この展覧会で絶対やりたいと思っていたことのひとつにワークショップがあります。
私自身、色々な展覧会でワークショップに参加することが大好きだし、
どんぐり工房を体験してもらう絶好のチャンスだったからです。
いくつかあがった候補の中から決定したのが「めだまじゃくし」
昨年9月にどんぐり工房で大いに盛り上がった企画、
出来上がった表情はユニークだし、感触はいいし、大人も子供も楽しめるものとしてどんぐり工房イチオシの企画です
ところが、見本を作っていると何か変
風船の目玉の部分をはさみで切り取り、もうひとつの風船をその風船の中に入れて水と空気を入れるのですが、どういうわけか切り口から目玉だけでなく身体も飛び出てしまう
いくつ作っても失敗ばかり
どうやら、前回作ったのは夏。今回は寒い冬で風船のゴムの硬化が原因のような気がします。
結局、身体が飛び出さないようにあまり空気を入れないようにするしかなかったのですが
それでも押すと目玉が飛び出る楽しさは変わらないし、たくさんの子(大人も)に作って楽しんでもらえました。
こういう「想定外だぁ」という体験は20年の間には数えきれないくらいありました。
慌てない術もだんだん身についてきました
今回、どんぐり工房の高学年のこどもたちが大活躍でした。
丁寧に小さな子に説明したり手を貸したり
あれ
私よりずっと教えるのうまい
そんな「高学年の子たちを見て、是非ずっと続けさせたいと思った」
というメールを幼稚園クラスのお母様からいただきました。
色々な場面で感動した「20周年展」の一コマです。