ちびめぐ日記

母(43)とムスメたち(11と8)の成長記録。

おっぱいの穴。

2006年06月29日 | かーちゃんの日々
ムスメの下の前歯1本は着実に伸び、その存在はムスメが口を開ける時に確認できるが、一番存在感があるのはやっぱり授乳中だ。ムスメはちゃんと歯がおっぱいに当らないように上手に舌を使って飲める技術を持っているのに、本気で飲むつもりがないとガブリとしてくれるのでちょっとでも噛みだしたら即“閉店”することにした。
今日は噛まれてないのにおっぱいがやけにしみるように痛いなぁ、と思ったら、ムスメの歯の痕が削れて穴になっている。血が出てないのが不思議というくらいの傷…。ひゃああ~!痛いはずだよ。
離乳食もしっかりモリモリ食べているし、ムスメの「卒乳」も近いかな(それはそれで寂しかったりもする)。

わな。

2006年06月29日 | かーちゃんの日々
ムスメの侵入を防ぐつっぱり棒、寝室ではなかなかいい働きをしている。
台所に私が立っているとムスメは居間で相棒にかまってもらいながらも台所に突進してくるので、居間と台所の出入り口にもつっぱり棒が設置された。ムスメは自分の進路を邪魔するワルモノ(棒)に噛み付いたりでしでし叩いてやっつけようとしていた。
その様子を見て笑いつつ夕飯の支度は着々と進み、ムスメの離乳食“つぶしトマト”と“裏ごし枝豆ホワイトソース和え”も完成。いつもどおり先にムスメに食べてもらおう。「できたよ、くわああっ!!」…両手にムスメの食器を持ったまま、私は宙を飛んだ。飛びながら思い出した。“棒”の存在を。ムスメの侵入を防いでいたヤツは、私にとっては“わな”であった。
その後、即“わな”は撤去された。床に転がされたただの棒となったヤツを、ムスメは喜々として叩いて遊んでいた。

侵入禁止。

2006年06月28日 | かーちゃんの日々
畳の寝室とフローリングの相棒の仕事部屋をつなぐ出入口は、ムスメにとって「安全」と「危険」(相棒はちらかし屋なので画鋲やネジ、たばこ、コインなどが床に散在している)の境界線。越えてはならないこの線の向こう側にムスメは行きたくて仕方ない。越境しては私や相棒に拿捕されている。
本日ついに鉄条網を…はる訳にはいかないので、相棒案でつっぱり棒をはった。高い方で床から約25cm。ムスメはこの棒をくぐることも越えることもできず、向こう側で掃除をする私に泣きながら抗議をしてがしがし棒を叩いていた。ちなみに写真に写っているのは、ムスメの攻撃を受けて倒されかねない扇風機くん。
さて、いつまでこの棒でムスメの侵入を食い止められるか?!

続・手はふたつ。

2006年06月27日 | かーちゃんの日々
お風呂の香り剤、ピンポン球サイズの檜の玉を手渡す。
「はい、どーぞ」右手に受けとるムスメ。
「はい、どーぞ」左手に受けとるムスメ。
「はい、どーぞ」
「(右手…ふさがってる。左手…もふさがってる。でも欲しい!)」右手でもうひとつをなんとか受け取った。
「うきゃ~~っ!(ヤッタネ)」とお風呂場に響くムスメの喜びの声。

海苔とカイワレ。

2006年06月27日 | かーちゃんの日々
ずりばいムスメは床と仲良し。服の腹部分は畳でこすれてみんなけばけばになっている。新聞を床に広げて読めばずりばってきて参加し、クッションやとーちゃんという床に転がっているものは障害物として「えいしょえいしょ」と乗り越えている。腕の力がメインのホフク前進だったずりばいに右足のキックが付いて進むスピードがあがった。とはいえ、まだ距離がある目的地に到着するには「あ、コンセントを狙ってるな。座布団で隠せ!」「ん、スリッパ狙ってるな。ドア閉めて!」とこちらがやれるだけの時間がかかる。
相棒の実家での夕ご飯、畳にちゃぶ台で「手巻き寿司」を楽しむ大人たちを尻目にずりずりはっているムスメ。おじいちゃんのところに海苔の袋を発見!「カラだからいいよ」と袋をムスメに渡したおじいちゃんの誤算。カラ袋をムスメが振り回すと中から粉々の海苔が舞い出した。「うわぁ」と騒ぐおばあちゃんが今度は卓上のカイワレ大根の山を畳にどっさり落とした。海苔まみれになったムスメ、カイワレに目を光らせ前進開始!慌てて片付けるおばあちゃんと私。ムスメが到着する前に片付いた。目の前からカイワレがなくなったのに気付いたムスメは「…(がんばってここまで来たのに、なにもないじゃないかぁ~)、ううううー!!!!」と突っ伏して畳をでしでし叩いて泣いて怒ったので、カイワレを1本手渡すとうれしそうに握りつぶしてしなしなにしてくれた。
その後、海苔まみれのムスメはお風呂に入り、なかなかとれない海苔のために長風呂を強いられ、家中に悲鳴のような泣き声を響かせていた。
楽しいムスメだ。

ギブ!!ギブ!!

2006年06月24日 | かーちゃんの日々
ムスメは寝ぐずりする時に唸りながら悶えて暴れる。寝かし付けるのに添い寝をしながらおっぱいをあげているんだけど、口だけおっぱいをくわえたまま全身をくねらせたり波打たせたり手や足をばたつかせたりの大騒ぎ。ねむいのにうまく眠れない、ムスメもイライラしているんだろう。力一杯おっぱいを噛んでくれる。歯が生えてきたムスメにおっぱいを噛まれる、「絶対にされる、痛そうだなあ」と想像はしていたけど、本っっっ当に痛い!!!!「イタイいたい痛いイタイ!!!!」と絶叫しながら足で地団駄を踏んでしまう。頭の中ではプロレスで技を決められ死にそうになり流血しながら「ギブ!!!!ギブ!!!!」と叫び、試合終了のゴングが派手に打ち鳴らされている(プロレスなんかしたことはないんだけど、イメージとして)。
まだおっぱいナシには眠れないムスメ。乳離れが先か、おっぱい食いちぎられるが先か…とほほ。

夢の中で。

2006年06月23日 | かーちゃんの日々
対ブラジル戦で4-1…日本のワールドカップが終わった~。
日本でのTV放送時間のために現地の最も暑い時間に試合をさせた日本の商業主義が悪い!…などということに腹を立てつつ、私はスポーツを語る資格のないうんち人間(運動音痴)なので、これ以上は何も語るまい。
前半で日本が先制したのを別室でTVを見ていた相棒が、寝室で夜中のおっぱいタイムの私に喜び踊りながら報告してくれた時、ムスメは寝ぼけながら笑顔で「(いいぞ~、やれ~)」とばかりに枕をポスポス叩いていた。
そして、試合を見終えて相棒とガッカリしながら寝室に戻ると、ムスメは「(アタチ、1等賞!)」と“グリコのポーズ”で眠っていた。…癒されるなぁ。

本物志向。

2006年06月23日 | かーちゃんの日々
ペットボトル、リモコン、携帯電話、スリッパ、うちわ、電気コード、パソコンマウス、眼鏡、ハンガー…ムスメはそういう日用品めがけてにじり寄り、嬉々として遊んでいる。その喜び様が激しいので無下には取り上げ難いのだけど、形状・塗装・電池etc...なんでも口に入れてしまう赤ちゃんへの安全性を考えると本気で遊ぶ前にこれらは取り上げざるを得ない。「代わりにコレで遊んでちょうだい」とおもちゃを渡すと「…(“オモチャ”はイヤ、ホンモノがいいの!)」と見向きもしないことが増えた。数千円のおもちゃよりもティッシュの空き箱の方が食い付きがよかったり(安上がりだけどガッカリ)。
そういえば哺乳瓶もおしゃぶりも、口に入れてもペイッと吐き出されてしまうので、おっぱい以外の飲み物は早くもコップで飲むことになった。
「(アタチをこどもあつかいしないでよね!)」とムスメが言っているような気がする。

ちっくん。

2006年06月22日 | かーちゃんの日々
三種混合予防接種を受けに、かかりつけの小児科へ行った。
ムスメはだんだん記憶する力がついてきているせいか、診察室に入って診察、のところから嫌な予感がする!とばかりに泣き始めた。注射の準備の頃には絶叫していて、涙ぼろぼろ汗だくだく。その声は家では聞いたことのないような恐怖におののく叫び声で、文字にすると「イヤ~~~!!!!イヤ~~~!!!!」だったので、同行していた相棒と思わず笑ってしまった。
注射は終わってもなかなか気はおさまらないムスメは、敵(お医者さん)に手を貸した(暴れるムスメを押さえ付けた)両親(私と相棒)をうらめしそうに涙をいっぱいためた目で見ながら「うっく」「うっく」といつまでもしゃくっていた。
前回の注射の時も泣いたけど、あの時の泣き方は“なんとなく嫌で泣いた”という感じだった。あれから約2ヶ月、泣き方に気合いと感情が入ってきた。
「赤ちゃんがかわいそうだから、訳がわからない低月齢のうちに予防接種を済ませる」という賢いお母さんが多い中、私は緒事情のために時期を遅らせてしまい、ムスメは訳がわかってきてしまった。かわいそうに…。
三種混合は全部で3回、また1ヶ月後にはもう1回接種しなくてはならないのだ。ムスメは今よりもっと訳がわかるようになってるんだろうな。かわいそうに…。

おしごと!

2006年06月20日 | かーちゃんの日々
ま、いつかやられるとはわかってた。ムスメ、いい仕事しました。
もともと私が粗相して3cmほど破れ目があった障子。そこから差し込む外の光にムスメは目を輝かせて「!」とハイスピードずり這いでまっしぐら。まさに「あっ」という間にその切れ目に指を突っ込みびりびりびり…。「あーあ」という頃にはムスメの手には戦利品が握られていた。
やられたからには「やれ!やれ~!」とけしかけ、その姿をビデオやカメラで記録することに徹する。今日は1マス紙がなくなったところで終わりにしてもらった。また別の日のおしごととして楽しみにとっておこうね。
一通り穴があいたらカーテンに代えるかな。