目指せ華麗な七十代!

旧mandalaflowerからタイトルを替えました。今から始まる七十代をより華麗に生きる覚悟です。

政治は誰のため?

2022-07-27 | 時事

岸防衛大臣が統一教会との関係性を認める発言をしたのをご存知か?

 

彼は亡くなった安倍晋三さんの実弟です。

その彼がよくわからないとか、知らなかったとか言えば

何と白々しい嘘をつくか、と一笑されてしまうのは目に見えています。

 

いっそ認めるしか方法はなかったのでしょうが、

その弁解とも開き直りとしか聞こえ無い発言の中で

私が気になったのは、

選挙ですから支援者をより多く集めるのは必要なこと、なので手伝ってもらう事に何の問題もない、

と言っていました。

 

選挙で支援者をより多く集めるためならばどんな支援でも構わないと言う意味が含まれているとしたら、とんでもない事です。

 

相手は宗教団体ですよ。

 

それより少し前やはり統一教会系の式典に参加していた自民党の二十一人の国会議員の中の一人、

 

何とかさんはこう言ってました。

 

政治家ですからどうしても自分の行いが選挙にプラスになるかマイナスになるのか

絶対に考えると思うんです。

 

びっくり仰天ですよ。

これは問題発言だと本人が気がついていない所が仰天のポイントですわ。

いつでも行いが自分の選挙のプラスになるかならないか、

政治家ってそんなことを考えているのですかね。

有権者としては選挙にプラスかマイナスかって、

自分の身の上だけを考えているように聞こえまっせ。

プラスになるのなら、政教分離の法律に反して宗教団体と繋がりのある会合に

出席しても構わないと言うわけ?

それで心にも無いお世辞を言葉にして祝辞を述べるわけですね。

大盤振る舞いの笑顔と共に。

 

 

だから政治家は汚いと言われるのですよ。

 

なぜそこで自分の選挙にプラスになるかを考えるのか、

なぜそこで国民のプラスになるかを考えないのか。

 

冒頭の岸さんにしても然り。

選挙なんだから一人でも支援者を集めることが必要って、

選挙なんだから本当に国民のためになる政策を訴えて票を集めることが必要、

そんなふうに考えないのですか、

手伝うけど後で見返りを求めてくるような人に支援してもらって

それでも勝てばいいんですか?

おかげで勝たせてもらいましたよって、宗教団体にお礼をしていたのですか?

 

政治家が政治家としての認識を間違えていることが問題です。

 

民主主義がただ一つの国のあり方だと訴える割には

その一番陥りやすい欠陥に乗じて数さえ取れば何でもできると

そんな考えしか持たない政治家ばかりなのはどう言うわけでしょう。

 

政治家は選挙に勝つ事、自分たちの要望を通すこと、

利権を守る事などなど、自分のプラスになることばかり考えているように見えていたので、

先の方々の発言を聞いて

やっぱりそうだったのねと、憤慨しています。

 

自民党を始め多くの政治家諸君に失望。

一体

誰のための政治なのか?

 

 

 

 


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