寺さんの【伝えたい話・残したい話】

新聞記事、出来事などから伝えたい話、残したい話を綴っていきます。
(過去掲載分は「付録」の「話・話」を開いて下さい)

(第3598話) 思いやり運転

2023年12月15日 | 教訓

 “「名古屋走り」をはじめとする地域特有のマナーの悪い運転が、以前テレビで紹介されていました。一時停止しなかったり、ウインカーを出さずに曲がったり、青信号になった瞬間対向の直進車より先に右折したり・・・。
 テレビを見ながら40年近く前、免許証取得のため通っていた自動車学校の教官の教えを思い返しました。「ここで習った運転技術は道路に出たら2割程度しか役に立たないでしょう。残りは相手への思いやり運転をすることで何とか事故を防げます。法令順守は当たり前で、自分だけでもすべきだと心がけて運転してください」
 運転する際、私はあのときの教官の教えをかみしめています。この先も思いやり運転を励行します。”(11月24日付け中日新聞)

 愛知県豊橋市の主婦・水川さん(72)の投稿文です。書かれている悪い運転、時折見かけることである。名古屋走り、初めてこの地方に来た人には恐くて走れない、と言う言葉を聞いたこともある。車の運転である。命に関わらない他のことならまだしも、少し間違えば死ぬこともある。気をつけていても事故は起こる。それを違反してまで行うことかと思う。そして、そんな急いでもそれ程変わらないのである。次の信号機ですぐ前にいる、何てことは度々見ることである。数分早く行こうと思うと、かなりの危険を冒して行かなければできない。そして、数分早く行って、その数分をどう使うのであろうか。余程の緊急事以外、それ程有効に使うことはないのである。
 運転には慣れ、習慣がある。悪い習慣は直しておくべきである。そしてスピードを極力控える。事故を起こしたときにも軽く済む。ボクは高齢者である。でも車はなかなか手放せない。1年でも長く乗るためには、安全運転に心がけねばならない。


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