漱石公園から路地を廻り宗参寺に伺う。こちらに室町時代中期以
来、武蔵国牛込の地に居住した豪族、牛込氏の墓があった。
牛込氏は、藤原秀郷の後裔で上野国大胡の住人と推定される。当
時は小田原の北条氏に帰属し、大胡とも牛込とも名乗っていたが、
天文24年(1555)に宮内少輔の官位を与えられ、本名を牛込と
称した。
天正18年(1590)、北條氏の滅亡後は徳川家に帰順し仕えた。
こちらの寺の開基でもある。墓地の奥の一番広い一等地に墓石は
あった。
(新宿区弁天町9番地)
来、武蔵国牛込の地に居住した豪族、牛込氏の墓があった。
牛込氏は、藤原秀郷の後裔で上野国大胡の住人と推定される。当
時は小田原の北条氏に帰属し、大胡とも牛込とも名乗っていたが、
天文24年(1555)に宮内少輔の官位を与えられ、本名を牛込と
称した。
天正18年(1590)、北條氏の滅亡後は徳川家に帰順し仕えた。
こちらの寺の開基でもある。墓地の奥の一番広い一等地に墓石は
あった。
(新宿区弁天町9番地)