塩哲の色即是空

私の日常の活動状況を飾り気なく、素のままで表現する。

ミュージアム巡り 古文書_2 北夷談

2011-08-22 05:58:34 | ミュージアム巡り_2011
 続いての展示資料は、幕臣・松田伝十郎がアイヌの熊祭やロシア
の艦長ゴローニンをロシア側に引き渡した模様が絵入りで記録され
ている「北夷談」。

 新潟で生まれた松田は、10代で江戸に出て幕臣・松田家の養子と
なり、その後、蝦夷地御用掛として蝦夷地に渡り勤務した。また、
間宮林蔵と共に文化5年(1808)カラフト探検を行い、カラフトが
島であることを確認している。
(千代田区北の丸公園3-2)


Weekendの麺処巡り のので白たぬき

2011-08-21 20:52:29 | 麺処_2011
 本日は茨城県の筑波で仕事。ランチは先月の7月2日にも伺っ
た「麺屋のの」。通常メニューの他に夏の限定麺「トマト冷麺」
と「冷やし辛坦々麺」があった。

 そそられる限定であるが、本日は気温が低く冷やしを回避して、
つけ麺の「白たぬき」800円のめん大盛り(2玉)をオーダー。
白たぬきは塩味で、「黒たぬき」しょう油味。麺はつくば市にあ
る木島農場で小麦も製造過程もオリジナル特注麺のもの。低加水
で旨い。

 ツケ汁は甘酸っぱい感があるものの、天玉(天カス)が加わり
マイルドな仕上がり。割りスープは別器で登場、こんな演出も良
いなあ。旨いつけ麺だった。ご馳走様。

ミュージアム巡り 古文書_2 西洋紀聞

2011-08-21 06:03:56 | ミュージアム巡り_2011
 続いての「西洋紀聞」は、享保9年(1724)頃刊行されたもの
で、新井白石が屋久島で捕らえられたイタリア人・シドッチから得
た海外の情報が記されたもの。
 展示されていた資料は、白石自筆の清書本で、寛政5年(1793)
に白石の曾孫・成美から幕府に献上されたもの。
(千代田区北の丸公園3-2)

Weekendの麺処巡り すずらんで紅宝麺

2011-08-20 14:03:57 | 麺処_2011
 高田馬場を後に向かった先は、渋谷の「中華そば すずらん」。こ
の時期、大好評の冷やし麺が始まっているのではないだろうかと、
店頭に着いてスタッフの方に伺うと“こうほうめん、ありますよ”
とのことで、限定10食程だとか。

 オオ~、ありました「紅宝麺 完熟蕃茄の冷やし麺」1,600円。
早速、その冷やしと味玉券をチラリと見せて注文。
 蒸し暑い時期が来ると毎年頂いているこの冷やしは、トマトとグ
レープフルーツのコラボ麺で、暑気払いにはもってこいのフレッシ
ュでトロピカルな酸味が茹で上がった身体をクールダウンさせてく
れる。この時期のベストな一杯。

 カウンターに登場した冷やしは、昨年と同じ広縁ラッパタイプの
器に入って登場。オレンジやピンク、レッドと色鮮やかで愛でても
涼を感じ取れる。完熟トマトをよく見るとシャーベット状に凍って
いる。口に運ぶとシャリシャリ感と甘味と酸味が交互に押し寄せて
くる。こりゃあ、最高だ。

 上に乗っかったトマトやグレープフルーツをほおばり、ヤマを崩
して麺に到達すると、手延べ細麺と肉味噌が混じり合い、香味油と
相まって箸が止まらない。スパを頂いているような雰囲気で、爽や
か酸味もいっぱいで唸るほど。これは旨い。火照った体もスーッと
涼が伝わってくる、素晴らしい一杯だ。ご馳走様。

Weekendの麺処巡り べんてんでスルメ干し

2011-08-20 13:46:31 | 麺処_2011
 灼熱地獄の日々が続いていたが、昨日から雨のためか気温が幾分
下がり過ごしやすい。しかし、凄暑はどこへ行ったの、涼しいなあ。

 かなりくたびれてきた「べんてん」の暖簾が登場して入店。オオ
ッ、でました。特製メニューが登場しており、「スルメ干しスープ
のしょう油拉麺」と「激辛味噌つけ麺」どちらも900円。オーダ
ーはスルメ干しで麺少なめにした。
 注文の後は厨房作業を眺める、このひと時もいいもんだなあ。な
るほど、スルメ干しは小さな寸胴で別に作られたスープだ。
 さて、注目の一杯の登場。しょう油ダレだけにいつもの塩よりも
茶色く濃い目のスープ。口に含むとスルメの風味が強く押し寄せて
きて、その後を昆布の旨味が縦走してくる感じで、これは旨い。

 麺も引き締まった茹で加減でいいなあ。旨い、旨いなあ。素晴ら
しい一杯、ご馳走様。

ミュージアム巡り 古文書_2 四書五経

2011-08-20 12:49:09 | ミュージアム巡り_2011
 古文書の中で、紅葉山文庫(江戸城内紅葉山の収蔵庫)に保存さ
れていた徳川将軍家の蔵書が数点展示されていた。
 まずは「四書五経」は、儒学の重要な経書の総称で、展示されて
いた資料は慶長の役(1597)で捕虜となった朝鮮の知識人で儒学
者のカンハンが、伏見の地で赤松広通の求めに応じて書写した四書
五経だ。
 この書は小さくて携帯に便利な小型本で、カンハン自筆のあとが
きが残っている。
(千代田区北の丸公園3-2)

ミュージアム巡り 古文書 徳川家康黒印状

2011-08-19 05:55:21 | ミュージアム巡り_2011
 元和元年(1615)の「徳川家康黒印状」は、山城国・清水寺に
与えられた黒印状で、寺領133石の安堵と諸疫の免除の旨が記さ
れている。
 確かに判子は黒い。
(千代田区北の丸公園3-2)


ミュージアム巡り 古文書 徳川家康朱印状

2011-08-18 06:01:40 | ミュージアム巡り_2011
 「徳川家康朱印状」は、慶長17年に近江国飯道寺に与えられた
朱印状。
 近江国甲駕郡のうち200石の寺領を安堵し、諸役を免除する旨
が記されている。朱印の印文は“怒家康”とある。
(千代田区北の丸公園3-2)


Weekdayの麺処巡り 五代目けいすけで琥珀塩

2011-08-17 13:22:13 | 麺処_2011
 本日、新宿・ルミネエストでグランドオープンする麺処「塩逸
品 五代目けいすけ」を訪れた。「けいすけ」といえば都内で飛ぶ
鳥を落とす勢いで店舗数が増えている。

 で、こちらの5代目は塩専門店。モンゴルの塩、アンデスの紅
塩、バリ島天日塩と、その日の天候等で塩の調合が替わるという。
また、スープが冷めないように二重構造の器が使われ、さらに蓋
を開ければ曜日毎にウィスキーモルト樽オークやヒッコリー、桜
やブナ、林檎、胡桃、フランスのハーブをブレンドしたエルブ・
ド・プロヴァンスなどのスモーク香りが愉しめるよう工夫されて
いる。いろいろアイデア満載の演出が凄い。

 メニューを拝見しながら逸品を探すとアッサリの「塩拉麺 琥珀」、
コッテリの「塩拉麺白湯」、「塩つけ麺」の3タイプがメインで
あり、琥珀の一杯を味玉付でオーダー。

 登場した逸品、蓋付きの器を開け、本日の香り胡桃の香りを味
わう。胡桃スモークの香りはこんなのか、こういうのは“香道”
に繋がるようで心が豊かになるなあ。

 そして、メインのスープは鶏と昆布、それに鰹節が三重奏の味
を醸しだし旨い。麺はカネジン食品の平打ち麺。
 香りの演出、見事。これは毎日通って1週間の香りを愛でるの
も良いなあ。まずは日曜のモルトウィスキーの樽・オーク材から
香道を極めていきたいものだ。

塩逸品 五代目けいすけ
新宿区新宿3-38-1 ルミネエスト7F 03-5925-8398
11:00~23:00 ルミネの定休日が休み
HP http://www.grandcuisine.jp/keisuke/index.html

ミュージアム巡り 古文書 徳川家康判物

2011-08-17 06:00:19 | ミュージアム巡り_2011
 徳川家康の花押入り文書(判物)が目に止まった。
 「徳川家康判物」と呼ばれ、元亀3年(1572)に静岡の本興寺
に与えられた判物だ。寺の自治を尊重して諸役を免除するとともに、
境内での殺生を禁じる旨が記されている。
(千代田区北の丸公園3-2)