続き、今日は前半15分をひたすらリピート。「“まっくろスケスケ”もっかいみるの~!!」…ぷぷぷ。かわいいやつめ。

イルカさん。

2007年09月07日 | かーちゃんの日々
台風接近のおかげで相棒が急に1日お休み!夏休み明けの平日、悪天候も味方につけて、ガラガラの江ノ島水族館を満喫した。
ムスメは初めての水族館。おめめキラキラ、たくさんのお魚に歓声をあげて、大はしゃぎ。
私の目当てはイルカショー。相棒とのラブラブ新婚旅行が思い出される。イルカさんたちの華麗なジャンプに、たくさんの元気をもらった。はじめのうちはショーに無関心だったムスメも、最後には自分から手を叩いて楽しんでいた。

少しずつ「過去」から「今」に気持ちをシフトできるようになってきた。今、を意識させてくれる相棒とムスメに感謝。

166日。

2007年09月04日 | かーちゃんの日々
ムスメが2005年11月に生まれて、翌4月初めまで実家で過ごしていた。さらに、相棒が泊まり仕事で不在の度に実家に身を寄せていた。結果、2006年に私とムスメが実家にいたのは“166日”!!
私も知らなかった。記録魔の母が、2006年のカレンダーに書き残したメモで知って、我ながら驚いた。1年の半分近くを、母の元で過ごしていたのだ…。嫁に行った娘の滞在日数とは思えませんな。母にはムスメ共々、たくさん甘えさせてもらってたんだな。
風が涼しくなって、季節が秋に変わっていた。相棒の仕事はお陰様で順調、多忙の日々。私はどこへ行っても何をしても、亡き母を思わずにいられず、さまざまに寂しくて仕方がない。胸中をムスメに話すと、ムスメは真剣な面持ちで「ウンウン」と相槌をしてくれる。