今日ご紹介したいURLは以下です。
http://www.languageguide.org/french/grammar/subj/
今日も実は前回ご紹介したローマ書の14章の4節から発見したこと、学んだことを述べてみたいと思います。おそらくこれはフランス語を学ぶ方が初期の段階でぶつかる問題だと思います。元の文章を読んでみましょう。
4 Qui es-tu, toi, pour juger le serviteur d'un autre? Qu'il tienne bon ou qu'il tombe, c'est l'affaire de son maitre. Mais il tiendra bon car le Seigneur, son maitre, a le pouvoir de le faire tenir.
前回の例と同様にように対応すると思われる英語に置き換えてみますと、以下のようになります。
Who are you, you, for judging the servant of the other? Who (or that) he keeps well or who (or that) he falls over, it is business of his master. But he will keep because the Lord, his master, has the ability of the making to do.= 他の召使を批判するあなたは何者なのか? 彼がしっかりと立っているか、あるいは倒れるかは彼の主のすることである。しかし主は立たせるなぜならば彼にはそれを達成する能力があるからだ。
(日本語聖書新改訳より)4 あなたはいったいだれなので、他人のしもべをさばくのですか。しもべが立つのも倒れるのも、その主人の心次第です。このしもべは立つのです。なぜなら、主には、彼を立たせることができるからです。
この中でQu'il tienne bon ou qu'il tombe, c'est l'a affaire de so maitre.の部分に関しまして、解析に困難を覚えまして、tienneの語尾変化をしらべましたところ、Present subjonctifだという事が解りました。
次の疑問はそれではこのpresent subjunctiveはどんな事を表現するものなのかという事で、検索して出てきたのが上のURLです。
そこではsubjunctiveとはどういうものかという事を簡素に述べています。つまりindicativeな表現では事実をそのまま記述するものであり、Subjunctiveな用法は事実ではなく、起こることを希望したり、決断したり、意志として実行しようとしていることなどを表現する方法だと述べています。
その結果を踏まえてQu'il tienne bon ou qu'il tombe, c'est l'a affaire de so maitre.を訳しますと、そのままでもよいと思いますが、主文と従属する文を入れ変えますと、上のURLで説明されていることと一致します。
C'est l'a affaire de so maitre qu'il tienne bon ou qu'il tombe, = 「彼がしっかりと立てるのか、あるいは倒れるのかは、彼の主のなされることである。」
上のURLの例文を参考までのいくつか挙げておきます。que+主語となっていることをご確認ください。ついでに日本語訳をつけておきました。
Elle veut que nous soyons a la fete.= She wants us to be at the party= 彼女は我々がパーティに出席することを欲している。
J'aimerais que vous m'appeliez demain.= I would like for you to call me tomorrow. = 私は君が明日私に電話をすることを望んでいる。
いくつか例外があるにせよ、subjunctiveは従属する節にほとんどの場合現れます。つまり関係代名詞queの後に来ます。例として
Nous voulons que tu reussisses.= We want you to succeed. = 君に成功してほしいと思います。
しかしながらqueの後に従属する分だからと言って必ずしもsubjunctiveであるとは限りません。下の例は
C'est vrai que Frank est ne sur Mars.=It's true that Frank was born on March.= フランクが3月に生まれたのは事実です。
そのほかにもNecessity/Need (必要や義務、疑いなど)の表現にはsubjunctive用法を用いると2ページにわたり例文付きで乗っています。
またさらにどのようなときにsubjunctiveを用いるかの詳しい説明が以下のURLに載っています。
http://www.frenchtoday.com/blog/understanding-french-subjunctive
1)動詞の変化についてはそのまま覚える
2)通常subjunctiveはqueの後についてくる。
quand, si等は用いられないが、まれにquiが用いられることがある。
3)Subjunctiveは複数の人物が関与する。
4)Subjunctive節が疑問形になることはありません。
5)2個の事柄を述べています。
最初の人が2番目の人のアクションに影響力を行使しています。
実現の可能性が70%程度ならsubjunctiveでなければindicative.
6)否定においては
7)動詞によりそもそもindicativeな場合とsubjunctiveな場合がある
などなど、ここまでにかなりの英文を読むことになりますので、ターゲット言語のフランス語よりも英語に接する機会の方が多くなるのではないかと思います。フランス語学習という主目的を追求しながら、同時に英語力もキープし、あわよくば英語力も向上させたいと密かに狙っています。
(文責)金子 株式会社スリースカンパニー
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