塩哲の色即是空

私の日常の活動状況を飾り気なく、素のままで表現する。

Weekdayの麺処巡り 伊吹で煮干し

2011-08-16 16:16:34 | 麺処_2011
 そして気になる「中華そば 伊吹」。スマホの地図ナビで住所を検
索すると、最初に徘徊した大泉学園の現場に近いところまで伺って
いたことが判明。やはり、文明の利器は賢いなあ。最初からこれを
使うべきだった。

 さてバンダナの暖簾をくぐりカウンターへ、麺のメニューは1品
のみの中華そば650円。前金制でお金を払い待っていると、程なく
注目の一杯が登場。店主は修業先もなく、食べ歩きと独学で麺処を
スタートされており、目指した先が煮干しの一杯となったそうだ。
 煮干しの良い香りが立っている。三河屋製麺のストレート細麺が
少ないスープの中に波打っている。本日の煮干しは“ウルメ節”で
味はライトに仕上がったと店頭に告知されていた。

 まさしく、北区の煮干し専門店を彷彿させる味で、これは旨いゾ。
ご主人は八王子の「圓」の味を追求されているとのこと。少し滋味
があり、伊吹オリジナルの味といっていいなあ。スープも幾分、多
めに入れていただいたようでありがたい。旨かった。ご馳走様。

中華そば 伊吹
練馬区西大泉1-2-10 
11:45~15:00、18:30~スープ終了まで 月曜定休日

Weekdayの麺処巡り 康基で和風つけ麺

2011-08-16 15:54:25 | 麺処_2011
 夏休み2日目は、北の丸公園にある国立公文書館へ伺う。本日か
ら創立40周年企画4部作のラスト「公文書資料群の形成」と題し
た展示があり拝見してきた。そのレポは後日。

 また、公文書館の隣にある東京国立近代美術館の工芸館でしまシ
マ作品が展示されていたので観賞した。200円の入場料で大いに満
足、堪能した。そのレポも後日。一部紹介、「練上嘯裂文大壺_西
遊記」(1981年、松井康成作)のタイトルがついた壺、見事だ。
 そして、ランチは8月8日、練馬区西大泉に新規開店した麺処
「中華そば 伊吹」へバイシクルでGO。ところが場所を間違えたの
か見当たらず、ならばと元「十兵衛」があったところで、そのスタ
ッフが立ち上げられた麺処「康基」の暖簾をくぐる。

 店内は十兵衛の居抜きだが、厨房の配置が幾分替わっていた。私
が入店した時は、席は3割ほど空いていたがすぐに満杯で、その後
並びが出る程までに。

 和風つけ麺の中盛り800円を注文。若い店主さんは丁寧に一杯ず
つ作り上げているようで無駄な動作がなく、素晴らしい。

 さて、登場したつけ麺、三河屋製麺の太麺をオーダーしたので、
まずは麺だけをすする。オッ、これは旨い麺だ。つけ汁は十兵衛を
彷彿させるスッパ味が後から追いかけてくる味で、懐かしいなあ。
最後は割りスープを頂き、大いに満足、旨い一杯だった。ご馳走様。

康基
練馬区石神井台3-24-39  03-3904-1022
11:00~15:30 月曜・第2・4火曜日定休日

ミュージアム巡り 古文書 豊臣秀吉朱印状

2011-08-16 06:01:44 | 街を巡る_2011
 「豊臣秀吉朱印状」は、天正18年(1590)に秀吉が静岡の草薙
神社に与えた朱印状。
 その内容は、社領18石と諸役免除の旨が記されている。
 歴代の将軍から公家や寺社に発給された朱印状や黒印状、判物は、
ほとんどの文書が所領の安堵状である。
(千代田区北の丸公園3-2)

Weekdayの麺処巡り むろやで冷やし茸そば

2011-08-15 14:24:58 | 麺処_2011
 短いものの、本日から3日間の夏休み。
 夏休み恒例の東京国立博物館へGO。春に伺った時は一部が改修
中で見学できない館もあったが、今回は全て廻ることが出来ると思
ったのに東洋館は以前改装中だった。それにしても特別展示「空海」
は凄い人気で、行列の並びも半端ではない。

 私は「博物館で肝試し 妖怪、化け物 大集合」や常設展示を心置
きなく堪能した。特に葛飾北斎の「お岩さん」は良かったなあ。

 さて、ランチは四谷4丁目の「むろや」へ。「がんこ」系のSP麺
「総本家=海亀」「新がんこ池袋=スッポン」は、それぞれ以前頂
いており、味も内容も判っているので今回はスルー。

 先週、関西出張中に渕上店主から“15・16日、冷やし茸そば”
のメールが届いていたので、季節的には少し早いものの、暦では先
週の8日が立秋、本日15日は旧暦でいうと十五夜・中秋の名月だ。
だから“茸”は暦にピタリとあっている。渕上店主も花鳥風月が
判っていらっしゃる。店内には拉麺界の重鎮さんやブロガーの方々
か席を温めておられた。さすが、「むろや」。

 スープだくの器の中は、まさに茸尽くし。シメジなどの茸が5種
類に香菇(こうこ・椎茸の笠が開いた中間のもの)が入り、スープ
も茸が8割、魚介系2割の和風もの。今までになかった冷やしで旨
ウマ、引き出しの多いお店だ。ご馳走様。
 この冷やし茸そばは明日・16日までで、17日からは再び冷やし
トマトにシフトする。

ミュージアム巡り 古文書 織田信長朱印状

2011-08-15 05:56:08 | ミュージアム巡り_2011
 朽木家古文書の中で、織田信長から朽木弥五郎(元綱)に与えた
元亀2年の「織田信長朱印状」が展示されていた。朱印は馬蹄形で
印文は天下布武となる。
 内容は、使者を派遣して恭順の意を示した元綱に対し、近江国須
戸荘の代官職の確認と新たな知行を与えることが記されており、信
長の力を示しているようでもある。
(千代田区北の丸公園3-2)


Weekendの麺処巡り 新がんこ池袋で烏骨鶏と白ワイン

2011-08-14 15:09:53 | 麺処_2011
 がんこ総本家に並んでいると、「べんてん」で大盛りを平らげて
いる顔見知りの方が並ばれたので情報交換。するとがんこ十六代目
と新がんこ池袋の本日のSP麺の情報をいただき、池袋を目指す。

 お盆スペシャルとして本日より3日間、豪華な食材のSP麺が振
る舞われる。本日の初日は「烏骨鶏と白ワインの塩拉麺」1,000
円。やはりお盆のためか並びなし、店内に入ってもゼロ、その後数
人の方がカウンターを埋める。

 で、本日のSPはワインの量が半パンでないようで、アルコール
を飛ばした独特の香りが強烈で、烏骨鶏の旨味がどこかへ行ってし
まったのだろうか、渋味がある塩だ。ちょっとクセのある塩だった。
ご馳走様。
 そして、近々、「蚕」を食材にした一杯が提供されるようである。

Weekendの麺処巡り がんこ総本家でヒトデナシ塩

2011-08-14 14:46:31 | 麺処_2011
 いつの間にか屋号が旧「ふわふわ」から「がんこ総本家」に変わ
ってしまった新宿・舟町の麺処へ。
 一条安雪家元のブログでは、札幌・丸山で屋台拉麺からスタート
し今年で35周年となり、それを記念して8月13日から15日の3日
間、SP麺が振る舞われる。

 初日の昨日は、生雲丹の大悪魔だったそうで、未食。ならばと中
日の本日はヒトデをメイン食材とした「ヒトデナシ塩拉麺」1,500
円だとか。ヒトデからスープが摂れるのかなあ。

 と、半信半疑で店頭に到着。家元が店内から出てこられたので、
まずは35周年のお祝いの言葉を交わしながら、気になるヒトデ
食材のことを伺う。横須賀の三笠公園で一条家元が収穫してきた
ヒトデはスープ用とトッピング用にドッサリとあった。

 開店前には湯がいたヒトデも試食パフォーマンスもあり、いつも
の総本家の光景が巡るめく開店。
 本日のスペシャルは35周年分の味が詰まっているようで、チャ
ーシューは3枚。トッピングはカウンターの上に置かれたヒトデを
自由に何匹でも取って良いとのこと。

 スープは、これは旨い。メインはヒトデではないはずだが鶏と魚
介のバランスの取れた旨いスープだ。ヒトデはどけておいて、麺と
スープを堪能完食した後にヒトデを手でほぐす。桃色した卵巣部分
をすすると雲丹を彷彿させる珍味だった。ご馳走様。

ミュージアム巡り 古文書 浅井親子連著起請文

2011-08-14 07:04:34 | ミュージアム巡り_2011
 こちらも朽木家古文書のひとつ。
 永禄11年に作成された「浅井久政・長政連著起請文」は、近江
国小谷城主の浅井長政とその父・久政から朽木元綱に差し出された
誓約書の一種である起請文。
 浅井家と朽木家の同盟関係の確認が取り交わされており、“前書”
と“神文”からなり、前書には守るべき内容が、神文には誓約に反
した際に神罰を被る旨が記されている。
 神文は寺社が発行する牛王宝印の厄除け護符に書かれるしきたり
になっており、この文は熊野那智滝の牛王宝印が用いられていた。
(千代田区北の丸公園3-2)

Weekendの麺処巡り ひだまりで和塩

2011-08-13 20:33:41 | 麺処_2011
 本日、関西の出張から東京に戻るものの、帰宅前に開店したばか
りの新しい麺処へ夕方の部に伺った。

 その新規開店の「麺や ひだまり」の屋号がつけられた店主は、元
麺屋宗・中目黒店長の村山さんで、食材に相当のこだわりをもたれて
いる方。

 早速、暖簾をくぐり券売機を眺めると「味玉和塩」750円が左側
のトップにあったので和塩を購入。厨房には若い店主とスタッフが数
名、その中に眼光鋭いベテランの方が無言で指示を出されていた。
 登場した器の中は、見るからに旨そう。スープをすすると力強くは
ないもののほのかに宗田節、本枯れ節、煮干しなどが鶏を抑えて感じ
られる。良い味だ。麺は自家製だろうか、特注だろうか?

 3日間、京都を皮切りに奈良、大阪と仕事で巡ってきたが、その疲
れも吹っ飛ぶ、和を基調とした優しい味の一杯に心が和んだ。旨い和
塩、ご馳走様。
 “谷根千”に素晴らしい麺処が出来た。これからこの辺りの街巡り
のフィニッシュに立ち寄るのが愉しみな麺処だ。

麺や ひだまり
文京区千駄木3-43-9
11:30~15:00、18:00~22:30 月曜定休日
HP http://menya-hidamari.com/

Weekendの麺処巡り 大龍軒で松坂あぶらかす麺

2011-08-13 14:40:52 | 麺処_2011
 クライアントの代理店で仕事の打ち合わせを終え、大阪の市内か
ら吹田へGO。ランチを頂きに松阪牛を使用した「松阪牛麺」1,000
円を頂きに「松阪牛麺 大龍軒」へやって来ましたヨ。

 並びもなくススッと暖簾をくぐり券売機でお目当てのチケットを
購入してカウンターへ。店内は牛肉の旨そうな香りが漂い、お腹の
ムシも甲高く鳴いているようだ。ところが間違ったチケットを購入
していた。「松坂あぶらかす麺+ご飯」1,000円。気がついた時に
は目の前にお盆が到着。

 “あぶらかす”が浮かんでいる。このあぶらかすは牛の背脂と腹
脂から自家精製されたものだという。あぶらかすをつまんでみると、
この旨さに人気があるのも納得。

 スープは宗太鰹や鯖節と昆布で摂られた和出汁に、しょう油ダレ
のカエシだ。まさに関西風饂飩と同じ塩梅。食べ進むうちにおぼろ
昆布がのっかっており、これなども粋な演出だ。全粒粉配合の麺と
の相性も良いようで、輪切りの檸檬を搾り酸味を加えて頂いた。最
後は、ご飯をスープの元にぶっ込みおじや風を頂いた。旨かった、
ご馳走様。次回来た時は「松坂牛麺」を頂こう。

松阪牛麺 大龍軒
大阪府吹田市津雲台7-5-1  050-1306-2875
11:30~14:30、18:30~21:30 日曜~21:00 月曜定休日