獄中で句を詠む漢(オトコ)泡立草 10/10
読売新聞のコラム「魂の一行詩」にありました。俳句部門での大賞を受賞したのは、独房から俳句を発出している死刑囚の男性です。「私は病床六尺の正岡子規に惹かれ、独学で自己流のまま・・・・・俳句は小さな詩型ですが詠むことのできる世界は広く・・・・・」この受賞者の言葉にわたしは胸を打たれました。立川拘置所の塀沿いは泡立草が一杯だったことを私は思い出しています。
栗おこは子の復職を祝ひけり 10/15
4ヶ月間リウマチ発症で休職していた二女が、きょう(15日)から職場復帰します。リウマチとは一生じょうずにつきあっていくしかないと、看護師の二女は覚悟したようです。わたしはちょうど、ご近所さんに和歌山から送られてきた栗をいただいたので、栗入りの赤飯をつくりました。
**昭和記念公園の黄色いコスモスなのですが、最近、いい色に撮れない
のはどうしてなのか気になっています。カメラの設定でしょうか?誰か教えて!
身に沁むや空缶集める者見たり 10/17
車で走っていて、時々見かけます。サンタクロースのような大きな袋にアルミ缶を拾い集め、自転車の左右に吊り下げて走っています。いぜん新聞で読んだことがあります。年金収入がない高齢の男性が一缶2円になる空缶を拾い集めている、と。
一日の感謝の祈り十三夜 10/18
わたしは40歳代まで、キリスト教会に通っていました。いまは長女の家族だけがクリスチャンで、他の子は教会から離れてしまいました。ところがこのたび二女がリウマチと知らされてから、あくまでも真似事のようなものですが、わたしは床に入ってから寝付くまで、声を出して祈ることをし始めました。教会という人間的な組織には疑問をもってしまうのですが、神様は信じたいです。
街上げて駅伝応援天高し(19日箱根駅伝の予選会でした)
百均の糸で編んだ、10枚目くらいの作品です。
じぶんの作品集を保存しているので、カーブスに着て行って
毎回友だちに撮ってもらいます。
*10月句写美会・月例句会にてのわたしの成績
街を上げ駅伝応援天高し 3点
定年を迎へし年や松手入 3点
太陽に手のひらかざし愛の羽根 0点
間引菜のサラダ好評おさんどん 2点 (トップの人の合計得点は20点以上です)