陸に上がったカッパさん

毎年の如く月日の経つのが早いこと。
明日からはもう２月。
年末からいろいろあって体調を崩し、
病的な時期だった。
こんな時期もあるものだと思っている。
長い人生何が起きても仕方ない。
気持はそうだが、いざそのときになったら、
気が落ちてしまう。
まだ修行が足りないと家人に言われた。
いつも危険と隣りあわせで生きてきた人に言われると、
まったくその通りである。

高校を出てすぐ漁船に乗った。
手繰り船という東シナ海でえびや魚を取る船だ。
嵐のときも寒い吹雪の時も港には入らず、
１ヶ月間海の上で漁をするのだ。
そのころはまだたくさんの魚がいた。
かばぼこの材料にするグチや大きい大正えびが、
網を入れるたびにいっぱい入ったそうだ。
海が荒れて時化になっても続けられ、
寝る暇もなく居眠りしながら作業をしたという。
捕った魚は運搬船が積んで港に運ぶ。
魚船は荒波にもまれても元に戻るように設計され、
安定感があるらしく普通では考えられない。
スクリューが波から出て上に見えるくらい船が傾く。
生きた心地がしないだろう。
荒れたときは身体をロープでしばって、
波にのまれないようにして作業をするらしい。
板っこ一枚海の上といわれるように、
毎日が生死の境だったという。
食料や石油がなくなると港に帰って来て、
たくさんのお金を湯水のように使い、飲んだり、遊んだりした。
今度、海に出たら元気で帰って来るという保証はない。

そんな経験をして貨物船やセメント運搬船など
年と共に楽にはなったが、４０年も続けた。
だから、彼の決断は早い。
ちょっと待って！！ということはない。
そうしないと命にかかわるからだそうだ。
自然と対峙して心も身体も鍛えられたのでしょう。
海は怖いという陸に上がったカッパさん。
もう８年、名ばかりの海守りになった。
そして元気で毎日アホな事や馬鹿を言って、
人生を楽しんでいる。

待ち遠しい春

今日は待望の太陽が雲間から顔を見せた。
松林の中をまた少し歩いた。
太陽が出ていたのでそう寒くは感じなかった。
海浜公園のキャンプ場広場にはミニバスケットや
ローラースケートが出来るところがある。
楽しそうにＴシャツの若者が遊んでいた。
春の宮崎キャンプがもう始まっている。
春はサッカーやプロ野球などが、
宮崎にたくさんやってくる。
それと一緒にマスコミやフアンの人たちも、
宮崎を訪れてくれる。
最近は雨が多いのでとても心配だ。

昨日はジャイアンツのメンバー高橋選手以下３人が、
小学校を訪れていた。
子供たちと遊んだり、みんなで給食を食べて、
楽しい１日過ごしていたようだ。
今年は巨人宮崎キャンプ５０周年になるらしい。
歴代の有名選手がこの宮崎のキャンプから始めた。
長島さん、王さん、現監督原さんも
みんなここから始まった。
その前はまだ宮崎に来ていなかったので、
そのあたりのことは良くわからない。
それにしてもキャンプが始まった年に生まれた人は、
もう５０歳になるのですね。
本当に長い歴史を持ったキャンプ地だということを、
あらためて知った。

先日、雨の日に日南市のほうだったか、
もう、つくしが芽を出していた。
この晴れの天気が長く続いてくれると、
春らしくなってくるでしょう。
三寒四温はいらないから、太陽が顔を出してくれればいい。
エジプトの太陽神ではないけど、
今年ほど、「太陽」を待ち望んだことはない。

外の空気が・・・・

昨日からの雨もやんで、
寒いけど少し空が明るくなってきた。
太陽が出るといいのになと思いながら、
ジャスコに買い物に行った。
久しぶりに外に出たので、松林のほうに行ってみたくなった。
海洋公園のほうから歩いてみた。
空気がとてもおいしく感じられた。
マスクをしていたが、それをはずして大きく深呼吸をした。
なんだかきれいな空気を吸って気持ちよかった。
１５分くらい歩いて帰ったけど足が疲れた。
ジャスコでいつもの野菜を仕入れて、
昼前には帰ってきた。

大きく深呼吸をしたのが悪かったのか、
やっぱり鼻水が出たり、おなかが張ったりした。
まだすっきり治っていないようで、
風邪の症状みたいになった。
でもいつまでも寝ているわけには行かず、
少しずつ動き出しては様子を見る。
三寒四温は季節だが、
この身体は１悪３良？になりそうだ。
動かないとおなかが空かないし、
食べないと栄養が取れないし困ったものだ。
やっぱりもう少し薬を飲み続けるべきだろうか。
薬ばかり飲んでと家人怒られるけど、
悪いものは仕方ない。
お昼は残っていた分を飲んだ。
もう少しの我慢、我慢。

冬の雨、雨・・・

今日も雨だ。
１月の宮崎は雨が少なく、晴れの日が多かった。
九州山脈を越えた風は乾燥し、
宮崎平野は晴天が続いた。
この乾燥した風で切り干し大根や、漬物用の大根は
甘味を増しおいしくなる。
冬の風物詩、大根干しの棚が続く。
やっぱり温暖化でしょうか、昨年辺りから雨が多い。
春雨ともいえない冬の雨。
草木には必要なのか、雑草が大きく根を張っている。
冬は草取りも必要ないのに、
今年は早くから雑草を散らないと晴れれば一気に大きくなる。
昨年も大きい大根の話をブログに書いた。
今年もテレビに大きい大根が取れたと、放送していた。
雨の日は何も出来ない、しない。
掃除も窓を開けて出来ないので、明日に延期だ。
こんな時に絵を描いたり、手芸をしたり、
昔はいろんなことをやっていた。
今はなんにもしない。
パソコンを始めてから他のものをしなくなった。
手軽に出来るパソコンの良さがそうさせたのかもしれない。
物を作ることには根気がいる。
一つ一つていねいにやらないと仕上げがうまくいかない。
毎日、コツコツとやること。
その気力がちょっと薄れ掛けている。
年のせいもあるが、あまりにも広く浅くやりすぎた感もある。
一つのものを根気よくやっていれば、
面白みが出てそれにのめりこむことがあったかもしれない。
後の祭りとはこのことかも。
夢中になると必ず肩がこる、目が痛いなど後から出てくる。
こんなことを経験しながらきた。
これをクリアーしながらコツコツやった人が、
自分のものになっている。
人それぞれ、生きてりゃいいのである。

甘くなかった・・・

期待してた大阪国際女子マラソン。
原選手の欠場で福士選手がどこまで走れるか
楽しみだった。
小雪の散る寒い天気で最初から飛び出した、
福士加代子さん。
３０キロまでとてもいい調子だったのに、
突然足が止まった。
一時は５００ｍも離していたので、
おお、これはいい記録で初出場で初優勝かと、
思ってみていた。
スピードランナーも３０キロ過ぎてからの
１０キロは地獄のようなものだろう。
どんどんと後から来た選手に追い越されて、
最後には何度も転びながらやっとテープを切った。
足はもつれバタッと倒れてはまた起き上がる。
彼女の強い意志がそうさせたのが、
観ていて涙が出た。
本人が一番悔しかっただろう。
マラソンのレースの恐ろしさ怖さを
知った瞬間だったのではないか。
先日、テレビでどうしてマラソンをするのですか？
というアンケートをとっていた。
記念のためとか、満足感を持つためなど、
いろいろな回答があった。
ただ趣味のために走るのはいいとしても、
競技となると大変なことだろう。
長い４２、１５９キロの距離を、
走るだけでもすごいものです。
それを全力で走るということは、
毎日の練習がなければ出来ないこと。
福士さんにはまたしっかり練習をして、
マラソンに挑戦して欲しいと思っている。
これにめげず頑張れ

曇り空

３日の晴れ間でまた曇ってきた。
北国は大雪で本当に寒いことだろう。
北海道は６日早く流氷が流れ着いたらしい。
本格的な冬の寒さがやってきたということだろう。
灯油も上がり暖房の費用も馬鹿にならないだろう。
寒さの中でみんな我慢しているもでしょうか。
雪かきも大変だと聞く。
こんな生活をしたことのない人には、
この厳しさをまったくわからない。
雪国のほうがインフルエンザなどは少ないそうだ。
湿度があってインフルエンザ菌が活動しないときく。

雪も降らない南の国で寒い寒いと風邪まで引いて、
本当に情けない日々だった。
ようやく動きがよくなって、元に戻りつつある。
今日は気温が低く寒かったので、
さすがにウオーキングには行く勇気がなかった。
この５日間買い物らしきものはしなかった。
毎日家人が食品の調達に行った。
いつもウオーキングの帰りに買い物をするので、
大体買うものは分かっているが、
中には自分の好きなものが入っていて、
目ざとく買ってくる。
これもいい経験だと娘から言われている。
そろそろ私も動かなくてはと思う。
皆さんにご心配かけてすみませんでした。
いろいろありがとう・・・感謝です。

酒に酔う

「酒に酔ったことがない人のにはわからないけど、
　本当にこのとおりだよ」
新聞を見ていた家人が言った。
「ああ、そこの文ね」
今日から新しくエッセイが載っていた。
「その人は今、有名の作家だよ」
「あの芥川賞を取った川上未映子ってこの子か？」
「うまいよね。こんなに書ければ賞をもらっても当たり前だよね」
そんな会話をしていた。

実際この文章を理解する人は、
相当の大酒のみでしょう。
酒は好きだが前後不覚になるほど飲んだことはない。
昔は男性のお酒のみにはこんな人が多かった。
家に帰る途中、狐にだまされて道に迷ったて、
藪の中を歩かされた。
これは私の父の話。
気持がいいので寝ていたら線路の上だったり、
みかん畑だったりした。
街にのみに行って、帰って来るときは上着も時計もなかった。
これは家人の話だ。
どれも全然憶えてないから何もいえない。

作家川上さんも朝起きてびっくりした。
靴片方がトイレの中で、
ストッキングの中でぶら下がっていた。
インスタントラーメンがバラの柄のじゅうたんの上に
ばら撒かれていた。
ラーメンを炊いて食べようとして、
赤いバラが火に見えたのだろうと、硬いのでやめたのかも。
そんなことはまったくわからない。
途切れ途切れに記憶をつなぎあわしても、
わからないという。
今は若い女の人もこんな経験をする人が多くなった。
酒はすこしなら良薬、たくさん飲めば狂ってしまう。
酒で命を落とす人もいる。
そこまで飲むのが良いという人もいる。
何事もほどほどですね。

神経質すぎて

晴れのいい天気なのに気分が優れなかった。
左の腕は痛いし脈が速く心臓が悪いのかと
総合病院に連れて行ってもらった。
脈は速いけど心臓は悪くないといわれた。
少し安心した。
肩こりや腕がだるいのは精神的なものもあるし、
腕の痛さがひどいようだったら、
整形外科のほうを見てもらったほうがいい。
首の骨が変形していることもあるのでといわれた。
年齢を重ねるといろいろなことが出てくる。
風邪のほうは少しずつよくなっているので、
徐々に直していくしかないと思った。

神経質すぎるのではないかといわれ、
そういえば一番上の実姉がそうだったことを思い出した。
あそこが悪いここが悪いとこの年代から
病院ばかり行っていた。
弱気になるとその兆候が私にも出るのだと思った。
人のことはよくわかるが、
自分のこととなるとまったくわからず、
不安だらけになってしまう。

心を強く持ってとブログにもよく書いていたが、
本当は何もわかっていないのだ。
あんまり気にしないほうがいいよ。
のんびりいこうよといいながら、
あれもこれもと欲を出している自分がいた。
気をつけなくてはいけない。
年なんで何が起きるかわからないので、
心に準備だけはしておこう。

晴れ間

長い雨の後の晴れ間は気持がいい。
雨の間ずーと寝ていて、身体が痛くなってきた。
朝から起きているけどちょうど今頃眠くなってきた。
昼食後、横になる癖が出来てしまったようだ。
すっかりよくなったということではないけど、
ひとまず、峠は越えたかな。
昨夜は３日ぶりに風呂に入った。
やっぱり気持はいいが、またぶり返しがくるかと
心配になってのんびりと入っていられなかった。
幸い夜はよく寝れて気持ちよかった。

この風邪で食事の準備が出来ない時に、
娘が来て毎日作ってくれた。
とても助かった。
今までは作って持たせることが多かったので、
すっかり反対になってしまった。
結構、味も上手に出来ていて、だんだんとうまくなっていく。
やっぱりやっただけのことはある。
身体が動かないと何も出来ないから、
人が作ってくれたものを食べれる幸せを味わいました。
皆さんにご心配をおかけしましたが、
どうやら風邪も退散してくれそうです。
ありがとう感謝感謝です

冬野菜

最近、雨がよく降る。
春の雨には少し早いけど、
草や木はもう春の準備をしている。
この冬は雪も降らず、霜も降りない。
暖冬は私達には幸いだけど、
自然には打撃が大きい。
寒さでおいしくなる食べ物もあるだろうし、
野菜も大きくなり過ぎて味が薄くなる。

春、夏、秋、冬と四季があってこそ日本の良さがある。
寒いところの葱はおいしい。
ここに来て特にそう感じる。
雪の中から掘り出した白い葱は、
煮て食べると粘っこくとろりとして甘みがある。
柔らかくておいしい。
大根だってそうだろう。

先日、自家製の白菜を持ってきてくれた義兄が、
「霜に合うと甘みが増すよ」といっていた。
やっぱりこのあたりでも寒さが必要なのだと感じた。
我が家の大根は植えたのが遅かったせいもあるが、
葉っぱばかりでどんどん大きくなっている。
雨もよく降るから元気のいいこと。
最近、スーパーで根元が赤くしっかり張った
ほうれん草を見て懐かしくなった。
冬のほうれん草は畑でしっかりと横に広がって大きくなる。
こんな野菜を作っているところもあるのだと感心した。
種類が違うのかもしれないけど、
いつも店で買うものは縦に伸びたものばかり。
サラダ用というのもあるけど、
やっぱり根の赤いがっちりしたほうれん草がおいしい。