音楽の力。

ムスメとの会話(?!)が楽しいこの頃、今度はムスメが歌を歌うようになってきた。
まいごのまいごのこねこ「しゃん～」
あなたのおうちはどこです「かぁ」
…と、語尾だけしか歌わないけど、タイミングも歌詞も合っているので、ちゃんと覚えているんだね。
テレビの歌の振り付けも真似して踊ることが増えて、一緒にこども番組を見るのがますます楽しくなってきた。ムスメと歌って踊って過ごす時間。燃えろ、私の体脂肪！(無理だろ～)
今は春休みなので、新５年生になる姪っ子(ムスメのいとこ)も一緒に激しく過ごしてくれている。

砂遊び。

すっかり暖かくなったので、ムスメを連れて公園に遊びに行くことが増えた。
初めのうちは、遊具に飛び付いていたムスメ、今は砂場がお気に入りで、身体を動かすよりも砂で地味に遊んでいる。ひたすら砂をスプーンの類ですくい、容器に入れるのを繰り返していたり。型抜きした砂を片っ端から崩し歩いたり。たまにそのスプーンをうっかり口に入れて「まず～い」とやってみたり。
そんなムスメに付き合って、私も２０年ぶりくらい(最後にしたのはいつだろう?!)に砂遊びをしている。泥ダンゴを作る方法を必死に思い出して、砂場から砂をすくっては植え込みや花壇に撒きにあちこち歩き回るムスメを尻目に、熱中してダンゴこねたりしている。作品をムスメに渡したら一瞬で破壊されたけど。それもまた楽し。

回転ペリエ。

我が家の寝室には、まだもののけが憑いているようで、ゆうべも３０分オッパイを吸って５分寝、また泣いて３０分オッパイを吸って５分寝たら泣いて…を繰り返したムスメ。さすがに相棒も、そんな私とムスメの気配に眠れなかったようで、一家全員寝不足、疲労気味。寝室ではどうにもやり過ごせず、明け方３時半から５時まで私は居間に降り、ムスメをおんぶしたり抱っこしたり歌を歌ったり手遊びをしたり絵本を読んだり…眠りを誘おうと努力した結果、ムスメは楽しそうに過ごしていた…ま、いいか…。子育てに睡眠不足の苦労は付き物、みんなそうやって頑張っているんだもんね。
寝不足の相棒も仕事に出て、寝不足の私はムスメの朝食や洗濯をする。洗濯機を回してムスメとぼんやりテレビを見ていると、洗濯機から“ごつん…ごつん…”という不穏な音が聞こえてきた。立ち上がるのもおっくう。洗濯機が壊れてたりするのも面倒。でも放っておくのも気になるので、洗濯機の蓋を開けてみた。中をのぞいて目が点に。
「ペリエの瓶が回転してる…」。
ペリエ(炭酸水)の緑色の瓶が、洗濯機の水流にもまれてぐるぐると回っていた。思わず苦笑。
そういえば、昨日資源ゴミを出すのに、ムスメが手伝って(妨害して)くれるので、空っぽの洗濯槽を一時置き場にして分別をしていたんだった。その時これを取り残したらしい。７５０ｍｌ入りの派手な緑色のボトル、気付かずに上から洗濯物を放り込んでいたのか～。なんてこった～。割れなくてよかった～。

「ぬんない」。

いろいろな日本語を身に着けつつあるムスメだけど、日本語にはないオリジナルの語彙に「ぬんない」がある。
落とした物が取れないとき「ぬんない」。
通り抜けられないとき「ぬんない」。
入れ物の蓋が開けられないとき「ぬんない」。
自分は歩きたいのに抱っこされてしまったとき「ぬんない」。
どうやら「ぬんない」は「○○したいのに○○できない」であるらしい。「ぬん」で全ての動詞を表し「ない」で否定の意味を表現している…なかなか便利な語を編み出したもんだ。

飲んだ！

何年ぶりかで、親友女３人で夜飲みに行ってきました！
いや～、自分の食べること飲むことしか気にしなくてよくて、話を中途半端に止めなくていい…身軽な感じ(実際荷物も軽い)が素敵でした～。
ムスメと相棒はふたりでお留守番をしてくれていて、「おもちゃと食事跡でごった返した部屋、泣き叫んでぐちゃぐちゃになったムスメと、あやすのに汗だくになった相棒」を想像していたんだけど、実際に私が２２時半に帰宅すると「きれいに片付いた部屋、寝室でぐっすり眠るムスメと相棒」が待っていて拍子抜けしたくらい。
ふたりとも、どうもありがとう。息抜きさせてもらっちゃいました。

もののけ。

このところ、ムスメの“夜中に起きてオッパイ”が一時期の頻度(１時間に１回以上か?!の勢い)に比べて減り、２～３時間に１回程度に落ち着いて少しほっとしていた。

…のも束の間、今夜は激しい展開だ～。９時に寝て、１１時に泣いて「オッパイチョーダイ」攻撃開始、以降オッパイをくわえさせること６回。もう夜明けかしらと時計を見て２時…あれえ～。ムスメはそっと私が体勢を変えるだけでもすぐに起きて泣く。オッパイ吸われている間は眠れないので、結果ほとんど眠れない私。とほほ。
もののけだ。もののけの仕業に違いない。今夜は相棒も何やら意味不明の寝言をつぶやきながら寝返り打ちまくりだし。ムスメも私も眠れない。睡眠妨害のもののけが寝室にいるんだ。そうか…もののけがいるんじゃ仕方ないよね。仕方ないよ…うん…しかたない…しかた…な…い…うおおおおおおぉぉぉぉぉ

口癖？

ムスメは夜中に目覚めると寝ぼけながらも「オッパイ、チョーダイ」とはっきりおっしゃるようになった。欲しいモノと「チョーダイ」を組み合わせての２語文はお手の物。
そして、名詞も形容詞も着々と語彙を増やしている。
絵を描くと「カアカア！(からす)」「ピョンピョン！(うさぎ)」「モーモ！(うし)」「チョウチョ！(蝶)」「ニンジンサン！(人参)」と次々当ててくれるのが楽しくて、ムスメが言える物の絵を描き連ねていた。「リーコ！(りんご)」「チョーダイ！」…はっ！しまった！ムスメの食べたい物を描いてしまった！
というわけで、急遽りんごを剥くはめになった。その間ムスメは「リーコ、チョーダイ！」と「オッパイ、チョーダイ！」をひたすら連呼してくれていた。
「オッパイ、チョーダイ！」は空腹時に口からついて出てくるんだな。多分「オナカ、スイタ！」なんだと思われます。

ナイスぼけ！

相棒とムスメに付き合ってもらって、春物の服を買いに行った。やっぱりショッピングはストレス解消！うれしいな、らんらん。

それはさておき。
店内で私が服を物色する間、相棒がムスメの相手をしてくれる。店員さんにも愛想を振りまくムスメ、試着室で鏡やサンダルと戯れ、店の外へと遊びに出て行き、相棒共々いなくなっていた。店員さんと「旦那さんがお買い物に付き合ってくれると助かりますよね～」「うふふ、助かりますね♪」なんて会話を交わして会計を済ませて店を出た。少し離れたところから、相棒とムスメがちょうどこちらに向かって戻ってきた。私と目が合ってニッコリ、私にトテトテかけよってくるムスメ。私はしゃがんで両腕を広げて「ムスメ～!!」とお出迎え、母娘抱き合って感動の再会シーン!!!!…となるはずが。ムスメは私の胸に飛び込むのではなく、私の腕に掛かっていた紙袋を私から奪って終了～。見ていた相棒も店員さんも大爆笑。ムスメの素晴らしいボケっぷりに「そこかよ!!」と私は本気でツッコんだ。面白かったけど。

そうだね。

テレビで、取り組みを終えたお相撲さんが目を閉じて荒い呼吸をしている姿がアップで映っていた。ムスメはお相撲さんの胸を指差し「オッパイ!!」、顔を指差し「ネンネシチャッタ!!」と叫んだ。間違ってはいない…でも笑っちゃう。
まな板の上の緑色の物体を指差し「びーぱん!!」…うん、間違ってはいない…「ピーマン」だけどね、気持ちはわかるよ。うん。

初の２語文。

ムスメが初めて言った文は「めんめ いたい」だった。

ムスメは「おいちぃ(おいしい)♪」と食事時よく言ってくれて嬉しいんだけど、しばしば落ちているゴミを口に入れても「おいちぃ」と言っているので、果たして“おいしい”の本当の意味をわかって発言しているのか疑問。だけど、今回はガシガシと目をこすりながら「めんめ いたい(目、痛い)」と言っていたので、意味と発言は合致していたのだろう。

そして、次の瞬間には「パクパクたん かい(パクパクさん、もう１回)」→DVDで“パクパクさん”というキャラクターの出るシーンをもう１回見せて、の意…と言い出した。
明日からこの子は、普通に日本語話すんじゃないかな。１歳４ヶ月なのに。