愛しい日々。

２人のムスメたちとの日々、ブログに記録しておきたいことはたくさんあるのに、文章をゆっくり書くゆとりがないのがもったいない。
そうこうしているうちに、ムスメたちは着々と成長し、愛らしい幼少の時期は飛ぶように過ぎていく。
その全てを記録することも記憶することもできない。大変なことや辛いこともたくさんある。それでも、ムスメたちが私に注いでくれている愛情の深さは、いずれムスメたちが大きくなっても忘れないでいたい。
涙をこらえて、口をへの字にして私の元を離れ幼稚園に入って行くムスメ１号の姿を見て、今日改めて思ったこと。

生後２ヶ月のムスメ２号。

髪が伸びて、濡れるとクリンクリンになるようになった。これはムスメ１号も赤ちゃんの時そうだった。体重は５キロを超え、順調に育っているみたい。首はまだすわっていないけど、だいぶしっかりしてきた。サイズ６０の服がぴたぴた。顔全体に乳児湿疹が出ているけど、ムスメ１号の時に比べたらうんと軽度。喃語も少しずつ出るようになり、ベビージムに寝かせると、手足をばたつかせて楽しそうにしていることもある。起きていると、相変わらずたいてい泣いて騒いでいるけど、泣かずにいる時間も少しずつ増えてきた。
ムスメ１号は、ムスメ２号とかくれんぼをするのが大好き。もちろんムスメ２号は動けないし話せないので、私に操られてるだけなんだけど。かくれているムスメ１号を、ムスメ２号がさがす。いつも泣いているムスメ２号に「えーん、ももちゃんの大好きなお姉ちゃんがいないよ～。どこに行っちゃったの～？」「いた！お姉ちゃ～ん！会いたかったよ～!!うえーん」という台詞を私が代弁し、しがみつかせる。なんと美しい姉妹愛(?!)。ムスメ２号が動いて話せるようになっても、こんな姉妹関係でいられるといいんだけどな～。

相棒よ。

そういえば、ムスメ１号は「暗闇」も恐怖。
もともと暗い所の好きな子どもはあまりいないと思うけど、娘可愛さについふざけていじめてしまう相棒により、何度となく押し入れに閉じ込められたせいで増長したと私は確信している。相棒も一緒に中に閉じこもって「とーちゃんがいるから大丈夫だ」なーんて言って、恐怖で泣き叫ぶムスメ１号をなかなか解放してくれない。すっかりトラウマになってしまって、ムスメ１号はドラえもんの映画に出てくる悪者の「暗闇族」という“名称”を聞いただけで何も怖そうな物は見ていないのに「くらやみ、いやだあ～!!!!」と涙を流して怖がる始末。
相棒よ、私は知っているよ。ムスメ１号が怖がって自分にしがみついてくれるから楽しくてやっていることを。同様に「高い所」もムスメ１号のトラウマになる日は近い。
３０を過ぎた友人も、父親から同様の可愛がられ方をして「今も恨んでる」と言うくらい歪んだ愛情表現。将来ムスメ１号に恨みで刺されないようにね…。

こわいもの。

昨年は節分の鬼に怖い目に遭い、ぶるぶるだったムスメ１号。今年は幼稚園で同じめばえ組さんに「鬼のお面は怖いから作らない」というお友だちが数人いた中、鬼のお面を作れるくらいに克服した（写真はムスメ１号作・赤鬼さん）。
が、ムスメ１号には新しい怖い物が。
それは「踏切」。
我が家は小田急線と井の頭線が近くを走っているので、踏切は通らないと行かれない場所もあるのに、音が鳴っていない踏切でさえもパニックになるくらい怖くなってしまった。
踏切→早く渡らないと電車に跳ねられる→いつカンカン鳴るかわからない→コワイ!!!! …ということらしい。
そして、電車に乗るのも、ちょっと怖いみたい。
電車→乗ると勝手に移動する→目的駅に着いたらすぐに降りないと扉が閉まって知らない場所に連れて行かれてしまう→コワイ!!!! …と。
ムスメ１号の記憶力や想像力はすごいなあ。しかし、ちょっと出かける度にパニックになられるのは困るので、是非とも早々に克服していただきたい。「鬼」みたいに克服に１年かかったら嫌だなあ。

あんよちゃん。

ムスメ１号は、ムスメ２号のあんよが大好き。「あんよちゃん、ちっちゃ～い!!」とあんよをつかまえては頬ずりしたりチュウをしたり。
先日はムスメ２号があんよをバタバタとキックしているところに顔をわざわざ当てに行き、自分の顔を蹴られて喜んでいた。
なんだろね。

鬼のパンツ。

「おに～のパンツはいいパンツ～♪」テレビから流れてきたあの歌をまじまじと見ていたムスメ１号は言った。
「おにさんは、パンツくさくなってもいいからずっとはいてるんだね？ わたしはくさくなったらこまるから、毎日パンツかえるけどね」
…楽しいぞ、ムスメよ!!

魔の時間。

私とムスメ２人は３人一緒にダブルの布団で寝ている。ムスメ達は、夜９時までに一度寝静まる。そして私が家事をしていると、０時までの間に最低１回は魔の時間がやってくる。２人同時夜泣き。
ムスメ１号は、夜寝る前にオシッコをしても、夜中に必ずもう一度オシッコをする。漏らす前に起きてトイレでしてくれるのは助かるけど、そのトイレの前後が激しい夜泣きなのだ。オシッコしたい不快感がそうさせるのか、ムスメ１号は寝言を言いながら泣き叫び暴れる。抱きしめてなだめようとする私から暴れ逃げたり蹴りまくったり。おっかない。そんなのが同じ布団にいるんだから、当然それまで寝ていたムスメ２号だって起きる。そして泣く。２人同時に本気で泣きわめかれ、私だって泣きたくなるわ～。えーん、えーん!!!!

コンサート。

ムスメ１号の通う幼稚園の教会で、心臓移植手術をアメリカで受ける「めいちゃん」の募金のため、チャリティーコンサートが行われた。
お兄さんが教会員ということで、なんと中西圭三が来たのだ。ムスメ２号を義母に預け、相棒とムスメ１号とコンサートへ。「タイミング」（懐かしのポケットビスケッツ）、「choo choo train」もよかったけど、嬉しかったのは子ども番組でしょっちゅう聴いていた「ぼよよん行進曲」と「まんまるスマイル」を生で聴けたこと。「ぼよよん」は、子ども達がジャンプをしながら歌に参加して、ムスメ１号も相棒にジャンプさせてもらって喜んでいた。
子どもと一緒に楽しめるコンサートって素敵。またこんな機会があったら行きたいなあ。