割合。

相棒の出稼ぎが続き、今月は６割方実家にいた気がする。微妙な里帰り。

相棒がいない間は特にまめの成長が著しく、相棒が帰ってくる度に腹回りが１割増ししてるんじゃないかと思える。２週間前に測った腹囲は９３センチ…あと少しで１メートル！

親友マホちゃんの産んだおチビの写真を携帯電話に送ってもらった。そこには笑っちゃうくらい間違いなくマホと旦那を合成した“ハーフ”が写っていた。

やった！！

親友マホちゃん、無事に出産したそうです。
あああ、よかったー。おめでとう、おめでとう！！
なんだか言葉がありません。

どきどき。

今朝、親友マホちゃんから「陣痛が始まって入院した」という連絡をもらって早１２時間が経とうとしている。彼女は新しい命をこの世に送り出すために、彼女の新しい命はこの世に生まれ出るために、今日という日を一生懸命に過ごしているだろう。
がんばれ！ガンバレ！

安産教室。

産院にて、臨月間近の妊婦さん対象に「安産教室」が開かれた。
内容は「お産」の一連の流れについての予習、といったところ。まず教材ビデオで陣痛から出産までの様子を見た。他人の、しかも２０年は昔だろうと思しき古い教材映像を見て、不覚にも感動に涙ぐんでしまった私。
その後、助産婦さんから呼吸法やマッサージ法を教わるが、彼女の言葉はところどころ面白かった。「ひざ」のことを「ひじ」と言い、「ストレッチ」体操のことを「スクラッチ」体操（ちょっとファンキーな感じがする）。「パニック」状態のことを「スクランブル」状態（んー、あながち間違ってはいないのか?!）。そんな彼女の言葉を真剣にメモする妊婦たち。
みんな自分のことに一生懸命で、ここで少しは打ち解けられるかしら…と思っていたけど、できなかった。「みんな話しかけ辛い感じでね」と相棒に言うと「お互いがそう思っているからそういう雰囲気なんだろうね」と言われ、ごもっとも、と思う。

逆子体操の楽しみ。

逆子体操、はっきり言って「痛い」っっっ。痛いよ、痛いよ、恥骨が痛いよぅ。まめかーちゃんは本当に涙を浮かべながらがんばっている。
でも、楽しいこともあったりする。
先生に逆子であることを知らされたときに、頭・背中・お尻が今どこに位置しているかを教えてもらえたので、まめが動くときに「おお、今頭と足で伸びをしている！」とか「手をもじもじ動かしている」と、具体的な想像（ま、結局は想像なんだけども）ができるようになった。
それから、私の辛い逆子体操②をしている最中、まめはそれなりに頭を下に向けるように動くことを促されているようで、自分の意図ではない方向に回転しそうになって「あわわわわわ」「おぶおぶおぶおぶ」というように慌てふためいているような（ま、やっぱり想像なんだけども）動きをするので、なんだか可愛いのだ。
ま、一番の楽しみは「頭を下に回転してくれること」なんだけどねぇ。まめ、頼むよ。

逆子体操の辛さ。

産院で教わった逆子体操は夜寝る前に①腹ばい姿勢からお尻を高く突き上げる「尺取虫」のようなポーズを１５分キープし②その後医師に指示された体側（私の場合「左」）を下にして就寝する。
①のポーズは不自然な姿勢で多くの人がキツイと言うらしく、１５分が辛かったら５分でもいい、と指導された。が、私にとってキツイのはむしろ②。激しい恥骨痛を抱えていて、左右のバランスを崩さないことで痛みを軽減させている私にとって、「左側を下にして寝る」というのは拷問。痛くて「そのまま就寝」なんて不可能。その痛みは説明しづらいけど、左右のずれた恥骨が周囲の肉部分をギシギシと圧迫し激しく痺れさせる感じ。息が詰まるほど苦しい。それが股の中心で起きているので、身体を少しでも動かそうとしたらどっちにどう動こうとしてもとにかく痛いのだあぁぁぁ（号泣）。
無理はよくない、でもやらないとなおらない、という微妙なところ。なので、今更ながら購入してみた『出産百科』の逆子体操に従い①を１０分②を３０分で１日に２回実施…というのをがんばろうと思う。まめちゃん、かーちゃんはがんばりますよ。

９ヶ月のまめ。

妊娠後期になると胎児の成長率がぐぐーっとアップする、という噂は聞いていたけど、私の成長率も激しくアップしており非常にマズイ…と思いつつ、しかし健康優良妊婦（むくみ・尿蛋白・尿糖ゼロ、貧血・便秘・膀胱炎・食欲不振etc.なんにもナシ）だもんで、先生からなーんにも注意されず、いつもどおりの生活を続けるのであった。
ただ１つ、今回の健診で現在“逆子”の状態であることが判明、妊娠中期であればあまり問題ないけど、後期になってまめが大きくなっているだけにこれはちと心配。私のお腹を正面から見て“１０時の方向”にまめの頭がある。出産までに逆子の９０％はなおるらしいけど、なおらなければ帝王切開の可能性が高まるわけで。
自然に分娩がしたいよー。逆子をなおす体操に励むぞー。

それぞれの年月。

相棒の師匠、第二の親父ともいうべき存在の“宇宙人”が癌で入院しているという連絡が入り、静岡がんセンターに見舞いに行く。
１年前の私たちの結婚式には挙式前から一杯引っ掛けて真っ赤な顔で登場してくれた。春先に妊娠の報告をしたときには「子どもがふたり（一人目は相棒）になっちゃうけど頑張れよー」と笑って祝福してくれた。
ほんの数ヶ月の間に宇宙人は食道癌のためものすごくスリムになっていた。のどに穴をあけられているので、食事はすべて点滴。一日に痰がポリ袋いっぱい出るとかで、少し話すだけでも痰が絡んですぐに苦しそうになる。付き合いの長い相棒は、きっと苦しい気持ちでいるだろうと思いつつ、正直、私は何をどうしたらいいのかわからなかった。「触らせて～。元気をわけてちょうだい」という宇宙人のリクエストに応えてまめを差し出すくらいしかできなかった。
まめは１１月にこの世に誕生する。宇宙人は１１月、どうしているだろう。誰にもわからない。

記念イベント。

昨年結婚式を挙げた浅草ビューホテルから、結婚１周年を記念して宿泊ご招待をしていただいたので、相棒とおでかけする。
２７Ｆフレンチレストランでの豪華ディナーには、披露宴でのコース料理からどうしても私が食べたかった品を選んで用意してもらった。ジュースやハーブティーをサービスしてもらい、お腹いっぱい、おいしく満喫。
スィートルームで（無料宿泊なのに…ありがたやです）浅草の夜景を楽しみつつ、相棒とこの１年を振り返る。本当にあっという間だったな。でもお腹のまめの成長は確実に月日を刻んでいることを私たちに教えてくれる。来年の記念日はどんなふうに過ごしているだろう。

相棒おめでと。

本日は相棒の誕生日。３０歳になりました。おめでと。
世間を賑わしている選挙に夫婦で投票しに行って、相棒お気に入りのオムライスをつくってお祝いをする。
本日は、「結婚式記念日」でもあります。仲良く暮らしていたらあっという間に１年が過ぎていたよ。祝・結婚式１周年。