秋田県横手市増田町 千葉建築のブログ

秋田県の県南、横手市増田町の工務店、(有)千葉建築のブログです。
よろしくお願いいたします。

3分の2

2016-07-11 07:16:51 | 建築日記
7月11日(旧暦6月8日 干支=甲午 九星=六白 六曜=先勝)


おはようございます。横手市増田町の工務店、千葉建築です。


参院選が終わりました。

結果は、ある程度予想通りという感がしますが、憲法改正が現実的な路線となったことは、一つの大きな転換点と言えそうです。


日本は、憲法をもとにして、いろいろな法律、条例などが作られます。

日本国憲法は、日本が敗戦して、それまでの大日本帝国憲法に代わるものとして1947年に施行されてから、約70年間変わらずにきました。


憲法を変えるには、96条に「衆議院・参議院の各議院の3分の2以上の賛成」があって国会が憲法改正の発議をし、憲法改正案を示して、「国民投票での過半数の同意」によってそれが良いか悪いかを決める、という手続きがあります。

これは高いハードルであり、2007年まではこの国民投票の法律すら具体的なものが無かったほど、憲法改正は現実的ではありませんでした。

しかし今回、「与党が3分の2を獲得」というのは、この憲法改正の発議に必要な議員数を確保した、ことを指します。

これから、憲法改正の議論が身近なものになってきます。


個人的には、これは良いことだと思っています。

憲法を変えて、日本を戦争のできる国にしよう、とは思いません。

戦争をしないためにはどうしたらよいか、しかし攻め込まれたらどうするのか。

9条で戦力の放棄とうたっているが、自衛隊と日米安保はどうなのか。

日本がずっと目を背けてきた現実と向き合い、みんなで真剣に話し合う機会ができることに、大きな期待を込めています。


戦争と平和だけではなく、例えば70年間で変わった様々なことへの対応も、考えていくべきかと思います。

少子高齢化と人口減少、社会保障のあり方、インターネットの普及によって生まれた新たな価値観や権利、それに伴う人権の在り方など、話し合うことは多くあると思います。


今回、選挙年齢が18歳以上に引き下げられ、若い世代も政治に参加する機会が増えました。

今回の全体の投票率は約54%で、戦後4番目の低さだといいます。

国民の半分は、権利がありながらそれを投げ捨てた形となりました。

若い世代の将来にかかわることを、めんどくさいとか、どうせ変わらないといった消極性で放棄したことの意味を、もっと真剣に考えてもらいたいと思います。

2016年7月4日 ズレ


2016年6月23日 選挙の難しさ

上の「ズレ」という記事を書いた後に、「シルバー民主主義」という言葉があったことを知りました。

少子高齢化の進む日本は、この傾向が顕著だといえます。


政治を考えるうえで一番大切なものは、「学ぶこと」だと思います。

その題材は、歴史にも多くあります。

その中で、自分が良いと思う考え方を固めていくことが、意思決定に役に立つと思います。


ただ、あんまり考えすぎると、訳が分からなくなりますので、最近は肩の力を抜いて考えることにしています。

とりあえず、今日の仕事を頑張りたいと思います。

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