7月11日(旧暦6月8日 干支=甲午 九星=六白 六曜=先勝)
おはようございます。横手市増田町の工務店、千葉建築です。
参院選が終わりました。
結果は、ある程度予想通りという感がしますが、憲法改正が現実的な路線となったことは、一つの大きな転換点と言えそうです。
日本は、憲法をもとにして、いろいろな法律、条例などが作られます。
日本国憲法は、日本が敗戦して、それまでの大日本帝国憲法に代わるものとして1947年に施行されてから、約70年間変わらずにきました。
憲法を変えるには、96条に「衆議院・参議院の各議院の3分の2以上の賛成」があって国会が憲法改正の発議をし、憲法改正案を示して、「国民投票での過半数の同意」によってそれが良いか悪いかを決める、という手続きがあります。
これは高いハードルであり、2007年まではこの国民投票の法律すら具体的なものが無かったほど、憲法改正は現実的ではありませんでした。
しかし今回、「与党が3分の2を獲得」というのは、この憲法改正の発議に必要な議員数を確保した、ことを指します。
これから、憲法改正の議論が身近なものになってきます。
個人的には、これは良いことだと思っています。
憲法を変えて、日本を戦争のできる国にしよう、とは思いません。
戦争をしないためにはどうしたらよいか、しかし攻め込まれたらどうするのか。
9条で戦力の放棄とうたっているが、自衛隊と日米安保はどうなのか。
日本がずっと目を背けてきた現実と向き合い、みんなで真剣に話し合う機会ができることに、大きな期待を込めています。
戦争と平和だけではなく、例えば70年間で変わった様々なことへの対応も、考えていくべきかと思います。
少子高齢化と人口減少、社会保障のあり方、インターネットの普及によって生まれた新たな価値観や権利、それに伴う人権の在り方など、話し合うことは多くあると思います。
今回、選挙年齢が18歳以上に引き下げられ、若い世代も政治に参加する機会が増えました。
今回の全体の投票率は約54%で、戦後4番目の低さだといいます。
国民の半分は、権利がありながらそれを投げ捨てた形となりました。
若い世代の将来にかかわることを、めんどくさいとか、どうせ変わらないといった消極性で放棄したことの意味を、もっと真剣に考えてもらいたいと思います。
2016年7月4日 ズレ
2016年6月23日 選挙の難しさ
上の「ズレ」という記事を書いた後に、「シルバー民主主義」という言葉があったことを知りました。
少子高齢化の進む日本は、この傾向が顕著だといえます。
政治を考えるうえで一番大切なものは、「学ぶこと」だと思います。
その題材は、歴史にも多くあります。
その中で、自分が良いと思う考え方を固めていくことが、意思決定に役に立つと思います。
ただ、あんまり考えすぎると、訳が分からなくなりますので、最近は肩の力を抜いて考えることにしています。
とりあえず、今日の仕事を頑張りたいと思います。
おはようございます。横手市増田町の工務店、千葉建築です。
参院選が終わりました。
結果は、ある程度予想通りという感がしますが、憲法改正が現実的な路線となったことは、一つの大きな転換点と言えそうです。
日本は、憲法をもとにして、いろいろな法律、条例などが作られます。
日本国憲法は、日本が敗戦して、それまでの大日本帝国憲法に代わるものとして1947年に施行されてから、約70年間変わらずにきました。
憲法を変えるには、96条に「衆議院・参議院の各議院の3分の2以上の賛成」があって国会が憲法改正の発議をし、憲法改正案を示して、「国民投票での過半数の同意」によってそれが良いか悪いかを決める、という手続きがあります。
これは高いハードルであり、2007年まではこの国民投票の法律すら具体的なものが無かったほど、憲法改正は現実的ではありませんでした。
しかし今回、「与党が3分の2を獲得」というのは、この憲法改正の発議に必要な議員数を確保した、ことを指します。
これから、憲法改正の議論が身近なものになってきます。
個人的には、これは良いことだと思っています。
憲法を変えて、日本を戦争のできる国にしよう、とは思いません。
戦争をしないためにはどうしたらよいか、しかし攻め込まれたらどうするのか。
9条で戦力の放棄とうたっているが、自衛隊と日米安保はどうなのか。
日本がずっと目を背けてきた現実と向き合い、みんなで真剣に話し合う機会ができることに、大きな期待を込めています。
戦争と平和だけではなく、例えば70年間で変わった様々なことへの対応も、考えていくべきかと思います。
少子高齢化と人口減少、社会保障のあり方、インターネットの普及によって生まれた新たな価値観や権利、それに伴う人権の在り方など、話し合うことは多くあると思います。
今回、選挙年齢が18歳以上に引き下げられ、若い世代も政治に参加する機会が増えました。
今回の全体の投票率は約54%で、戦後4番目の低さだといいます。
国民の半分は、権利がありながらそれを投げ捨てた形となりました。
若い世代の将来にかかわることを、めんどくさいとか、どうせ変わらないといった消極性で放棄したことの意味を、もっと真剣に考えてもらいたいと思います。
2016年7月4日 ズレ
2016年6月23日 選挙の難しさ
上の「ズレ」という記事を書いた後に、「シルバー民主主義」という言葉があったことを知りました。
少子高齢化の進む日本は、この傾向が顕著だといえます。
政治を考えるうえで一番大切なものは、「学ぶこと」だと思います。
その題材は、歴史にも多くあります。
その中で、自分が良いと思う考え方を固めていくことが、意思決定に役に立つと思います。
ただ、あんまり考えすぎると、訳が分からなくなりますので、最近は肩の力を抜いて考えることにしています。
とりあえず、今日の仕事を頑張りたいと思います。
補助金やローンなどのご相談も承ります。
お問い合わせ先
有限会社 千葉建築
〒019-0701 秋田県横手市増田町増田字伊勢堂南6-4
電話 0182-45-2325 FAX 0182-45-2304
携帯 080-1837-5342
mail kchiba@poem.ocn.ne.jp
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