秋田県横手市増田町 千葉建築のブログ

秋田県の県南、横手市増田町の工務店、(有)千葉建築のブログです。
よろしくお願いいたします。

外壁工事

2009-11-28 16:14:15 | 建築日記
11月28日(旧10月12日 二黒 先負 丁丑)

こんにちは。横手市増田町の工務店、千葉建築です。
昨夜は冷たい雨が降り、今日も薄灰色の空に包まれています。
と思ったら、徐々に青空も見えてきました。うれしいですね。

今日は施工風景をひとつ。
近くの工場の外壁工事が終わりました。


写真左側が工事部分、右側が既存外壁

KMEW(クボタ松下電工)の金属外壁材「はる一番・鋼板製」を使いました。
溶解55%アルミニウム-亜鉛合金メッキ鋼板に、フッ素焼付塗装を行い、耐劣化にすぐれています。
新築はもちろん、改装時に既存の外壁に重ね張りする事もできます。


厚さ16ミリ(黄色い部分は断熱材、裏側にアルミ箔)

施工する側としては、その地域やお客さまの志向、メンテナンスの面から色々な選択肢を考えます。

今回この外壁を採用した理由として、
①凍害に強い
②軽量(1㎡あたり約3.5㎏)で、家にかかる過重負担が少ない
③施工しやすい
といったところです。

ただ考えられるデメリットとして、
①強い衝撃でへこむ
②施工時の処理(鉄粉)が原因でサビを生じる場合がある(もらいサビ)
③中の断熱材をむき出しの状態で長期間外気にさらすと、劣化してしまう
という点があり、②は施工時にエアー等で拭き取る、③はコーキング処理や純正の部材を適切に使用することで、発生を抑えることができます。


強い衝撃

今回は、凍害に強い点を考慮し、この外壁を採用しました。

今は、さまざま便利な建材や住宅設備が出ています。ただし、どんな物にもメリット・デメリットがあります。
また、良いものであっても、工事する側の人間、使いかたによっては、効果を発揮できないところもあります。

日々勉強して、使われるお客さまに喜ばれるものをお勧めしていきたいと思います。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
適材適所? (紅玉「何も専務」)
2009-11-29 00:38:58
こんばんは。
家を取り巻く環境から、的確な素材を使ってらっしゃるんですね。
やっぱり適材適所なんですね。
返信する
紅玉「何も専務」さまへ (ちばken)
2009-11-29 01:06:35
いつもコメントありがとうございます。

適材適所っていい言葉ですよね。
その人、その環境にあったサービスの提供とシステム作り。常により良くしたいです。
返信する
顧客第一ですね! (小原商店3代目)
2009-11-29 10:34:48
おはようございます。

すばらしい部材や機械がフルに活躍できるよう、日々勉強ですね。

がんばります
返信する
小原商店3代目さまへ (ちばken)
2009-11-29 10:51:49
いつもコメントありがとうございます。

本当に日々勉強ですね。お互いに切磋琢磨して、がんばりたいです。
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