雨あがりの空は澄み渡り、気持ちのよい朝を迎えました。
昨夜の雨で庭の木々の葉もだいぶ落ちてしまいました。
毎日の落ち葉掃きにたっぷり時間がかかります。
でも、落ち葉掃きは、意外に楽しいものです。
昔はこれを集めて、お芋を焼いたものですが、今は近隣から苦情が入るからできません。
いぶした煙で害虫の駆除や、燃えカスは庭に撒いたりもしていました。
地球温暖化を防止するため、落ち葉たきの禁止は本当に防止に寄与しているのだろうか。
町場では害虫が多量に発生し、枯れたりしているものもあって、緑が減ってきているようにも思えます。
そんなことを考えながら、落ち葉をせっせと掃きました。
さて、今日の記事何にしようかしら
そうだ、おにぎりさんのコメントをヒントに、「郷愁を誘うバラ」にスポットをあててみたいと思います。
手始めに、今も、庭に咲いているディスタントドラムスからいきましょうか。
購入先の商品説明書きには
・系統:FL
・作出:1985年 G.J.Buck アメリカ
・花:淡茶色~ラベンダーピンク/丸弁平咲き
・中香
・四季咲き
・樹高:110cm
・特性:耐病性、耐寒性あり
この情報に私なりの情報を追加するとすれば・・・
・葉:つやはそれほどなく、葉色は新葉は赤みを帯び、次第に黄緑を帯びる。
・とげ:それほど多くはない。トゲの大きさ中くらい
・樹形:ほぼ直立性に近いので、鉢植えにも向いています
・花持ち:花色を楽しめるだけあって、花もちはとてもよいです
ディスタント ドラムスの特性はなんといっても、花色にあるんじゃないかと思います。
この花色を表現するのは、文才のない私にはなんとも難しいことです。
2015.10.25
開花したばかりの花は、淡い茶系といったらよいのか、ノスタルジックな雰囲気のあるベージュの花弁を、ピンクを帯びた花弁が包み込んで、そのグラデーションがとても美しいです。
色々な表情を見せてくれるディスタントドラムスの中で、↑のこの花姿が最も素敵に見えます。
2014.10.26
同じ秋バラでも1年前はまだ、樹に力がなく、花弁の枚数も少ない。
カタログだけではわからないですね。
樹の力や、気温、病気の有無、置かれた場所など、外的環境によって、花の咲き姿が変わるんですものね。
蕾から咲き進む過程をじっくり見ていきましょうか。
8月の蕾
蕾はワイン色のような花色に、形は細面の美人さん。
10月の蕾はこんな色合いです。
少し開きかけた蕾です。
8月の開花の様子をみてみましょう。
2014.8.21
咲き始めは、やや花色が濃いですね。
2015.8.25
お行儀よく花が咲いていますね。
2014.8.27
8月はディスタント ドラムスではないんじゃないかと見えるくらい、花色がピンクに近いですね。
季節によっても花色が変化することがよくわかります。
秋の花色は、夏の花色に比べ、ワイン色にオレンジ色を帯びた深みのある花色を見ることができます。
それでも、咲き進めば、退色していき、花芯はオレンジを帯びていますが、外側の花弁は淡いピンクに変化しています。
これ↓は、6月の花になりますが、気温の低い季節は、秋バラと雰囲気が似ています。
蕾から咲き終えるちょっと前の花まで、咲き進む過程をみることができるお気に入りの画像です。
2015.6.25
これほど、花色の変化を楽しめるバラも少ないのではないでしょうか。
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