寺さんの【伝えたい話・残したい話】

新聞記事、出来事などから伝えたい話、残したい話を綴っていきます。
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(第3297話) なごやめし

2022年04月01日 | 知識

 “県や名古屋観光コンベンションビューローなどでつくる「なごやめし普及促進協議会」は四日、一月末から実施していた「一億人のなごやめし総選挙2022」の結果を発表した。一位はひつまぶし、二位はみそカツ、三位は手羽先、四位はみそ煮込みうどんだった。上位四品目は、二〇一五年に実施した人気投票でも、順位の変動はあるものの、同じ顔触れだった。しかし一五年に十一位以下だった小倉トーストとモーニング、名古屋コーチン、工ビフライが、今回はトップ10に入った。一方、一五年に六位だったあんかけスパは十四位、八位のどて煮は十三位、九位の鉄板スパは十一位、十位の台湾ラーメンは十六位という結果になった。
 投票は一月三十一日~三月一日、協議会のホームページで実施。二十八品目の中から、お薦めしたいものや食べてみたいものを一日一回、最大で八品目選ぶ方式を採った。延べ十五万五千四百四十一人が投票し、総得票数は六十二万九千四百六十票だった。選択肢にないとして自由記入欄に書かれたものでは、しょうゆたこ焼き、たませんが一定の票数を集めた。協議会は今回の結果を踏まえて誘客に取り組むとともに、各飲食店にも参考にしてほしいとしている。”(3月5日付け中日新聞)

 記事からです。さくらさんが、今年3月号の川柳連れ連れ草第243号に「懐かしのなごやめし」と題して、ひつまぶし、モーニング、あんかけスパ、味噌煮込み、味噌カツを句にされている。この記事に全く通じるものである。さくらさんは結婚する前に名古屋に住まわれていた。今や別のところに移られて、懐かしくなられたのであろう。今も他ではなかなか食べられないのだろう。またそれだけ特色のある食べ物なのだ。
 こういう協議会があることは知らなかった。なごやめしを全国に広め、名古屋に来てもらおうという協議会であろうか。そうならば大いに頑張って欲しい。そして、延べ15.5万人が投票されたという。多いのか少ないのか、よく分からぬが継続が大切であろう。そして、なごやめしの店を全国に広めるのではなく、名古屋に行かないと食べられない、として欲しい。全国どこへ行っても食べられるでは、画一的で面白くないし、もうなごやめしとは言えないであろう。


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