塩哲の色即是空

私の日常の活動状況を飾り気なく、素のままで表現する。

東京の坂道巡り 坂の形が鐙に似ている

2007-01-30 06:53:18 | 坂道
 本郷の菊坂を探索していると、歴史の勉強になる。
特に文人墨客が多く居住していたので、数多くの案内板や
説明板が設置され、それに目を通すことも楽しみだ。
 「胸突坂」から緩い菊坂をさらに登っていくと、
右の路地へ下る階段がある。このあたりは樋口一葉の
旧居跡があり、ガイド表示も多く見られる。
 菊水湯という銭湯の前通りを進むと、
左側に「鐙坂」(あぶみざか)が目に入る。
坂の形が鐙に似ているだとか、この周辺に馬の鞍にさげる鐙を
制作する集団の子孫が住んでいたとか言われている。
 急坂の鐙坂を登ると、西側一帯は江戸の当時、上州高崎藩主、
大河内家松平右京亮の中屋敷があって、その跡地は右京山と
呼ばれている。
(文京区本郷界隈・探索:1月27日)

最新の画像もっと見る