つれづれ草

日常の思った事を書いていきます。

秋に砂浴

2007-09-30 23:37:02 | 日々のこと
朝、快晴だったので、砂浴にいくことになった。
夏も終わりになって少し暑さが和らいだので、
ちょうどいいかなと思って朝から出かけた。
海は波も静かだったが、砂浜にはどこから来たのか、
木やゴミが流れ着いていた。
夏の間はサーファーや海水浴客も多かっただろうに、
ずいぶんと静かだった。

木切れのないところで砂を掘ったが、
深く掘ると人工の砂浜だけに粗い目の砂が出てきた。
以前の場所のほうがよかったが、
また掘り直すのも大変なのでここに決める。
それでもちょっと浅すぎたのか、身体がすっぽり入らない。
また起き上がって深く掘ったら、今度は調子よく行った。

砂に身体をうずめていると、波の音だけがドォーンと響く。
波の音を聞きながらねむっていると、
さわやかな風も吹いて気持ちいいものだ。
砂浜を散歩する人、子供を連れて遊ぶ人が時々くる。
ビーチパラソルを低く下げて見えないように工夫して寝る。
身体を動かすと砂がだんだん落ちてしまうので、
なるべく動かさないようにする。

砂の重さと周りからの圧迫感が
血液の循環をよくしているのだろう。
最初は足の血管が鼓動するのが面白い。
1時間くらいしてトイレに行きたくなって砂から出た時、
なんだかとても身体が軽く感じた。
もう一度砂に入ったが、深く掘らなかった。
砂もちょっと粗かったのもあるが、背中が痛くなった。
最初はよかったのにやはり真面目にきちんと
穴掘りをすべきでした。
またもう一度挑戦するべきかな。

ツクツクボウシとヒグラシ

2007-09-29 14:57:29 | 日々のこと
午前中は風もなく蒸し暑く、気温も30度以上になった。
松林の中を歩いていても汗が出た。
なんだか8月の夏の終わりのような気がした。
すると、まだ夏が終わっていないのだといわんばかりに、
あちこちでツクツクボウシが急に鳴きだした。
気温が下がらないので蝉がまた出てきたのでしょうか。
10月になろうというのにツクツクボウシはどうかと思う。
シマヘビまで出ていて長くなっていた。
天気予報では後一週間は30度が続くといっていたが、
これを過ぎると急に寒くなるのでしょうか。
東京はきょうは22度と予報されていた。

平地ではあまり聞かないヒグラシのカナカナという鳴き声は、
最近よくドラマなどで使われていた。
NHKの「どんと晴れ」で悪いことがおきそうなときに、
カナカナと鳴く声を入れていた。
家人が怪しい女が出たりすると
「ほらほらカナカナとなきだしたぞ」といって笑わせていた。
このドラマもきょうで終わった。
毎日よく見たものです。

ヒグラシにはなんだか人のこころを寂しくさせる。
実家の山にはたくさんいた。
夕方になるとカナカナ、カナカナと、さびしく鳴く。
「もう夏も終わりだ。2学期が始まる」と
子供ごころに思ったものです。
この年になってもあの声を聞くと何となく郷愁を感じる。
四季折々に咲く花や虫たちも、季節感が狂ってくるだろう。
アゲハチョウの北限がずいぶん上がったそうだ。
このあたりはもうすぐ亜熱帯地方になるかも・・・・



バースディー

2007-09-28 15:34:06 | 日々のこと
今日は、66回の誕生日になった。
もうこんなに生きているのだと自分ながら驚きです。
友人がお祝いのメールをくれたのに、
家人はすっかり忘れていた。
2日前に娘との合同の誕生会をして
盛り上がったのできょうは何もしない。
もうこの間で終わったと思っていたらしい。
別にこのとしになって誕生日もないだろうと思うのだが、
誰かが言っていた。
誕生日は親に感謝する日だと。
そうだと思う。

私も父母がいなかったらこの地球上にはいなかった。
親がいて、子がいることを当たり前のように思っている。
こうして考えてみると本当に不思議なことだ。
地球上のあらゆる生き物は生と死を繰り返しながら、
長い間に進化をしてきた。
誕生があるから進化がある。誕生があるから死がある。
この世になぜ生まれてきたのかと問われたら、
それは生きるために生まれてきたのだといわれた。
生きて生き抜くために人間は生まれてきたのだと、
中村天風さんの本にあった。

難しい話だがそれが自然の宇宙のきまりなのかもしれない。
花や昆虫や動物など全部の生き物が、
生きていくためにあらゆる行動をする。
実や花粉を運んでもらうためきれいな花を咲かせて、
鳥や昆虫を呼び寄せる。
厳しい自然の中で子孫を増やし生きていくため、
たくさんの卵を産む魚や亀などがいる。
人間も同じように生を受けた以上、
一生懸命いきていかなければならないのでしょう。
それが宇宙の仕組みなら・・・・

9月も終わりになろうとしているのに、
きょうも30度を越えて真夏日になっている。
暑さに負けず感謝をして生きていこう。



季節の変わり目

2007-09-27 15:02:02 | 日々のこと
いいお天気になった。
風が冷たく気持ちがいいと思っていたら、
ハクションが出てきた。
汗ばんだ身体に冷たい風が吹いてひんやりして、
鼻水まで出てきた。

このところ、夜は小窓を明けていたら、
冷たい夜風が入ってくる。
身体に何もかけずにいると明け方寒く、
冷えてきてあわてて肌布団に包まった。
こんな時は一番風邪を引きやすい。

湿度が高く汗ばむのに冷たい風が吹いて肌を冷やす。
座っていてもじっとりと汗をかく。これが一番身体に悪い。
9月も終わりに近づき、遊歩道脇の彼岸花が
もう終わりになってきた。
今年は写真も撮りに行かなかった。
衣替えの季節なのに気温が高く暑い。
まだ当分半袖の生活だろうか。

昨夜は久しぶりに娘夫婦が食事に来た。
娘と私の誕生日の食事会としてステーキを食べた。
いつものとおりケーキとワインをあけてのお祝いとなった。
その後、テレビゲームに興じ、ボウリングを3回戦もやった。
家人が何もしないのに腕が痛いというが、
それはゲームのせいだと分かって大笑い。
足も腰も右側だけ痛いのが不思議。
軽いゲームなのに結構身体を使うものだと思った。

老人会の運動会

2007-09-26 14:37:25 | 日々のこと
東風が強く吹いて涼しかったのに、
今は南から黒い雲が出て雨が今にも降り出しそうだ。

家人は今日は午前中から老友会の運動会に行った。
曇り空だったが雨は降らず、暑くなくてよかっただろう。
あまり頑張りすぎて転ばないようにとみんなから言われた。
まだ若いからと競技に参加する回数が多いみたいだ。

本人は大丈夫だからといっていたが、
しっかり走っていると思う。
ゲートボールやグランドゴルフなど、
やったことないものまで引っ張り出されるらしい。
お弁当と景品に釣られてみんな行くのかもしれない。

最初はこの暑いのに老人の皆さんが、
熱中症にかからなければいいがと思っていた。
しかし、毎日ゲートボールなどをしていて、
暑さにはなれている人たちが参加するのだ。
家人のように若くても暑い夏は冷房に入って
のんびりしている人とは違うと思った。
結構筋金入りの人が多かったりして・・・・
地域とのつながりがなかった家人は、
区会の人にすすめられて入った。

参加するまではおっくうなようだったが、
行けばまた違う仲間が出来て楽しくなると思う。
眠っていた脳が活発になるかもしれない。
認知症の予防になるでしょう。


中秋の名月

2007-09-25 23:54:31 | 日々のこと
十五夜お月さんひとりぼち
歌の文句にあるようにこうこうと輝く十五夜の月。
今はもう雲間から見え隠れしているが、
今夜は中秋の名月が先程まできれいに見えた。
月の明るさは太陽には比べられないが、
満月の夜はやはり明るい。

昔はもっと明るかったようだ。
空気は澄んでいたし、夜の明かりもない。
月明かりでものがはっきり見えたと思う。
夜でも明るい現代は満月も新月もあまり分からない。
反対に昔は闇夜にからすというくらいに月の出ない夜は、
何も見えない墨のように真っ黒だった。
もっと大昔の人は月の明かりのある時とない時の差は、
格別だったに違いない。

源氏物語を始め物語や和歌や俳句など、
月を題材にしたものが多い。
日本人は太陽より月を愛でたという人もいる。
中秋の名月にはお団子やススキの花などお供えして、
お月見をすることもそのひとつだろう。
月を見て何となく郷愁を感じたり、
楽しく酒を酌み交わしたりすることが好きである。

世界中で月を見るだろうが、
砂漠で見る月はどんなだろう。
またニューヨークやヨーロッパでは
どんなに見えるのだろうか。
タダ丸いだけの月には変わりないとは思うけど、
中国で見る赤い月というのもあった。
月は人間の心の裏を見るようでもある。

太陽はまぶしくて見れないけど、月はじっくり見れる。
それがいいもかもしれない。


うまくいかなかった料理

2007-09-24 23:11:02 | 日々のこと
お彼岸も終わり暦の上では秋なのだが、
室内の温度計はまだ30度をさしている。
それでも昼間は風が強く涼しかった。
夜は雨が降るのか風もなく蒸し暑い。

最近は料理をするのも大体同じようなものが多い。
今日は久しぶりにカレイのあんかけを作った。
ありあわせの物を使って作ったが、いまいちだった。
魚も冷凍物はやっぱりダメだ、味がよくない。

野菜はちょっと炒めすぎてしんなりしてしまって、
片栗粉もうまく入れられなかった。
料理をつくるのが下手になったような気がしてきた。
たまにしか作らないと要領をわすれている。

どの料理もいつも同じ味に出来るわけはないが、
まあ平均的に作れればそれで何とかなる。
まだ塩と砂糖を入れ間違うほどではないが、
若い時のように本を見て作るようなことはなく、
手抜きの料理になってしまう。

料理はやっぱり新鮮ないい材料を選ぶのが基本だが、
店によって新鮮さも質も値段も違う。
安くて新鮮なものがいいけどそんなものは少ない。
それに出会ったときは素材を生かして食べるのがいい。

今年は秋刀魚が油がのっていておいしい。
値段も安くたくさん取れるらしい。
生の秋刀魚がここらでも店先に並びだした。
もう少し気合を入れて料理に取り組まないと、
いけないなと思う。


秋分の日

2007-09-23 16:49:01 | 日々のこと
晴れの天気で風が強く気持ちいいが、
日中はまだまだ暑い。
今日はお彼岸の中日なので、朝一番にお墓参りに行く。
お彼岸入りになったら行けばいいけどいつもこの日になる。
最近はお供えをたくさん持っていくと、処理に困るらしい。
お供えが済んだら持ち帰ってもらいたいと、
お寺さんの新聞に書いてあった。

盆や正月、お彼岸などたくさんの人がお参りする。
そのたびに何か持っていくことになる。
昔はお供えを貰ってくれる人が居たが、
今ではそれも衛生上禁止をされているようです。
だから、全部捨てることになるらしい。
そうだよね。もったいないことです。
なるべく少なめにお供えをしてきた。

それからダイエーに行った。
まだ時間があったので待っていたら、みんなが並んでいた。
物好きの家人が「並ぼうよ」というので待っていた。
何をもらえるのかと思ったら、キティちゃんのマグカップ。
それも50周年のスタンプ入りだった。微妙

姪の結婚式に来ていく洋服を見に行った。
これかなと思うものがあったが持ち合わせが少し足りない。
2割引は明日までというので予約をして帰った。
午後からまた出かけて買ってきた。
1昨日は畑の掘り起こし、昨日は花の苗を買ってきたので
植え替えをした。
ブログも休み、3日間落ち着きのない生活で少し疲れた。
それでも忙しいと夜はよく眠れるものです。

忙しい一日

2007-09-21 23:12:22 | 日々のこと
朝8時に保険所にレントゲンの集団検診に行く。
8時30分からなのでまだ準備も出来ていなかった。
待つのが嫌いな家人は「早くすればいいのに!」という。
そんなに待つのがいやなら近くに来る巡回検診に
行けばいいのにと思う。

毎年この場所で受けるものだから、
他のところには行きたくないのだろうと思っていた。
そんなところがあるのかと聞く。
以前、私は地区の検診を受けていた。
家人が定年になって保険所に行きだしてから、
ずーとここなのでいいのだろうと思っていた。
「今日は少ないほうですよ。いつもは100人くらい来る」
係りの人はそういった。
じゃ、来年から地区にするか?ということになった。

あわてて帰って、9時に家人は老人会の集まりに行った。
地域の老人の運動会があるらしく、
年が若いからあれもこれもと出なくてはならないそうだ。
娘の一言「だいじょうぶ?気をつけないよ」
「景品を貰うだけよ」と父笑う。

集まりから帰るのを待ってナフコに行く。
噴霧器がこわれたので生活用品などと一緒に買った。
チューリップの球根が出ていた。
まだ暑いのに、もうこんな時期になったかと思う。

午後から畑の土おこしをした。
トマトの支柱をとった後そのままにしていた。
ナスも花がまだ咲いていたが、全部引き抜いた。
もっと前からやらなければいけないことなのに、
暑いからそのままにしていた。
1時間ほど野良仕事をしたらどっと疲れた。
年は取りたくないな。ときたまやるからなお疲れが出るのかも。
花壇も花の植え替えが待っている。
なんだか急に忙しくなった。



夏がまだ・・・

2007-09-20 15:40:39 | 日々のこと
毎年この時期になるともう蝉などは鳴かず、
秋の虫の声が一段とにぎやかなはず。
松林も時折、まだ蝉の声が聞こえる。
ツクツクボウシだったり、カナカナぜみなどだ。
蝉も春の早くから秋まで幅広く出回っている。
種類こそ違うけど、日本も亜熱帯に近づいたようだ。

気温が高く熊本や福岡など34度から35度にもなって真夏日だ。
いつまで続くのでしょうか。
秋はすぐそこまで来ているというのに。
これで今年の紅葉も遅くなりそうです。

先程から、空に真っ黒い雲が出てきた。
昨日はあっという間に大粒の雨が降ってきた。
強い風と雨が吹きこんできた。
窓を閉めるのも間に合わず、
フローリングの床もカーテンもびっしょりになった。
洗濯物は取り入れた後だったので助かったが、
不意をつかれてしまった。

今、あわてて洗濯物を取り込んだが、
黒い雲は風に押されたのか、逃げていった。
青い空と白い雲、絵柄的にはいい景色だ。
しかし、古い洋画の風景画には黒い雲が描かれている。
嵐の前とか過ぎ去ったあとなど、
人生にも似せたものかもしれない。
とにかく、暗雲には気をつけなければ・・・