おひなさまの貼り絵
２月２週目は不織布で「おひなさまの貼り絵」を製作しました。
赤い不織布に着色した不織布を切ってアイロンで貼り付けます。
基本形はお雛様とお内裏様、ふたつのぼんぼりと「うんげん」です。
よく緋毛氈の端っこについているシマシマ模様を「うんげん」というそうですが、その「うんげん千代紙」を細く切って両面テープをつけたものを用意しました。
お雛様とお内裏様は型紙を用意しました。接着芯をふたつ折りにして型紙をあて、鉛筆でなぞり切ります。
ぼんぼりの形を印刷した黒い紙シールもふたつ折りにして切ります。
あとは自由に色接着芯を切って並べます。
シール状の「ぼんぼり」と「うんげん」だけ先に接着しておき、あとは一気にアイロンをかけます。
初アイロンの子もいて、ちょっと緊張感ある新鮮な空気でした。
カレンダー製作①「レタリング」
どんぐり工房小学生クラスは毎年平面作品を１年分ファイルしておき、年度末に次年度のカレンダーの絵として使用します。
２月１週目は、そのカレンダーの「月」に使う数字のデザインをしました。
１０cm角の白い紙と４種類の太さの黒ペンを用意しました。
実際には縮小して１/１０くらいの大きさになります。
数字は大きく太くハッキリと、絵や模様は数字の引き立て役であることを見本を見せながら説明しました。
毎年やっているこの企画、回数を重ねている子は印刷された時のイメージもできているようです。
小さいけれど１２枚描くのは結構大変なことです。
１枚目にエネルギーを費やし過ぎると１２枚続かないことは何年もやって学習しているけれども、どうしても描きたい絵があると言って半分宿題として持ち帰る子もいます。
毎年、自然に「カレンダーマーチ」を誰かが口ずさみます。
今年の工作コーナーでは「こま」を作りました。
１歳児でも自分で回せる「簡単ごま」
と
上級編、遠心力で閉じている花びらが開く「花ひらくこま」
を用意しました。
どんぐり工房のこどもたちとOBが小さい子のお世話役としてよく働いてくれました。
とても優しく丁寧に。
彼らのいつもと違う一面を見られて私もとても嬉しく思ったし頼もしく思いました。
来年からも頼りにしてますよ。
たくさんのご参加ありがとうございました。
２月６日（土）普段どんぐり工房が活動している林間のぞみ幼稚園で「生活展」がありました。
幼稚園での生活の中で製作された作品が展示してあり、こどもたちの声が聞こえてきそうな楽しい作品ばかり。
特に毎年年長組全員が力を合わせて作るホールいっぱいに繰り広がる世界は、見ごたえ遊びごたえのある大作です。
今年の年長組のテーマは「ひがしりんかんのまち」で、実際に乗れてさらに動く電車あり、パスモで通る改札あり、開閉する踏切あり、スリル満点の滑り台あり、数万円もするジュースを売る自動販売機あり、パン屋さんやお花屋さんや本屋さんも並んでいました。
子供たちが作っている時のワクワク顔が浮かびます。
そんな「生活展」の一角に「どんぐり工房の展示コーナー」があります。
今年は夏休みに制作した「ドールハウス～おみせやさん」やアドベントカレンダーに使った「クリスマスハウス」など、大作が多くて持ってきてもらうのも大変だったのですが、たくさん作品が揃い見ごたえのある展示ができました。
アドベントカレンダー「クリスマスハウス」と「サンタクロース」
「ガチャポン体験コーナー」
「シルクスクリーン」「お菓子のおうちのスライドショー」
フェルトで作った「ティッシュカバー」
夏休み工作「ドールハウス～おみせやさん」と「プラ板の貼り絵」
「ドールハウス～おみせやさん」「メリーゴーランド」「おばけやしき」「こいのぼり」「ハロウィンカード」
「アボリジニ風アート」
「自画像」（１，２年生はダンボール版画、３年生以上は木版画）
竹ペンと淡彩画「とうもろこし」
「ミラクル墨絵」
「画印」
会員の皆様、大きな作品の提出、又、展示のお手伝いありがとうございました。
生活展当日どんぐり工房の部屋に来てくださった皆様、ありがとうございました。
