発行人日記

図書出版 のぶ工房の発行人の日々です。
本をつくる話、映画や博物館、美術館やコンサートの話など。

サンドイッチにまつわるエトセトラ

2021年04月13日 | グルメ
 先月、北九州市八幡西区の本城というところに行ったら、繁盛しているパン屋さんがあった。店外に行列こそないが、入れかわり立ちかわりお客さんが入って、皆さん、わりと大きな袋で買って帰って行く。
 サンドイッチ、調理パン、菓子パンが、品数ごと山積みで迷うが、サンドイッチを買って食べたらとてもおいしかった。フランスパンのBLTサンド。ベーコンとレタスとトマトのサンドイッチなのだが、このお店のは、さらにポテトサラダが入っていた。皮がパリパリのパンはもちろんすごくおいしいが、中身もよかった。BLTサンドは時々作っていたが、いまいちな気がしていたのは、たぶんポテサラが必要だったのだ。それで、真似してつくることにした。

◆早くておいしいBLT(P)サンド
 さて、今、このサンドイッチを私は5分かそこらで作る。
 まず、ポテトサラダを用意する。1回のサンドイッチに使うカップ1杯以内のポテサラのために芋をゆがいたりするのは大変だ。昔はアヲハタがポテトサラダのリングプル缶を売っていたが、今はあるのだろうか。マッシュポテト粉にお湯をかける。雪印SNOWブランドで昔から売っているが、近年はカルビーのもある。冷蔵庫に常備菜としてすぐ食べられる甘酢マリネが入っているから、それから玉葱の薄切り(の甘酢に漬かったの)を適宜取り出し、みじん切りにする。ほどよく戻ったポテトにマリネ玉葱と、甘酢少しとマヨネーズ適当とを混ぜ、塩と胡椒を振れば、少量の絶品(?)ポテトサラダだ。
 それから、フライパンでベーコンを温め、その間に洗って水切りしたレタスをちぎり、ベーコンの火を切って、トマトを自分の能力の及ぶ限り薄く切る。フランスパンに切れ目をいれて辛子マヨネーズを塗って具を挟んでいく。トマトを薄く切ったのは、2、3枚挟む。トマトはこうした方が食べやすい。
 はいできました。

◆花見サンド
 本城は仕事で行った。単独で出かけて単独ランチとなるとき、何を食べるかが問題となる。その日は桜が満開で、近くの公園で花見となった。花見名所というわけでもないようで飲食するなとも書いていない。花見とすればこれで十分である。
 ちかごろの焼きたてパン屋さんは、パン生地は外注して店で成形とか、あとはオーブンにいれるだけという半加工状態で外注、というところが結構ある。焼きたてパンというのに似通ったパンを売っているのはそのためだ。それは責めるべき点ではない。パンの仕込みは大変で、冷凍生地が出回っているいまは、むしろ生地から作ってるパン屋さんを褒めるというのが正しいと思う。 

 JR駅に向かうバスの時間があったので少し歩き、産業医大近くの生協に寄って、一個売りされていた卵を買った。目玉焼きにすると、一個売りの理由に納得。見よ、この白身の盛り上がり方を。
 この新しさなら買った翌朝には食べないと惜しい。
 
コメント
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