67歳からのフランス語学習

フランス語、時々仕事、たまには英語

英語とフランス語を同時に学ぶ、新語学学習法の提案

2014年12月09日 21時02分52秒 | 語学

ローマ書14章6節が今日のフランス語学習の教材です。聖書は繰り返して宣べますが、年期と風雪に耐えた日本語の聖書がありますので、答えがすでにあるというのがフランス語学習の強い味方となっています。それではフランス語の聖書箇所を見てみましょう。
(URL: https://www.biblegateway.com/passage/?search=romans+14%3A6&version=BDS)

Celui qui fait une distinction entre les jours le fait pour le Seigneur. Celui qui mange le fait aussi pour le Seigneur, puisqu'il remercie Dieu pour sa nourriture. Et celui qui s'abstient de certains aliments le fait encore pour le Seigneur, car lui aussi remercie Dieu.

翻訳の最初の作業は解らない単語の書き出しです。人によってはフランス語を英文に置き換えてゆくときにその都度解らない単語を調べたほうが良いのかもしれません。ここでは時間の短縮のために一挙に未知の単語を書き出し、辞書で調べます。辞書は以下のURLにあります。
(URL: http://www.wordreference.com/fren/)

単語の確認、ここではなるべく多くの意味を記載してみました。また日本語も追加しておくと良いかもしれません。あるいは翻訳時に逐次最適な日本語を見つけ出してもよいでしょう。
Celui qui= the one who
fait=faire=do, make, done, 動詞が現在形か過去形かなどは上のURLで確認します。
distinction=distinction, difference, dignity, refinement
entre=between, among
Seigneur=Lord, Master, tycoon, baron
puisque=since, because, as, like
remercie = thank, dismiss,
nourriture=food, nourishment, feed, feeding
s'abstient=refrain from, abstain, stop doing, give up doing,
certains = certain, sure, assured, positive
aliments=food, foodstuff, feed, nutrient
encore =again, now, else, more
単純に英単語と置き換えるだけですと、英語らしさが亡くなりますので、現在形なのか過去形なのかなど注意して動詞に変化を与えます。また主語と動詞などの骨組みはフランス語では皆目見当付きませんが、英単語に置き換えてみて明らかになってきます。たとえば最初の文章はThe one=主語であり、does=動詞であることが解ります。whoからdaysまでは主語の説明となっている主文中の文となっています。

The one who makes a distinction between the days does it for the Lord. The one who eats does it also for the Lord, since he thanks God for foods. And the one who gives up certain foods does it again for the Lord, because (he) himself thanks also God.

フランス語の語順で対応する英語の単語に置き換えて行きますと、おおむね正しい英文になります。これは英語に関しては日本人として長い間英語に触れてきて、英語の文章の構造が解っているので、どれが主語で動詞なのか目ざとくつかむことが出来るからではないかと思われます。また単語の意味が解ればその意味を組み合わせて日本文が作れるという事なんだと思います。以下は翻訳の結果です。

「主のために日々を分けている者も、また食べる人も主のために行っている。なぜならば彼も与えられている食べ物を神に感謝しているからだ。また特定の食べ物を取らないと決めている者も主のために行っているのだ。なぜならば彼もまた神に感謝しているからである。」

新改訳より(日を守る人は、主のために守っています。食べる人は、主のために食べています。なぜなら、神に感謝しているからです。食べない人も、主のために食べないのであって、神に感謝しているのです。)

どの程度の誤訳があるのかは、皆さんの判断にお任せいたしますが、フランス語が英語と明らかに兄弟言語であることは明白です。長い間英国がフランスに占領されていたことも大いに関係があるとおもいます。

(文責)金子 株式会社スリースカンパニー
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