塩哲の色即是空

私の日常の活動状況を飾り気なく、素のままで表現する。

「街を巡る」神楽坂_喜久井町「漱石終焉の地」

2008-07-04 06:35:19 | 街を巡る
 外苑東通りを横断し、早稲田南町の「夏目漱石公園」に伺った。
この公園は、最近整備されたようで、何もかも新しい。この公園
一帯に漱石が晩年の明治40年9月29日から大正5年12月9日に
死去するまで住んでいたところで「漱石山房」と呼ばれていた。
当時、この場所で「三四郎」や「杭夫」「それから」「門」など
の代表作を発表し、「明暗」執筆中に世を去った。
 公園中ほどの建物の横に石塔があり、通称「猫塚」と呼ぶ。ただ
し、漱石没後、遺族が飼っていた猫や犬、小鳥の供養のために建て
られたもので、「吾輩は猫である」で登場した、その猫とは違う。
 エントランスには立派な胸像があり、当時の面影が偲ばれる。
(新宿区早稲田南町7番地)
夏目漱石_銅像

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