目指せ華麗な七十代!

旧mandalaflowerからタイトルを替えました。今から始まる七十代をより華麗に生きる覚悟です。

アケビは綺麗な緑色⭐️似ているけど同じじゃない

2017-05-17 | 趣味
昨日はアケビの染め液を作って絹を染めて見ました。

緑色が綺麗です。

こんな緑になるんだね。

フキの染め液は

直接ミョウバンを溶かし込んで見ました。

ネットで調べているといろんなやり方で草木染めをしていることがわかります。



ある動画では染め液に媒染用のミョウバンを直接混ぜて染めてました。

私は別の鍋にそれぞれ液を作って交互に浸すやり方です。

でも混ぜたって構わないのかな。


フキの葉っぱで作った染め液が少量だったのでミョウバンを混ぜて少しお湯を増やしました。

そしたら染め液は白っぽくなり、

布は黄色っぽくなりましたわ。

いい色が出てます。

でも別立てにしたら別の変化が起きていたかもしれませんね。


しかし、結局葉っぱはどれも同じような色になるようです。

が、同じではないところがすごいのです。

まるで人間の持っている個性みたいに違います。

今の時期の新緑の出す色と秋の成熟して枯れる直前の葉っぱの出す色は

違うという人もいます。

若者が大人になりシニアになると

葉っぱに含まれる成分が色々と変わってくるのです。

それもまた人間のようでとても深い世界じゃ在りませんか。


灰も

葉っぱも

熱量も

その時々で違います。

瞬間瞬間の出会いによって生まれる色は植物の違いだけでなく

その一点一点全てが違うと言ってもいいでしょう。

また、だからこそ

全てが違う世界の中に

いつも同じ色を出し続けることは

相当な技術と努力が要されるのでしょうね。

それはもう職人の世界です。


私は持ち前の努力嫌いも手伝って、自然体の一期一会を好みます。

全部成り行きに任せる計画ですわ。

同じ色を出そうなんて私には無理。

行き当たりばったりの偶然から出た色を愛でましょう。

絹好きですし、やっぱり絹に染めた色は綺麗です。

木綿は染まらない。

今実験で一枚の木綿を灰汁の中に漬け込んでいます。

丸一日漬け込んだのでかなり灰色になっているその木綿を

染め液の中につけたらどうなるか?

その実験ですわ。


今回の絹は以前購入した白の反物です。

これまでの絹より少し厚め。

白さも違います。

前の生地はわずかに緑がかっていました。

元の色が違うと同じ条件のもとでも違う色目が出るのでしょうね。

似ているけど同じじゃないまるであなたと私みたい。

現在、その白生地をアケビの染め液に八回目の浸け込み中。

今までの色はほとんどが三、四回の染めで終えています。

アケビの染め液の量が案外多いので今回は十回くらい繰り返そうかな。

あと木綿の布も入れているけど今の所ほとんど色はつきません。

結局木綿は煮詰めて煮詰めて茶色っぽくなって終わりかもね。

まるでお風呂用のハーブの煮出し袋のようにね。




お天気が悪いので色が綺麗に出せません。

手前がアケビ向こうの黄色がフキの葉っぱが出した色。

もっと深い色を出すことができるのか?

今回は三十分から一時間の染め液浸水を十回繰り返します。

少しは濃い色が出せればいいな


染め液の中から取り出す時はとてもいい色がついてます。

それを水洗いすると、

あーあやっぱりまだまだ、だわ

と、この繰り返しです。

深い色を求めるには根気が必要。

せっかちの私がまたどうして染め物なんかと思いますが、

染め物を通して根気を学ばせようという誰かの魂胆なのかもしれませんね。







































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