ちびめぐ日記

母(43)とムスメたち(11と8)の成長記録。

ムスメ1号、卒園。

2012年03月16日 | かーちゃんの日々
教会で礼拝として行われた卒園式。順々に席を立ち、証書を受け取り着席する落ち着いたムスメ1号の姿は、この三年間ですっかり成長したことに涙するにふさわしかったけど、立ったり座ったり飛び跳ねたりして「あ、ふーちゃんだ!ふーちゃん、おーい!」などと叫ぶムスメ2号を制するのに忙しくて、私も相棒も涙が引っ込んでしまった…2号のおかげで感動も半減…。
それでも、卒園児の歌う「はじめの一歩」と「さよなら ぼくたちのようちえん」には泣かせてもらった。歌の大好きな学年で、たくさんの讃美歌を覚えながらも、長い歌詞の歌を数々覚えて機会がある毎に披露してくれてきた。この仲間たちと歌うのは最後かと思うと寂しい限り。
そして、教会での卒園式が終わってからは、母たちが連日準備を重ねてきた謝恩会「ありがとうの会」。5人の卒園対策委員のうちの1人として数ヶ月の日々を費やした企画、運営。途中、主義主張の折り合いがつかずひと月ほど足踏みをしてしまった企画もあったけれど、部屋の飾り付け、記念品の準備などなど、委員以外のお母さんたちのお陰で無事に形にすることができた。会が終わるまでは委員の仕事、緊張感をもって参加。途中、母全員から先生方へ感謝の気持ちを込めた合唱「さみしくなんかないってば」では、涙がジャージャー出たけど。それ以外は進行がうまくいくように、どきどきしながら進めていた。終わってみて、先生方も感動してたくさん涙していただけたし、お母さんたちにも「よかった」と言ってもらえて、ようやく肩の荷が下りて…抜け殻になりました。燃え尽きたよ。明日のジョーの最終回ばりに。
ムスメ1号の卒園、ということにあまり深い思いを抱けなかったけど、私はこの学年のお母さんたちが大好きだったので、最後の大仕事をみんなと一緒に力を合わせてつくり上げることができて、やってよかった。
このあと、数日間はなーんにもやる気にならなかったけどね。
そして、わりと淡々と卒園したムスメ1号。そんなものかなーと思っていたけど。家で1号が知っている歌を私がピアノを弾いて一緒に歌っていた時に、幼稚園の行事で歌った「ビリーヴ」を弾いてあげたら、急にシクシクと泣き出した。「また、M先生と一緒に歌いたいけど、もう歌えないなんて…」。優しい先生たちに囲まれて、たくさんの初めてを経験した幼稚園。本当にいい時間を過ごしたんだね。ほとんどのことが、時間と共に記憶から薄れていくのだろうけど、ムスメ1号の血肉となっていくことでしょう。
感謝、感謝。

ムスメ1号、最後の登園。

2012年03月16日 | かーちゃんの日々
いよいよ、明日、ムスメ1号は幼稚園を卒園する。
謝恩会の委員の私は、とにかく準備にバタバタで、頭の中は仕事の事でいっぱいで、あんまり他の事がしみじみとは考えられない。
けど、今日が普通の登園の最後なんだなーと思うと、いろいろな思いがこみ上げる。
雨の日も、風の日も、暑い日も寒い日も、生まれたばかりのムスメ2号を伴って、毎日のように徒歩20分の道のりをムスメ1号と通った。泣いたり怒ったり笑ったりしながら、おしゃべりしながら、寄り道しながら。朝、支度が終わる前にムスメ1号は遊んだりして、出かける時間を過ぎてしまい、必ずと言っていいほどケンカしながら出発したな。ムスメ2号を抱っこしていた頃には、ムスメ1号と手を繋いで歩いたけど、ムスメ2号をバギーに乗せるようになってから、あんまり1号と手を繋いで歩くことはなくなっちゃったなあ。
幼稚園の玄関でムスメを見送って、幼稚園の玄関に迎えに行く…そんな毎日が、もう二度とは戻ってこない貴重な時間となる日がくるとは。

ムスメ1号、四月からは1人で小学校に通うんだね。どんどん私の手を離れて、日々自立して行くんだろうね。これから見えないところで成長していくことは、嬉しいことだけど、ちょっぴり寂しい。
この6年間、ずっとずっと一緒にいてくれてありがとう。大変なことも沢山あったけど、たくさん心を支えてくれていたよ。幼いあなたとぴったり寄り添って過ごした日々、お母さんの宝物です。