車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

吉部(きべ)八幡宮 in 山口県宇部市(旧楠町)

2024年02月26日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・山口県

宇部市東吉部宮ノ馬場に鎮座される「吉部(きべ)八幡宮」。御祭神は『応神天皇・神功皇后・媛大神』。合祀『素戔嗚命・天水分神・国水分神・倉稲魂神・猿田彦命・綿津見神・大歳ノ神』

由緒「弘長元年(1261)、長門領主・厚東武朝の弟、武村の命により、野村大炊介、野村佐ェ門尉の二人を派遣し宇佐八幡宮の御分霊を勧請し社を造営。後、毛利氏の代になり国守の祈願社とする。大内氏の代に及び崇敬益々篤く、天文九年(1540)大内義隆、楼門一宇を奉建、「八幡宮」の三字を自書して奉額。明治六年郷社に列せられる。」境内案内より

一の鳥居を経て二の鳥居、参道石段の先に〆鳥居、その斜め奥に拝殿の屋根が見えています。

石段の先、手水舎後方より神域を守護されるのは、上向きに大きく口を開いて威嚇する阿形さん、頑丈そうな四角い顎を噛み締める吽形さん。

御祭神の正中に失礼のないようにと、ほんの少しずらせた参道、その前に拝殿。

拝殿前左右より神域を守護されるのは、前足の上に顎を乗せ高くお尻を上げた狛犬さん一対。年代的には比較的新しい奉納と思われます。でもって高くお尻を上げた狛犬さんの後姿は・・絶対に写してはいけません。無礼者😠!!と、お叱りをうけます・・ハイ(-"-)

拝殿向かって右手に「天満宮」

「吉部護国神社」『百八柱の御英霊』が祀られます。

「祖霊社」『神徒家の祖先』が祀られます。

画像では分かり難いのですが、向拝彫刻は迫力ある龍。

「地蔵大菩薩像:室町時代:大内氏の時代の作。かって神社一隅に堂があり長く祭祀されてきたものと思われる。鎮座730年の式年大祭記念事業として堂を建立し安置した。」境内案内より

拝殿左手社務所前に建立された「野村清風先生授与之碑」。浄階特級の身分を持たれる神主さんだそうです。気になって調べた所「神職の階位のうち最高位。明階を得た後、長年神道の研究に研鑽し大きな業績を挙げた者に与えられる希少な階位」とありました。

参拝日:2017年12月1日

吉部八幡宮の拝殿内には驚くほどの数の絵馬が奉納されています。いずれも時代を経たものばかりで、どれか一つを選ぶことが出来ませんでした(^^;)。明日は拝殿内奉納絵馬をまとめて紹介します。

 


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