癒し系!?税理士の爆笑??商売繁盛記

税金に限らず、経営、会計、コミュニケーションなどを、面白おかしく、また、わかりやすく解説する、気軽なブログです。

予算

2008-12-08 22:15:07 | 経営
みなさん、こんばんは。

今日も寒かったですねぇ。男性のコート率も、ほぼ100%になり、
冬本番といったところでしょうか。

今日は、決算の説明にクライアント先へ行きました。
決算内容や税務的な話などを一通りすると、来期(実際は当期)に向けて
の話へと変わっていきました。

既存の事業をどうするのか、新規事業をどのように展開するのかなど
希望に満ちた話になりました。

と、ここまではいわるゆる中小企業に見受けられる話かと思います。
その後すぐに、事業の方向性とともに、予算の話になりました。

詳細な話にはならなかったのですが、やはり、予算となるといつも
気になる点が、個人的にあります。

それは、実際の事業戦略や方針と数字の整合性が取れているのか?
ということです。

まずは、事業戦略や方針があり、それに則って予定の行動が決まり、
その行動により、売上や原価、はては経費がどのくらい計上されるのかが、
決まるはずなんです。

予算が、細部にわたり意思が行き届いている場合は、実際の結果との乖離
につき、何が原因なのかが良く分かるはずなんです。

ただ、間違っていただきたくないのは、その目標(予算)を達成するために
事業を行っているわけではないということです。

理念や目的、使命など、社長がやりたいことを、会社という組織が実現する
わけですから、その結果数字が伴ってくるということを、認識しましょう。

そうすると、利益に追われた経営ではなく、自己表現をするための経営に
変わるはずです。

ただ、一方で利益が出ないと、資金が足りなくなりますので、利益を上げること
は大事なことです。だから、理念等にそった戦略に基づく行動指針により、
予算を作成することが重要なんです。

予算のあり方につき、もう一度見直してみませんか?

今日は、堅い話だったので、ゆるいネタを期待している皆さんは
退屈だったかと思いますが、またお付き合いください。では。


コメント
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