萩市明木に鎮座される「明木(あきらぎ)神社」。御祭神は『伊弉那岐大神・志那都比古命(しなつひこのみこと)・志那都比売命(しなつひめのみこと)・市杵島比売命・高龗神(たかおかみのかみ)・闇龗神(くらおかみのかみ)・菅原道真公』
由緒沿革「鎌倉時代公安二年(1279)に紀伊國の熊野神社より分霊を勧請。初め権現社と呼ばれ本村字原の地に鎮座。明治維新の際に現社名へ改め、貴布禰神社・雷神・厳島神社・天満宮を合祀。明治四十一年、現在地の旧菅山社に合祀遷宮。」
拝殿前には三対の狛犬さんが神域を守護されています。拝殿一番近くより神域を守護されるのは文久二年(1862)三月吉日建立の萩型狛犬さん一対。吽形さんは右足の下に小さな玉を踏み、阿形さんは流し目で後方を気にしている様子。
江戸時代建立の狛犬さんに挟まれて神域を守護されるのは明治六年(1873)十月吉日建立の萩型狛犬さん一対。牙を見せてニヒルに笑う吽形さん。口中に玉を噛み、目を細める阿形さん。
拝殿から一番遠く離れて神域を守護されるのは「文化五年(1808)十月吉祥日」建立の萩型狛犬さん一対。阿吽ともに情けなさそうな顔に見えてしまうのは何故?
格天井の拝殿内部には、三十六歌仙の額がびっしりと飾られています。
何ともユニークな形の一枚岩を刳り貫いた手水鉢
それに負けない吐水・・・吐水・・・謎の物体(笑)
萩の神社に必須の盥型水盤。姫榊(ひさかき)の緑が瑞々しい。
思いがけなくも素敵な三対の萩狛犬さんに出会えた「明木神社」。年代ごとの相違はあるものの、基本的な萩型狛犬さんの素敵な姿が踏襲されている事にとても嬉しくなった明木神社参拝でした。
参拝日:2012年11月12日
------------------------00----------------------
🌸明日は山口県阿武町の惣郷川橋梁 とご当地マンホールの紹介です。
おはようございます!
今朝からようやく晴れ間が出た札幌。
明日からも気温が上がるようです。
一枚目のお写真に写っている
真ん中の黄色い木がきになりましたね、なんの
木でしょうか?
今回の、狛犬さんも足に玉を踏んでいるようですね😌😌
神社には狛犬さんですね。
子ども達も私も好きでした。
昔稲毛に住んでいた頃、次男を狛犬さんにまたがらせて写真を撮りました。
母にきつく叱られました。
神様の使いですよ、と
真ん中の大きな黄色の木・・何でしょう?
銀杏じゃなかったのは確かです
今回の狛犬さん、最初の一対だけが 玉を踏んでますね
おそらく代々継承された石工さんでは無いかと思うのですが
石工の銘がないので、真実は不明です
なんて言ったら御祭神にお叱りを受けそうですね(^^)
狛犬さんに乗って遊んだ有名人といえば
民俗学の父「柳田國男」氏。
出身地の側に鎮座される神社には
國男氏が幼少の頃に乗って遊んだ狛犬が健在です。
傍らの案内にもその事が明記されていますよ。
狛犬さんは神様の護衛係ですが、
子供達のことは、きっと大好きな筈。
公園の遊具で事故を起こす話は聞きますが
狛犬さん絡みの事故は聞いたことがないですもの。
きっとその狛犬さんは次男様のことを大切に守って下さっていると思います。